「日記」カテゴリーアーカイブ

二十代によく聴いていた曲(2) ライバッハ – Life is Life

(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。

Laibach – Life is Life (1987年)

23、24歳の頃、私の友人に、いろいろなレコードを私のもとに持ってくる人がいました。まるで変なドラッグや、エッチな出版物を持ってくる感じで「こんなのあったよ」と嬉々として持ってくるんです。その中のひとつが、このライバッハでした。

まあ、衝撃を受けたこと受けたこと。「どこの気狂い?」と、その友人に訊くと、「ユーゴスラビア」とのこと。 Wikipedia 的には以下のようなものです。

> ライバッハは、1980年にユーゴスラビア(現スロベニア)の旧炭鉱町トルボヴリェで結成された実験音楽バンド。

その後、なんだかんだと、1990年代までのアルバムに関しては全部聴きました。




二十代によく聴いていた曲(1) SPK – Invocation

(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。

SPK – Invocation (1986年)

SPKというのは、Wikipedia 的には以下のようなユニットです。自分は全然知らなくて、知人から聴かされました。その後、ずっと聴いていましたね。

> SPK とは1978年にオーストラリア・シドニーで結成された音楽グループである。初期のノイズ・インダストリアル音楽に多大な影響を与えたグループである。シドニーの精神病院に勤務していた看護人のグレアム・レベルと、彼の患者であったニール・ヒルが1978年に結成した。

> 1980年代にはさまざまなインダストリアル・ノイズ系のアーティストが世界中で活躍したが、このSPKの登場はまさに「本物」である狂気を見せつけたという点で、今日でも「伝説」として語られるグループである。

この曲は、1986年のもので、すでにユニットの片割れが自死をしてしまった後のもので、最初の頃の音楽の衝動とは違うものですが、最初の頃のはいろいろとキツすぎまして、自分の好きだった SPK 後期のこの曲を。

聴いたのは、23か 24歳頃でしたかね。パニック障害になった頃で、こんな曲を聴いて、さらに苦しむという(笑)。




「ダムナティオ・メモリアエ」という言葉を初めて知りました

ロシア RT のインタビュー記事を読んでいましたら、

> 現在の検索プラットフォームは、「事実上、現代のダムナティオ・メモリアエを課している」

とありまして、何のことだろう? と調べて知りました。私のブログもずいぶんと、ダムナティオ・メモリアエを受けました。

以下のようなものです。


ダムナティオ・メモリアエ

ダムナティオ・メモリアエ(Damnatio Memoriae)とは、古代ローマで反逆者とされた人物に対して行われた、その人物の記録の破壊処置のこと。

元老院はその支配体制へ反逆した人物に対して記録の破壊を行い、その対象は古代ローマ人全般に及び、少なくとも2名の皇帝がダムナティオ・メモリアエを受けた。日本語訳は「記憶の破壊」、「名声の破壊」など。

概要

ダムナティオ・メモリアエを受けた人物は、その一切の存在がなかったとして、自らが遺したあらゆる痕跡を抹消された。社会的な体面や名誉を重んじた古代ローマ人にとって、ダムナティオ・メモリアエは最も厳しい措置と見なされた。

以下にある硬貨には、元々はティベリウス帝時代にプラエフェクトゥス・プラエトリオを務めたルキウス・アエリウス・セイヤヌスの名前が刻まれていたが、ティベリウスへの謀反が発覚しセイヤヌスが処刑された後に、硬貨から「セイヤヌス」の名前が削られた。

古代ローマで、ダムナティオ・メモリアエは元老院議員や皇帝を死後に批判する根拠であった。ただし、元老院がダムナティオ・メモリアエを課した場合でも、後の時代の皇帝によって、名前や彫像が再び制作されることもあった。

カリグラ(カリギュラ)の死後、カリグラに対して元老院はダムナティオ・メモリアエを下そうとしたが、後継皇帝のクラウディウスはカリグラに対するダムナティオ・メモリアエを防いだ。

68年に自殺したネロは元老院によってダムナティオ・メモリアエを課されたが、69年に皇帝となったアウルス・ウィテッリウスはネロの立派な葬儀を行った。ネロを含む幾人かの皇帝の像は死後に破壊されたが、後に作り直された。

公式にダムナティオ・メモリアエを受けたことがわかっているのは、ドミティアヌスとプブリウス・セプティミウス・ゲタ(カラカラの共同皇帝)の2人である。




イーロン・マスク氏が米国国営メディアの閉鎖を要求

たとえば、コロナのロックダウンだとか緊急事態宣言だとかの強制措置の連続の中で、私たちは、「一応、どちらの主張も見ながら過ごした」わけです。基本的に検閲や削除はすごかったとはいえ、独立系メディアの報道などを見ながら、どちらの意見もそこそこ見られた。

今度は「左派系の主張を削除せよ」という意見です。どっちがいい悪いではなく、どちらかの主張を完全につぶそうとする動きです。言っているのは X のトップです。

どう思われます?

