ブラジル、ボリビアなどで、蚊が媒介する「オロポーチ熱」とかいう感染症が発生中

聞いたことのない感染症ですが、米 CDC によると、以下のようなものらしいです。

> オロポーチ熱は、オロポーチウイルスによって引き起こされる病気です。感染したユスリカ(小さなハエ)や蚊に刺されることで広がります。

> オロポーチ熱の症状はデング熱に似ており、頭痛、発熱、筋肉痛、関節の硬直、吐き気、嘔吐、悪寒、光過敏などが含まれます。重度の場合は髄膜炎を引き起こす可能性があります。 CDC

ブラジルでは、やはり蚊が媒介するデング熱の流行が過去最悪となっていますが、昨年、遺伝子編集した蚊が大量に放出された後の話ですので、いろいろと気にはなります。

(参考記事)「デング熱撲滅」のために遺伝子編集した蚊を大量に放出したブラジルを中心に、南米でのデング熱感染の拡大が過去最悪の状況に
地球の記録 2024年5月2日





南米のオロポーチ熱

CDC 2024/04/24

Oropouche Fever in South America

ブラジル、ボリビア、ペルーの一部でオロポーチ熱が発生しています(以下の地図を参照してください)。

オロポーチ熱は、感染したユスリカ(小さなハエ)や蚊に刺されることによって広がります。

この病気はあらゆる年齢の人に発生する可能性があり、デング熱と間違われることがよくあります。

影響を受けている地域への旅行者は、虫刺されを避けるための措置を講じる必要があります。

旅行者は、旅行中または旅行後に高熱、頭痛、筋肉痛、関節のこわばり、吐き気、嘔吐、悪寒、または光過敏症を発症した場合には、医師の診察を受ける必要があります。