太陽でMクラスのフレアが発生。日本周辺も短波の電波障害の直撃を受けた模様

 

赤い領域が短波電場に強い影響を受けたと見られるエリア

spaceweather.com


Mクラスの太陽フレア

spaceweather.com 2023/04/08

M-CLASS SOLAR FLARE

今日、M2.9クラスの太陽フレアが発生した。NASA のソーラーダイナミクス衛星は、4月8日 0146 UTに極端な紫外線フラッシュを記録した。

このフレアからの放射線が地球の大気の上部を電離させ、太平洋上で短波の電波障害を引き起こした。アマチュア無線の運用者や船員たちは、25MHz 未満の周波数での信号の損失やその他の異常な伝搬効果の影響を受けた可能性がある。

フレアの発生源は、出現中の太陽黒点 AR3272 だった。この活動領域には、より多くの M クラスの太陽フレアのエネルギーを蓄える不安定な「ベータ-ガンマ」磁場がある。

この太陽黒点は地球に向かって回っているため、今後の活動が注目される。