モデルナ製ワクチンの容器内の異物はステンレス(入るか普通?)

 

モデルナ製ワクチン 容器内の異物はステンレス 厚労省

毎日新聞 2021/09/01

厚生労働省は1日夜、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの未使用の容器内で見つかった異物について、製造機器の破片のステンレスだったと発表した。国内の流通を担う武田薬品工業が調べていた。機器の摩耗で混入したとみられる。仮に筋肉内に入ったとしても、医療上のリスクが増大する可能性は低いとしている。

混入していたロット番号「3004667」(出荷量約57万回分)と、製造時期が近接する「3004734」(同約52万回分)、「3004956」(同約54万回分)の計3ロット計約163万回分については使用を中止していたが、2日から回収を始める。

武田薬品工業も1日、分析結果を公表するとともに、全ての製造ラインでの目視確認の徹底や業務手順書の改善などの再発防止策も発表した。

アメリカで肥料価格が高騰。過去10年来最高値に

 

アメリカの肥料価格が過去10年で最も高騰しており、農業生産者たちは供給に苦労している

Fertilizer Prices Hit Near Decade High As Farmers Struggle For Supply
zerohedge.com 2021/08/30

北米の肥料価格は、商品価格の高騰により農業生産者たちが作物生産を拡大し、食料生産に不可欠な栄養素の需要を押し上げているため、10年来近くの高値に近づいている。

肥料業界は、需要が増加している間、供給側の制約を経験している。

オランダの銀行ラボバンクの最新の商品注記は、中央銀行による紙幣の印刷、世界的な気象関連の問題、およびサプライチェーンの問題により、農業生産者たちが作物の収穫量を増やすために作付けを拡大し、より多くの肥料を畑に分配していると説明した。

ラボバンクは、価格が上がると肥料の購入が抑制されると警告している。

アナリストのマテウス・アルメイダ氏は、「貿易と地政学の激怒と一致して、肥料価格は、相対的価値が需要の破壊を生み出す均衡に近づくだろう」と述べた。

ブルームバーグ は、「運賃の上昇、関税の引き上げ、エネルギーコストの上昇、窒素、カリ、リン酸塩の供給制約」など、肥料のコストを押し上げるいくつかの要因を挙げている。

肥料価格が 9年ぶりの高値を維持する期間は不明だが、農業コストの上昇は食料価格に上向きの圧力をかけるだろう。

巧妙にワクチンを避け続ける北朝鮮。コロナワクチン約300万回分を他国に移譲

 

北朝鮮 コロナワクチン297万回分を他国に譲る意向=ユニセフ

朝鮮日報 2021/09/01

国連児童基金(ユニセフ)の報道官は北朝鮮への新型コロナウイルスワクチンの支援状況に関し、北朝鮮がワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」から割り当てられたワクチンを他国に譲る意向を示したと明らかにした。米政府系放送ボイス・オブ・アメリカが1日、報じた。

ユニセフによると、北朝鮮保健省は北朝鮮に配分されたワクチン297万回分を新型コロナの深刻な影響を受けている国に再配分しても構わないとの意向を伝えてきたという。このワクチンは中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製と推定される。

世界保健機関(WHO)などは先月、COVAXが北朝鮮にシノバック製ワクチン約297万回分を割り当て、北朝鮮からの回答を待っていると発表したが、他国に譲るというのが北朝鮮の答えとみられる。

COVAXは3月、北朝鮮に英アストラゼネカ製ワクチン190万2000回分を配分したが、準備手続きなどの不備でまだ北朝鮮に供給されていない。

ただ、北朝鮮はワクチンを必要としていないわけではないようだ。ユニセフの報道官によると、北朝鮮保健省は数カ月以内にコロナワクチンを受け取れるようCOVAXと協議を続ける姿勢をみせたという。

韓国情報機関・国家情報院(国情院)のシンクタンク、国家安保戦略研究院は7月の記者会見で、北朝鮮はアストラゼネカ製品以外のワクチンの支援が可能かどうかをCOVAX側に打診し、中国製ワクチンに対しては不信感から導入をためらっているとの見解を示していた。

インドでコロナ回復者たちの間に異常な病気が流行。子どもたち多数が死亡と報道

「謎の高熱感染症」がインドで1週間以内に40人の子供を含む68人を殺す

Mystery Fever’ Kills 68 People Within a Week in India
sputniknews.com 2021/08/30

黒菌、白菌、黄色菌など、インドでは、顎の骨、目、その他の喪失につながる恐ろしい合併症を伴うあらゆる種類の奇妙な病気が見られる。これらの真菌感染症は、COVID-19から最近回復した人々で主に観察されている。

1週間で40人の子供を含む70人近くが死亡した「謎の熱」は、インドのウッタルプラデーシュ州を恐怖に陥れた。

亡くなった人たちのほとんどは、高熱、脱水症、血小板数の突然の減少を報告し、他の人たちはデング熱の症状を示した。

アグラ、マトゥラ、メインプリ、エタ、カスガンジの各地区から多くの症例が報告されているが、フィロザバード地区はウッタルプラデーシュ州で最も影響を受けている地区と言われている。

立法議会の議員であるマニッシュ・アシヤ氏は、「地区の状況は憂慮すべきものである」と述べ、「浸水、衛生状態の欠如、衛生状態が病気の蔓延の背後にある理由である」 と付け加えた。

