「ワクチンニュース」カテゴリーアーカイブ

中国のワクチン接種回数が 21億に達する

(※)遺伝子ワクチンではないですから。


中国大陸のワクチン接種21億回超に 未成年者の接種も進む

CGTN Japanese 2021/09/06

9月4日までに、中国大陸部における新型コロナウイルスワクチンの接種は合計21億回分を超えたということです。

感染拡大の抑制措置の一環として、中国では12歳から17歳の未成年者向けのワクチン接種が進んでいます。

中国南東部の福建省アモイ市では、これまでに807万人以上がワクチン接種を受け、そのうち394万人以上が2回目の接種を完了しています。

また、アモイ市の未成年者の接種率は18歳以上がおよそ90%、15歳から17歳はほぼ100%、12歳から14歳は75%を超えています。

また、中国南部の広東省肇慶市では、これまでに6万3800人を超える未成年者がワクチン接種を受けているということです。

兵庫県の病院の感染者46人のうち、37人はワクチン2回目接種を終えていた人たち

(※)注目するべき部分は太字にしました。


 

コロナ死者急増はワクチン効果限界の凶兆か 医療、高齢者施設で接種後クラスター続々発生

日刊ゲンダイ 2021/09/07

新型コロナワクチンを2回打ち終えても油断は禁物だ。接種後の「ブレークスルー感染」が、医療機関や高齢者施設で表れ始めている。

兵庫県加東市の精神科病院では先月16日から今月3日までに、入院患者と職員の計46人が感染。うち37人がワクチンの2回接種を終えていた

藤田医科大(愛知県)は先月25日、ファイザー製のワクチン接種から3カ月後に血中の抗体量が減ったと発表。同大の20~70代の教職員209人を対象に接種後の抗体量の増減を調べたところ、1回目の接種から3カ月後の抗体量は2回目接種の2週間後に比べて4分の1に減っていた。

発症予防にどの程度影響しているかは、さらなる研究が待たれるが、ワクチン効果をあざ笑うかのように、足元では高齢者や医療従事者の間でブレークスルー感染が広がっている。

都内の1日あたりの新規陽性者のうち65歳以上の高齢者が占める割合は先月10~16日には3.7%だった。それが同17~23日は4.3%、同24~30日は4.9%と週を重ねるごとに上昇。全国のクラスター発生件数のうち高齢者施設が占める割合は5.16%(同9~15日)から10.27%(16~22日)に急増した。その後9.06%(23~29日)に微減したが、2週間前を上回っている。

■接種完了後でも重症化、死亡リスクも

ブレークスルー感染の脅威に加え、接種完了後でも重症化や死亡リスクは否めない。

イスラエルメディアによると、同国内の重症患者のうち6割は2回接種済み。日本でも、3日に千葉県内で亡くなった60~90代のコロナ患者9人のうち4人が2回接種を終えていた。

英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」によると、日本の100万人あたりのコロナ死者数(7日間平均)は先月5日の0.07人から右肩上がりに増え、現在は0.48人(9月4日時点)だ。1週間あたりの死者数は先月1~7日の82人から先月29日~今月4日は420人に急増している。

やはりワクチン一本ヤリは限界なのか――。死者増加は、その凶兆かもしれない。

キューバで2歳以上へのコロナワクチン接種開始(自国産)

 

(※)キューバ産ワクチンとありますので、遺伝子ワクチンではないと見られます。


キューバ、2歳以上へのワクチン接種開始 世界初

AFP 2021/09/07

キューバは6日、世界で初めて2歳以上への新型コロナウイルスワクチン接種を開始した。世界保健機関(WHO)による承認を受けていない国産ワクチンを使用する。

人口約1120万人のキューバは、2020年3月以降大部分が閉鎖されている学校の再開を前に、子どもたち全員への接種を目指している。新年度は6日に始まったが、ほとんどの家庭でインターネットを利用できないため、テレビ番組を通じて在宅学習が行われている。

キューバ製ワクチン「アブダラ(Abdala)」と「ソベラナ(Soberana)」の未成年を対象とした臨床試験(治験)の完了を受けて、3日に12歳以上への集団接種が開始された。6日には、2~11歳への接種が中部シエンフエゴス州で始まった。

中国やアラブ首長国連邦(UAE)、ベネズエラなどが12歳未満へのワクチン接種計画を発表しているが、実行したのはキューバが初となる。

福井県で「小」中高生優先枠のワクチン接種始まる

 

