2021年の日本の体外受精児は過去最多の約7万人に。11.6人に1人が体外受精で生まれている…

 

(参考報道)2023年上半期の日本の出生数が過去最少に
BDW 2023年8月29日


2021年の体外受精児、過去最多の約7万人 治療のピークは39歳

朝日新聞 DIGITAL 2022/08/30

2021年に体外受精で生まれた子どもは過去最多の6万9797人で、前年から9416人増えたことが日本産科婦人科学会のまとめでわかった。学会が29日、公表した。

20年は、1986年に学会への報告制度が始まって以降、初めて前年を下回った。新型コロナウイルスの流行で受診が減ったことなどが指摘されていた。

国内全体の出生数が減るなか、体外受精の治療件数は16年から約45万件でほぼ横ばいとなっていたが、21年は49万8140件に増えた。年齢別では、39歳が3万9631件と最多で、40歳、41歳と続いた。

厚生労働省の統計では21年の総出生数は81万1622人で、11・6人に1人が体外受精で生まれたことになる。20年は13・9人に1人で、体外受精で生まれた子どもの割合は増えている。

不妊治療は22年から公的医療保険の適用が始まっている。