「ワクチンニュース」カテゴリーアーカイブ

2017年の日本の産婦人科医のHPVワクチン接種に関しての意識調査の論文より

 

2017年と前回調査(2014年)の比較

ncbi.nlm.nih.gov


日本のHPVワクチン接種:産婦人科医のワクチンに対する意識に関する3年間追跡調査の結果

ncbi.nlm.nih.gov 2017/10/06

HPV vaccination in Japan: results of a 3-year follow-up survey of obstetricians and gynecologists regarding their opinions toward the vaccine

論文の「HPVワクチンに対する前回調査と今回の調査のベースライン意見の比較」より

この最新の調査では、日本政府は HPV ワクチンの推奨を再開すべきだと思うかという質問に対して、回答者の 73.6%(187/254)が「はい」と回答した。

この割合は、以前の研究の 61.0%よりも有意に高かった。

10代の若者に HPV ワクチンを推奨する意向がある医師の割合も 65.2%から 70.1%に増加した。

興味深いことに、今回の調査では、政府の推奨は依然として停止されていたにもかかわらず、医師 31人中 5人(16.1%)が自分の 10代の娘にHPVワクチンを接種させていた。

前回の調査では自分の 10代の娘にHPVワクチンを接種した医師は 1人もいなかった




大阪市の医療従事者のコロナワクチン接種率の推移に思うさまざま

 

これは、65歳未満の医療従事者は、7回目は、ほとんど打っていないということを示したデータですけれど、しかし、むしろ、

「2回目までの接種率が 99.6%」

というのに驚きました。打たなかった医療従事者は、「 1000人に 4人」ということですかね。

大阪市の医療従事者の接種率(65歳未満)

@donkey1399

以下は、65歳以上ですが、この年齢層だと 6回目(人により5回目)まででも半数を超えています。

大阪市の医療従事者の接種率(65歳未満)

@donkey1399

99.6%…。 お医者様って…すごい。




人獣共通感染症の「Q熱」がオーストラリアで増加中

 

(Q熱の感染経路)

> 感染動物の尿、糞、乳汁、胎盤や羊水などに病原体が含まれているため、病原体を保有した動物に接触したり、それによって汚染されたほこりを吸いこむことにより感染します。未殺菌の乳製品・生肉の摂取による感染もあります。

東京都感染情報センター


Q熱の症例が増加中

warwicktoday.com.au 2024/01/20

Rising Q Fever cases

ダーリングダウンズとサウスウェストの保健当局は、家畜と野生動物の両方が媒介する可能性のある細菌感染症である Q熱に関連する潜在的なリスクについて重要な警告を発している。

2023年、この地域では Q熱の報告が 86件報告され、前年比 80%という驚くべき増加を示した。

この地域では農業が盛んであるため、保健当局は積極的な対策の重要性を強調し、Q熱に関連する懸念や症状がある場合は地元のかかりつけ医に連絡するよう住民に奨励している。

Q熱は、牛、羊、ヤギ、カンガルーなどの動物によく見られる細菌 Coxiella burnetii によって引き起こされる。細菌は塵や土壌を通じて環境中に存在することもある。

この感染症は通常、感染した動物の産液、糞便、肥料、または尿で汚染された飛沫や粉塵を吸入することによって伝染する。

症状は、無症状から発熱、頭痛、体重減少、吐き気、咳、悪寒、倦怠感、慢性疲労の発症の可能性まで、Q熱の症状は多様だ。

動物、動物製品、動物の排泄物にさらされた人は、Q熱にかかるリスクが高くなると専門家は述べる。

特に屠畜場や食肉労働者、農家、獣医師、動物狩猟者、野生動物関係者、犬や猫の飼育者などのリスクの高い産業に従事する人々に対して、ワクチン接種を強く推奨すると専門家は述べる。

特に妊婦は、低体重出生、死産、流産などの重大なリスクに直面する可能性がある

発熱やインフルエンザのような症状がある妊婦、または農場環境からの感染の可能性を心配している妊婦は、直ちに医師の診察を受ける必要がある。

Q熱の症状は通常、曝露後 2~ 3週間で現れるが、この期間は 4日から 6週間まで異なる場合がある。




コロナワクチンについてアメリカ食品医薬品局に提出した情報公開法 (FOIA)に対しての返信

 

FOIAを提出したのは、脂質ナノ粒子や RNAバイオテクノロジーのデザイナーであるクリスティ・ローラ・グレースさんです。最近よく投稿を取り上げさせていただいています。最近の記事は以下でしょうか。

