青森県で寄生虫「顎口虫症」の症状が続発

 

理由はナマのシラウオを食べたという…。

シラウオって、いわゆるシラスですよね。そんなの普通ナマで食べるし……。江の島とか名物が生シラスですし…… (参考記事「江ノ島の旬を味わおう!生しらす丼を堪能できるおすすめ店11選」)。何十年も普通にしてきたことなのに、どこまで免疫が弱っているのかという象徴的な話ではあります。


皮下を幼虫がはう「顎口虫症(がっこうちゅうしょう)」青森県で初確認 多くはシラウオ加熱せず食べる

ATV 2022/11/29

青森県は、寄生虫が皮膚の下に入り込み、傷みや腫れを引き起こす「顎口虫症(がっこうちゅうしょう)」が青森県内で初めて確認されたと発表しました。約130人に症状がみられ多くはシラウオを過熱せず食べていました。

青森県によりますと、顎口虫症の患者は、9月下旬から11月29日までに上十三保健所管内と八戸市内の医療機関で約130人確認されていて、その多くがシラウオを加熱せずに食べていたということです。

顎口虫は線虫の一種の寄生虫で、幼虫が寄生した淡水魚や動物の肉を過熱せずに食べた場合、幼虫が皮下組織に移動し皮膚にかゆみや腫れの症状が出るほか、まれに目や脳神経に移動して失明や麻痺などになるとされています。

治療は、一般的に虫を駆除する薬が用いられますが外科的に虫を摘出する場合もあるということです。青森県は、9月以降に淡水魚を食べて、皮膚にかゆみや傷みがある人は速やかに医療機関で受診するよう呼びかけています。

ロシアの多数の地域で「豚インフルエンザ」が発生

 


ロシアの 55の地域で豚インフルエンザが検出されたと報告された

RT 2022/11/29

В Роспотребнадзоре сообщили, что свиной грипп выявлен в 55 российских регионах

報道機関によると、豚インフルエンザがロシアの 55の地域で記録されており、ロシアで確認されたインフルエンザ ウイルスの変種の中で優勢であると報告されている。

「インフルエンザウイルスの調査結果の中で、A (H1N1)-2009 株、いわゆる豚インフルエンザがロシアの 55の地域ですでに確認されている」と報告書は述べている。

なお、コロナと季節性インフルエンザの発生率は前の週と比較して18.5%増加した。

以前、免疫学者で医学博士の Vyacheslav Zhemchugov は、 NSNとのインタビューで 、インフルエンザは現在コロナウイルスよりも多くのリスクをもたらしているが、両方に対してワクチン接種を受ける必要があるという意見を表明した。

北海道のコロナ死亡者数が過去最多

 


【北海道コロナ】死亡 “過去最多”の58人 新たな感染者9702人…札幌3544人、旭川667人など

北海道ニュース 2022/11/29

北海道内で11月29日、新型コロナウイルスの新たな感染者が9702人確認されました。

3日ぶりに9000人を上回りました。1万1394人だった前の週の同じ曜日に比べて1692人減っています。

死亡した人は、北海道発表分が23人(50~70代男女と非公表の計23人)、札幌市18人(70~100代男女)、旭川市12人(70~90歳以上男女と非公表)、函館市4人、小樽市1人(90代)の計58人です。

感染者の内訳は北海道発表分5061人、札幌市3544人、旭川市667人、函館市270人、小樽市160人です。

北海道全体の入院患者数は1292人と前日より31人増えています。宿泊療養施設入所者は357人で前日より19人減っています。

北海道全体の病床使用率は56.6%、札幌市は58.8%でした。

新たに確認されたクラスタ―は、北海道発表分で15件、札幌市で3件、旭川市で8件、函館市で5件、小樽市で3件の計34件です。

ウクライナ全土で緊急停電

 


ウクライナ全土で緊急停電が始まったとウクレネルゴ社が発表

RT 2022/11/28

«Укрэнерго»: по всей Украине начались аварийные отключения электроэнергии

ウクライナの電力企業ウクレネルゴ社によると、11月28日にウクライナ全土で緊急停電が始まったという。電力不足の急速な増加によるものであると彼らは説明した。

「電力不足の増加の理由は、いくつかの発電所でのユニットの緊急停止だった。同時に、気象条件の悪化による気温の低下と共に電力消費が増加し続けている」と 同社はテレグラムのメッセージで述べた。

報道機関によると、電力不足は 27%だという。

キエフのヴィタリー・クリチコ市長は、電力に問題が生じた場合に備えて、キエフの住民が国境地域に部分的に避難する可能性を排除していない。

ウクライナ最高議会のデビッド・アラカミア副議長は、 エネルギー施設が新たに閉鎖された場合に備えて、水と食料の供給を組織するよう国民に助言した。

米ネブラスカ州で鳥インフルエンザにより180万羽のニワトリが殺処分される

 

[参考記事] アメリカの鳥インフルエンザによる死亡と殺処分数が「史上最悪」の5050万羽に…
投地球の記録 2022年11月26日


鳥インフルエンザにより、ネブラスカ州で 180 万羽のニワトリが殺処分される

AP 2022/11/28

ネブラスカ州の農業当局は、農場で鳥インフルエンザが発見された後、さらに 180万羽のニワトリを殺処分しなければならないと述べた。

ネブラスカ州農務省は11月26日、ネブラスカ州オマハの北約 193 キロメートル)にあるネブラスカ州北東部のディクソン郡にある産卵農場で、州内で 13例目の鳥インフルエンザが発見されたと発表した。

今年鳥インフルエンザが発見された他の農場と同様に、ネブラスカ州の農場のすべてのニワトリは、病気の蔓延を制限するために殺処分される。米国農務省は、46の州で 5,230万羽以上の鳥(主に商業農場のニワトリや七面鳥)が、今年の流行の一環として屠殺されたと述べた。

アイオワ州では 1,550万羽の鳥が殺処分され、現在 13の農場で 680万羽の鳥が被害を受けている。

過去のほとんどの鳥インフルエンザの発生では、ウイルスは夏の間に大部分が死滅したが、今年は長引くものが見つかり、そして今年の秋に流行が復活し始め、9月には 600万羽以上の鳥が殺処分された。