「ニュース」カテゴリーアーカイブ

この海水面温度の推移が正しいのなら、ちょっと世界は終わりかけているかも

 

1982年から2023年の北大西洋の海面水温の推移の比較

Jim Bianco

2018年の「地球内部から「次々と噴き出してくる熱」は何を意味しているのか」という In Deep の記事で、地球の内部から、 44兆ワットという、途方もない熱が発せられていることについて書いたことがあります。

ここで、私は以下のように書きましたけれど、現実的になっているのかもしれません。

> 地球が温暖化しようが寒冷化しようが、それとは関係なく「海水温度は地球内部の熱によりどんどん上昇していく」という可能性がかなり強くなっているのかもしれません。

地表の温暖化も寒冷化も関係ない話です。そして、海水温度は、地球の気候に決定的な影響を与え続けます。

沖縄で台風による停電率が全世帯の35%(約22万戸)に広がる

 

夏の長時間の停電はキツいですね。というか、沖縄はコロナの入院患者も多いと思うのですが、非常電源のありそうな大きな病院はともかく、個人の医院とかでは問題もありそうです。


本島各地や久米島、慶良間など計21万9千戸で停電 台風6号接近で影響広がる 沖縄(8月2日午前6時現在)

琉球新報 2023/08/02

沖縄電力の停電情報サイトによると台風6号の接近に伴って、2日午前6時現在、沖縄本島の各地や久米島などで計21万9350戸が停電している。

総戸数 63万3670戸のうち、停電率は34.6%。

本島内の停電は、うるま市で2万9990戸や那覇市で2万5350戸、名護市で1万2700戸など中南部や北部の全域に広がっている。

本島各地に加え、周辺離島の渡嘉敷村で360戸、座間味村で470戸、久米島町で1500戸、渡名喜村で190戸など停電が相次いでいる。

沖縄電力は「現在、雨風が強く屋外作業には危険な状況にあるため、遠隔操作による復旧作業を行っている。風雨がおさまり次第、ただちに本格的な屋外での復旧作業を開始する」と説明している。




フィッチが米国債の格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げ

 


フィッチ、米国債の格付けを引き下げ

CNN 2023/08/02

格付け会社フィッチ・レーティングスは1日、米国債の格付けを最上位の「AAA」から「AA+」に1段階引き下げた。

最近では米政府の債務上限問題で議員らが期限間際まで交渉を続ける一幕があった。

イエレン財務長官は1日、「フィッチ・レーティングスの決定に強く異論を唱える」との声明を発表。格付けの変更は「恣意的で以前のデータに基づくもの」との見解を示した。




ロシア・アフリカ首脳会議でプーチン大統領が「アフリカは間もなく世界的な権力の中心地になる」と発言

 


プーチン大統領「西側の覇権は衰退しつつある―アフリカは間もなく世界的な権力の中心地になる」

nyadagbladet.se 2023/07/28

Putin: Västerländsk hegemoni bleknar – Afrika snart ett globalt kraftcentrum

サンクトペテルブルクで開催されたロシア・アフリカ首脳会議中の 7月28日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、これまで支配的だった世界大国が徐々に影響力を失う中、アフリカは新たな世界大国の役割を果たそうとしていると発表した。プーチン大統領は、この傾向は世界的な政治経済ゲームにおいて不可逆的な事実であると指摘する。

プーチン大統領は、サンクトペテルブルクで開催されたロシア・アフリカ首脳会談で、アフリカの政治的・経済的力は増大しているが、これまで支配的だった世界大国は影響力を失いつつあると述べた。

「私たちの目の前で、アフリカ大陸は新たな権力の中心地となりつつあり、その政治的、経済的役割は飛躍的に増大しています」

大統領はサミット中の本会議で、誰もがこの客観的現実を考慮する必要があると述べた。

プーチン大統領は、「植民地主義の特定の表現は残念ながら根絶されておらず、特に経済、情報技術、人道分野で依然として旧帝国主義大国によって実践されている」ものの、各国の反対にもかかわらず、世界の出来事の独占を維持しようとする人々による、一方的覇権の時代は衰退しつつあると強調した。

大統領はまた、ロシアがアフリカ諸国との協力を拡大し続けることも約束し、これは自然な過程だと述べた。

同氏は、世界市場の困難な状況にもかかわらず、ロシアと大陸間の貿易は成長を続けており、その可能性を最大限に発揮するにはまだ遠いと指摘した。

プーチン大統領はさらに、ロシアは多くの重要な現代問題についてアフリカのいくつかの国と見解を共有していると指摘した。

彼は、すべての当事者が世界秩序のためのより公正な構造を構築し、国際法の維持に共同で努力することを望んでいると確信していると述べた。

プーチン大統領はまた、ロシアとアフリカは「真の主権、政治、経済、社会、文化、その他の分野における独自の発展の道への権利を守りたいという本質的な願望によって団結している」と指摘し、そのような独立への願望は確かに一致していると強調した。

「これは自己隔離を意味するのではなく、他の主権国家とのより強い関係のための条件を生み出すものです」




シベリアの永久凍土で休眠していた新種の線虫が4万年の眠りから覚醒。繁殖を繰り返し出す…

 

記事に、

> 動き出した線虫の一種は繁殖を繰り返し、数千匹に増えたということで…

とありますが、増えていいものなのかどうか。


4万年の眠りから覚醒 シベリア永久凍土の線虫 再び動き出す

NHK 2023/07/28

ロシアのシベリアにある永久凍土から掘り出された細長い生物、線虫の一種が、凍った状態からとけたところ再び動き出し、研究チームは休眠状態となる生物としては最長の、4万年以上の間、休眠した状態で生き延びたのではないかと分析しています。

この研究はロシアやドイツなどの研究チームが27日、アメリカのオンライン科学雑誌「プロス・ジェネティックス」に発表しました。

研究チームはシベリアの永久凍土から掘り出した細長い生物、線虫の一種を凍った状態からとかして観察したところ、再び動き出しました。

詳しく調べたところ、この生物はおよそ4万6000年もの間、「クリプトビオシス」と呼ばれる休眠状態だったとみられることがわかったということです。

低温や乾燥といった厳しい環境になると同じように長期間にわたり休眠する生物としてはクマムシなどが知られていますが、研究チームは、こうした生物の中で最も長い期間、生き延びたのではないかと分析しています。

研究チームによりますと、動き出した線虫の一種は繁殖を繰り返し、数千匹に増えたということで、DNAの解析から新種だということも判明しました。

研究チームは「こうした研究は生物がどのようにして厳しい環境に適応してきたかを解明するのに役立つ可能性がある」としています。