[記事]医師や医療専門家には「起きている本質がわからないであろう」中で、多くの遺伝子がすでに不純な状態に。それは日本の滅亡まで「遺伝」されていく
In Deep 2024年1月7日

クリスティさんが請求したのは

「すべての汚染記録、つまり汚染名、名称、およびファイザーとモデルナの各解決策の記載等のリクエスト」

だそうですが、 FOIA を請求したのは、昨年 7月のことで、半年経っても返事がないそうです。以下は、クリスティさんへの FDA から 7月14日に受け取った返信です。

何だか請求が通らないまま時間が過ぎる感じが漂います。太字はこちらでしています。


Christie Laura Grace

FDA 米国食品医薬品局
2023年7月14日

クリスティ・グレース様

食品医薬品局 (FDA) は、情報公開法 (FOIA) に基づく以下に関する記録の要求を受け取りました。

1. コミナティワクチン (COVID 19 ワクチン、注射用 mRNA 懸濁液、筋肉内使用用)

2. ファイザーの新型コロナウイルス感染症ワクチン(二価)

3. モデルナ製新型コロナウイルスワクチン等

弊局はできるだけ早く対応いたしますが、リクエストの処理に料金を請求する場合があります。 情報ニーズが変化し、要求された記録が不要になった場合は、要求の処理が開始されると料金が発生する可能性があるため、要求をキャンセルするために弊局にご連絡ください。 処理手数料の詳細については、FOIAFeesを参照してください。

2023年6月1日以降に受け取ったすべてのリクエストについて、検索とレビューの時間料金が値上げされますので、ご注意下さい。

受信リクエストの数が増加しているため、この場合、FOIA によって規定されている追加の 10日間だけでなく、20営業日の期限も遵守できない可能性があります。

実際の処理時間は、リクエストの複雑さ、機密記録、膨大な記録、広範な検索、または他の保健福祉省コンポーネントや他の行政府機関との協議が関係するかどうかによって異なります。

医療機器承認記録 (510K、PMA、DEN など) のリクエストの処理には最大 18~ 24か月かかる場合があることに注意して下さい



米国全土の学校で「生徒の慢性的な欠席」が爆発的に増加

 

アメリカでは「障害を持つ16歳以上の労働者」の数が著しく増えているのですけれど、そういうのとも関係がある話ですかね。

2023年11月までの米国の障害を持つ16歳以上の労働者数の推移

nofia.net


慢性的な欠席が全国的に増加している。学校指導者たちはその理由に対処しようとしている

pbs.org 2024/01/17

Chronic absenteeism is up across the country. School leaders are trying to address why

長年教師を務め、高校の校長を務め、現在はウォレン郡 R-III 学校の教育長補佐を務めるブラッド・ロス氏は、生徒が学校に来ない理由を依然として理解しようと努めている。

「私たちが直面している最大の問題は、多くの生徒の欠席の理由が分からないことです。今年現在欠席している生徒の約 3分の 1は(欠席の理由が)確認されていません」

彼や全国の他の多くの学校指導者が心配しているのは、出席率がパンデミック以前の水準に戻っていないことだ。

連邦政府のデータによると、全米の生徒の約 29.7パーセント、約 1470万人が 2021~ 2022学年度に慢性的に欠席している。ジョンズ・ホプキンス大学と教育非営利団体アテンダンス・ワークスの分析によると、パンデミック前よりも、このカテゴリーに該当する学生が約 650万人増えたことがわかった。

今年、より多くのデータが明らかになったことで、この問題に対する懸念が高まっている。分析では、個人の出席状況の悪化に加えて、慢性的な欠席に対処する学校が増えていると指摘した。

最新の報告書によると、2021年から 2022年にかけて、登録生徒の 3分の 2が、慢性欠席が高度または極度に多い学校に通っていた。

連邦ガイドラインでは、学区は生徒の 90%が 90%出席することを目指すべきだとしている。2022- 23学年度の州データによると、ミズーリ州では約 76パーセントの生徒がこの基準を満たしていた。

これは、学生の 87.3%がこの出席目標を達成した 2019年と比べて 10パーセントポイント以上の減少だった。

ロス氏の学区では出席率が 2019年の 83%から 2022~ 23学年度には約 75%に低下したという。

セントルイス公立学校では、教育長のケイシャ・スカーレット博士が、学区の 1万6000人以上の生徒のうち半数近くが慢性的に欠席していると語った。