インドのタイムズ紙は、135人中 72人の子供たちがフィロザバード医科大学で、命の危機に瀕しており、その50%以上がデング熱の症状を示していると報告した。

COVIDについての検査もされているが、これまでのところ、ウイルス感染の症例はどれもCOVIDと関連付けることができていない。

「医師と救急医療員たちは警戒している。熱の激しさを特に心配している。子供たちが回復するのに2週間かかっている」とフィロザバード医科大学の主任医務監督官は嘆いた。

韓国で12 – 17歳の児童・生徒たちに対してもコロナワクチンを接種

韓国で12-17歳の新型コロナ感染者急増

朝鮮日報 2021/09/01

8月3100人…累積感染者数は1万1601人に達する

韓国国内では最近、12-17歳の年齢層で新型コロナウイルス感染者が大幅に増えていることが分かった。

政府は9-12月期から12-17歳の児童・生徒たちに対しても新型コロナワクチンを接種する方針を明らかにした。

防疫当局が先月31日に明らかにしたところによると、新型コロナウイルス感染症発生以降、国内の12-17歳の累積感染者数は1万1601人に達し、このうち3人が重症で状態が悪化したことが分かった。

月別感染者数を見ると、新型コロナ流行初期の昨年2月は30人程度だったが、流行第3波がピークだった昨年12月に971人に増えた。そして、第4波開始と相まって7月に2211人に急増、8月には3100人に達した。流行の規模に応じて12-17歳の感染者も急増しているということだ。

一部の保護者たちの間で子どものワクチン接種の安全性に対し懸念の声が出ると、防疫当局は「米国・カナダ・日本・シンガポールなど海外における12歳以上の接種事例と研究を通じ、安全性と有効性が検証された」と述べた。

新型コロナ予防接種対応推進団のキム・ギナム接種企画班長は「米国で実際に接種した事例を分析すると一般的な副反応がほとんどで、死亡事例の中に心筋炎やワクチンとの因果関係が示唆される事例はなかった」と語った。

韓国で数多くの女性たちがワクチン接種済みの不正出血と月経異常を訴えている

 

「シーツがぬれるほど不正出血」…韓国でワクチン接種済みの一部女性たちが月経異常訴え

朝鮮日報 2021/09/01

韓国で新型コロナワクチンを接種した女性の一部が月経不順や不正出血などの異常反応を訴えていることが分かった。疾病管理庁は月経異常の反応について特に知らせておらず、女性たちの間で不安が高まっている。

青瓦台国民請願ホームページには31日、「女性不正出血を新型コロナワクチン副反応として申告できるようにしてください」というタイトルの請願文が投稿された。

請願人は「複数の女性たちにワクチン接種後、月経周期でないのに不正出血が発生する事例が頻繁に発生している」「しかし、ワクチンの副反応としての申告すら受け付けてくれないというもどかしい現実がある」と訴えた。

そして、「女性にとって不正出血は最も恐ろしいことなのに、病院に行くと避妊薬を処方したり、タイレノール(解熱鎮痛剤・生理痛薬)を服用するように言ったりするだけだ」「事例研究のためにもワクチン接種後に異常症状として申告だけでもできるようにしてほしい」と請願した。

新型コロナワクチン接種後、月経不順を訴える事例は実際に多い。

会社員のユンさん(31)は先月中旬、残余ワクチン(予約キャンセルなどで余ったワクチン)でファイザー1回目の接種をした後、月経不順になったという。ユンさんは「周期は正確な方なのに、ちょうどワクチンを接種した後から来るべき時期に生理が来なかった」「『ひょっとしたら』と思って検索してみたら、月経不順を訴える人が多く、ワクチンの副反応のようだと思った」と話す。

会社員のイさん(30)は先月、残余ワクチンでファイザーを接種した後、経血量が目に見えて増えているという。イさんは「いつもより量がものすごく増えてつらかった」「生理が終わっても不安で、ずっと生理用ナプキンを持ち歩いていた」と言った。

インターネット上にも関連経験談が相次いでいる。先月ファイザーの1回目接種を受けたと話すあるネットユーザーは、生理が終わる日にワクチンを接種したが、不正出血があったという。このネットユーザーは「翌日、目が覚めたらシーツがぬれるほど出血があった」「産婦人科に行ったら不正出血で、『ワクチンを打った人がよく来る』と言われた。なぜこのようなことは教えてくれないのかと腹が立った」と語った。

先月18日にファイザー1回目接種を受けた別のネットユーザーは、月経周期が早まったと主張している。

このネットユーザーは「(接種当日に)月経周期よりも5日早く生理が始まった」「(接種2日目には)経血量がいつもよりも多くなり、生理痛もいつもよりも強かった」と言った。このほかにも「アストラゼネカ製ワクチンを接種した後、50日以上生理がなかった」「70代の女性がワクチン接種後不正出血した」などの証言もある。

月経異常反応を経験した女性は共通して、「こうしたことに対する事前告知を受けられず不安を感じた」と訴えている。特に、妊娠に備えている女性の間ではワクチン接種後に妊娠計画に支障が出ることを懸念し、「ワクチン接種を迷っている」という声も出ている。こうした中、疾病管理庁は予防接種後の異常反応による、・接種部位の痛み、腫れ ・発熱、吐き気、筋肉痛 ・倦怠感 ・頭痛など などについては知らせているが、月経不順や不正出血に付いては別途知らせていない。

韓国でこうした声が出るよりも前に、海外でもワクチン接種初期から月経周期が変わったり、経血量が目に見えて増えたりするなどの異常反応があったという女性たちの証言が相次いでいた。このため、米イリノイ大学の研究チームではワクチン接種後に月経異常の症状があった女性約14万人の事例を集めて報告書を作成した。事例の中には、「数年間生理がなかったが、ワクチン接種後に出血があった」という女性もいた。

その後、米疾病対策センター(CDC)は女性の生理反応に関して独自調査に乗り出し、このほど女性の月経不順などを潜在的な副反応として確認した。ただし、現地の医師たちは「月経不順などの副反応は心配するほどではなく、ワクチンを接種しない理由にはならない」と説明している。