危惧していることはこういう流れでした。情報が一方通行になるという危惧です。

私は左派でも右派でもないです。自由がほしい。





マスク氏、米国国営メディアの閉鎖を要求

RT 2025/02/09

政府効率化省(DOGE)のトップを務めるハイテク界の大富豪イーロン・マスク氏は 2月9日、米国の国営メディアであるラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティ(RFE/RL)とボイス・オブ・アメリカ(VOA)の閉鎖を求めた。マスク氏は、これらのメディアは納税者のお金を浪費しており、もはや意味がないと述べた。

ラジオ・リバティ(RL)は、1953年3月1日にソ連の視聴者をターゲットに放送を開始した。1976年に両組織は合併し、運営を統合してRFE/RLとなった。

VOA は 1940年代にナチスのプロパガンダに対抗するために設立され、1947年にソ連に焦点を移した。現在も議会から資金提供を受けており、その運営は米国政府によって直接管理されている。VOA と RFE/RL の両方を監督する米国グローバル メディア局は、米国の連邦機関だ。

マスク氏は、サンデー・オン・Xでメディアを批判したドナルド・トランプ米大統領の特使リチャード・グレネル氏のコメントに反応した。

「ラジオ・フリー・ヨーロッパとボイス・オブ・アメリカは、アメリカの納税者が資金を提供しているメディアです。国営メディアです。これらのメディアは極左活動家が多数います。私は何十年もこれらの記者と仕事をしてきました。これは過去の遺物です。政府から資金提供を受けているメディアは必要ないのです」とグレネル氏は述べた。

マスク氏は X でこう返答した。

「そうだ、彼らを閉鎖しろ。ヨーロッパは今や自由だ。もう誰も彼らの言うことに耳を傾けない。年間 10億ドルの米国納税者の金を燃やしながら独り言を言っている過激な左翼の狂った連中だ」

近年、マスク氏とグレネル氏はともに、納税者の​​お金がメディア組織を支援するために使われるべきではないと主張し、政府によるメディア組織への資金提供に強く反対している。

マスク氏は、ポリティコ、AP通信、ニューヨーク・タイムズなどのメディア組織への連邦政府の支払いを批判し、納税者の​​お金の非効率的な使い方だとみなしている。

マスク氏のチームはこれらの支払いの取り消しに取り組んでいる。ホワイトハウス報道官のカロリン・リービット氏によると、政府はポリティコの購読料として 800万ドル(約 1億2000万円)以上を支払ったという。

ボイス・オブ・アメリカの 2024年の予算は 2億6,750万ドル、フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティは 1億4,220万ドルで運営されている。

米国グローバル メディア局は 2025年の総予算として 9億5,000万ドルを要求した。同局は、100か国以上で 64の言語を話し、毎週4億2,700万人の視聴者に放送していると主張している。




アメリカの政府効率化省(DOGE)のウェブサイトにアクセスしたら、ブロックされました

下には,「あなたが実行した操作により、セキュリティソリューションが起動しました」と書かれてありますが、特に特別な操作などはしていないのですが…。どんな条件でブロックされたんだろう。

2025年2月10日にアクセスした政府効率化省のウェブサイト

doge.gov




大腸は「右側と左側は異なる臓器」という大阪大学の研究

大腸の右と左では、遺伝子発現がまったく異なっていることがわかったのだそうです。

脳と大腸は作用として直接つながっていますが、右脳と左脳なんていう概念も思い出します。

大阪大学のニュースリリースはこちらです。





大腸は右側と左側で似て異なる臓器

大阪大学 2024/11/08

研究成果のポイント

・大腸内視鏡(カメラ)下小腸・大腸ステップ生検を健常者と大腸腫瘍患者に実施

・健常者の遺伝子発現解析において、右側大腸 vs. 左側大腸で遺伝子発現が全く異なることを発見

・大腸がん患者の「正常組織」と健常者の小腸・大腸組織の遺伝子発現が異なることを発見、大腸がん患者の大腸は既に「未病状態」である可能性が示唆された

・進行大腸がん患者では、「小腸(回腸末端):免疫の中枢器官」において遺伝子発現が変動しており、小腸を標的とした今後の免疫療法の開発に期待

概要

大阪大学大学院医学系研究科の谷内田真一 教授、 国立がん研究センター中央病院・内視鏡科の斎藤 豊 科長らの研究グループは、大腸内視鏡(カメラ)下小腸・大腸ステップ生検を行い、右側大腸と左側大腸について異なる臓器ともいえるような遺伝子発現の違いがあることを発見しました。

また、大腸がん患者さんの大腸の「正常組織」は、健常者(大腸カメラで病気を認めない人)と異なる遺伝子発現を示し、既に大腸がん発生の素地となる状態であることがわかりました。

特に、進行大腸がんを有する患者さんにおいては、正常の大腸粘膜に加えて大腸がんとは離れた小腸(回腸末端)においても遺伝子の変動が観察されました。

回腸末端は腸管免疫の中枢であることから、小腸免疫システムが大腸がんの進展に関連していることが明らかとなりました。

今後、小腸の免疫システムを利用した新たな腫瘍免疫治療の開発が期待されます。

本研究成果は、米国科学誌「Molecular Cancer」に、11月8日に公開されました。