8月19日頃に、太陽からのCMEにより比較的強い G3クラス(中規模)の磁気嵐が発生する見込み

 

(※) この CME (コロナ質量放出)は太陽フレアによるものではなく、「暗黒プラズマの爆発」によるものと NASA の科学者は述べています。

CMEを発生させた暗黒プラズマ

spaceweatherarchive.com

磁気嵐は、1番弱い G1 クラスから最も強い G5までのカテゴリーにわかれていますが、今回は、G3クラスのものが来るようです。わりと珍しいです。

G3の影響は以下のように説明されています。

G3 磁気嵐の電力系統/宇宙機の管制/その他のシステムへの影響

電力系統では電圧調整が必要な場合があり、一部の電力保護機器では警報の誤作動を起こす可能性がある。衛星機器では表面帯電が起こりうる。

低軌道衛星では抗力が増加しうるため、軌道の補正が必要になる可能性がある。衛星測位や長波を用いた電波航法は間欠的に問題が起こる可能性がある。

短波放送は途切れ途切れになる可能性がある。オーロラは、磁気緯度50度付近まで見える。 磁気嵐