大きな数字ですが、これでも「過小報告なのではないか」という見方はあります。
中国では疫病の影響で過去3年間で幼児の数が激減しており、昨年はその数が534万人減少した
ntdtv.com 2024/03/04
中国疫情三年幼儿数量大减 去年骤减534万人
中国共産党の最新公式データによると、2023年には中国で幼児教育を受けている子どもの数は 4,093万人となり、2022年から 534万5,000人大幅に減少した。
専門家たちは、中国の幼児の数は 3年連続で減少しており、これは新型コロナウイルスの流行と密接な関係があると分析している。
中国共産党国家統計局が 2月29日に発表した「2023年国家経済社会発展統計公報」によると、2023年に幼児教育を受けている子どもの数は 4,093万人となり、2022年から 4,627万5,000人から 534万5,000人減少した。
中国共産党当局が統計データを一貫して改ざんしていることを考えると、上記のデータの信頼性に疑問を抱く外部団体も多いが、しかし、そうだとしても、このデータは、依然として中国の子どもの人口が大幅に減少していることを示しており、それが幼稚園生の数の激減にも直接つながっている。
中国共産党の公式データによると、2021年に中国で幼児教育を受けている子どもの数は4,805万2,000人だった。2022年は、2021年より 177万7,000人減少した。
上記のデータから判断すると、中国で新型コロナウイルスが発生して以来、中国の幼児の数は 3年連続で減少しており、その減少幅はますます大きくなっている。
幼児数の減少に伴い、中国の幼稚園数も 2021年から 3年連続で減少する見通しだ。
中国共産党教育部が 2023年に発表した統計によると、2022年の全国の幼稚園数は 28万9,200カ所で、前年比 5,610カ所(1.90%)減少し、2008年以来初のマイナス成長となった。
特に 2023年からは中国各地で幼稚園が閉鎖されており、幼児人口の増加が加速する中、2024年には中国の幼稚園はさらに厳しい状況に直面すると予想されている。