議会で乱闘とかは、たまに聞く話ですが、発煙筒が投げ込まれているのは見たのが初めてです。以下の動画ですね。傘で防御している議員がいますね(苦笑)。
Chaos erupts in the Serbian parliament! pic.twitter.com/3l6syxN1aT
— Jackson Hinkle (@jacksonhinklle) March 4, 2025
セルビア議会、野党が発煙弾や照明弾を投げ込み大混乱に陥る
POLITICO 2025/03/04
Serbian parliament erupts into chaos as opposition hurl smoke bombs and flares
野党議員らは 3月4日、ベオグラードのセルビア議会で照明弾と発煙弾を爆発させ、退陣する政府が土壇場で提案した法案の可決を阻止しようとした。
「退陣する政権は法律を提案できないと我々は考えている」と、議員らが発煙弾を投下し、国会議場が濃い赤い煙と発煙弾の雲で満たされる前の演説で、緑左翼戦線のラドミル・ラゾビッチ氏は述べた。
アナ・ブルナビッチ国会議長が議会を中断することを拒否し、野党を「機関の活動を妨害しようとする凶悪犯やテロリストの盗賊」と呼んだ後、議員の間で乱闘が起こり、2人が負傷した。
一方、国民は議会の前に集まり、入り口に生卵を投げつけた。
1月、セルビアのミロシュ・ヴチェヴィッチ首相は、ノヴィ・サドで 11月に改修されたばかりの鉄道駅とバス停の屋根が崩落し 15人が死亡した事件を受けて国民の怒りと全国的な抗議活動が起こる中、辞意を表明した。
セルビアの与党進歩党が新たな首相候補を立てることができず、議会の投票で承認されなければ、同氏の辞任は議会でまだ承認されていないが、前回の選挙からわずか 1年で新たな選挙が行われることになるかもしれない。
ノヴィ・サドの悲劇に対する責任追及を求める抗議活動はセルビア全土に広がり、授業を放棄して国内の大学を占拠した学生らが主導している。
セルビア史上最大の抗議活動として広く認識されているこのデモには、ほぼ毎日何十万人もの抗議者が集まり、国内の主要道路や大通りを封鎖することも多い。