福井県で「小」中高生優先枠のワクチン接種始まる

中学生「受験もあるので」保護者「重症化させないために」 福井県の小中高生優先枠のワクチン接種始まる

福井新聞 2021/09/05

福井県による新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場である福井市のエルパプラスで9月4日、12歳以上の小中高生を対象にした優先枠での接種が始まった。

午前9時~午後7時半に、54人が接種を行った。福井市の中学3年生は「受験もあるので接種したかった」と話し、母親も「いろんな情報があるけれど、重症化させないために接種させたかった」と安心した様子だった。

小中高生の枠は、9月の毎週土日に各日60人設けられている。使用するワクチンはモデルナ製で、予約は原則ウェブサイトで受け付けている。接種日の1週間前に枠に空きがある場合は、一般枠に切り替える。

5、11、12日の枠はすでに埋まっており、18日も残りは少ないという。県の担当者は「一般枠でも空きがあるので、サイトを確認して予約してほしい」と話した。

県によると、県内の12~19歳の接種率は2日現在、1回目39・3%、2回目17・2%。

アメリカの研究で、ワクチン2回接種の女性の「母乳」は新型コロナ抗体が100倍に

 

(※) これについては、In Deep の記事「授乳中のお母さんたちへ」を参考いただければと思います。


ワクチン2回接種の女性の母乳は新型コロナ抗体が100倍に=米フロリダ大研究チーム

日刊ゲンダイ 2021/09/05

新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した女性の母乳は、未接種の時よりウイルスに対する抗体が100倍も増えることが、米フロリダ大学の研究チームが行った研究によって明らかになった。

同チームは、医療従事者へのファイザー社製、モデルナ社製のワクチン接種が始まった2020年12月~2021年3月の間、母乳で赤ん坊を育てていて、新型コロナの感染歴がない女性21人を対象に調査を実施。接種前、1回接種後、2回接種後の3回、血液と母乳を採取し、抗体の量を調べた。

その結果、2回目のワクチン接種後、血液と母乳に含まれる抗体量は接種前の約100倍になったという。

赤ん坊は免疫力が弱いため、母乳からさまざまな病気に対する抗体を摂取し、身を守っている。母乳にどのくらいの新型コロナウイルスへの抗体があれば新生児への感染を防ぐことができるのかは、まだ不明だが、研究チームはさらに研究を進める方針だとしている。

研究結果は専門誌「Breastfeeding Medecine」に掲載されている。

子宮頸がんワクチン推奨への議論再開に被害者たちが反対を訴える

 

HPVワクチン推奨への議論再開に 被害者ら反対訴え

テレ朝 news 2021/09/03

田村厚生労働大臣が子宮頸がん予防ワクチンの積極的な推奨について、「議論を再開する」と明らかにしたことを受け、健康被害を受けた女性らが会見し、「同じ苦しみを味わってほしくない」と反対の意見を述べました。

HPVワクチン薬害訴訟全国原告団・梅本美有さん(23):「もう誰一人として自分たちと同じ苦しみを味わってほしくはありません」

子宮頸がんワクチンを巡っては接種後に痛みなどを訴える人が相次ぎ、厚労省は2013年から積極的に接種を勧めることをやめています。

8月31日、田村厚労大臣は接種の積極的推奨について議論を再開する方針を明らかにしました。

ワクチン接種後に倦怠感や体の痛みなど健康被害を受けた女性らは3日の会見で「数年経っても健康に生活ができない」と訴えました。

女性らは議論の再開に反対する要望書を厚労省に提出したということです。

アメリカでは「ワクチン3回接種が標準に」とファウチ所長は語りき

 

「ワクチン3回接種が標準に」米コロナ対策トップ

テレ朝news 2021/09/04

アメリカの新型コロナ対策の責任者が、感染を防ぐには「3回のワクチン接種が標準となる可能性が高い」という新たな見解を明らかにしました。

米国立アレルギー感染症研究所・ファウチ所長:「3回の接種でワクチン接種が完了となっても驚くことではない」

新型コロナ対策の指揮を執るファウチ氏は2日、「3回目のワクチン接種を始めたイスラエルで感染者が減少した」と指摘し、十分に感染を防ぐには「3回目の追加接種が必要になる」と強調しました。

そのうえで、ファイザーとモデルナのワクチンを念頭に、2回の接種で完了ではなく「3回の接種が標準となる可能性が高い」との認識を明らかにしました。

アメリカでは20日以降、接種完了から8カ月経過した人に追加の接種を始める予定です。

(※) この記事で、

> 「3回目のワクチン接種を始めたイスラエルで感染者が減少した」と指摘し

とありますが、イスラエルの3回目の接種が始まってからの感染数の推移は以下のようになっています。


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