アルゼンチンのコルドバ州の街に山火事が接近中。住民たちが避難

 

以下は、コルドバ州のビージャ・カルロス・パスという街に炎が迫っている様子です。


アルゼンチンのコルドバ州で山火事が拡大し、避難が進行中

AP 2023/10/10

Evacuations are underway in Argentina’s Cordoba province as wildfires grow amid heat wave

アルゼンチン中部コルドバ州で 10月10日、激しい熱波の中で山火事が拡大し、数十人が自宅から避難した。

地域からの画像やビデオには、消防士が地域の一部の住宅に到達した炎の消火活動を行っている中、人口密集地域を囲む丘で大規模な炎が上がっている様子が映っていた。火災の影響を受けた家屋の数は今のところ明らかになっていない。

州政府は 10日夕方、消防士総勢 960名が消防機 8機とヘリコプター 2機で山火事の消火にあたっていると発表した。

アルゼンチン国家消防庁によると、10日にはこの地域で5件の山火事が発生した。

地元メディアがホルジェリーナ・ゴメス検察官の話として伝えたところによると、ウリセス・サラテ容疑者(27)が、10日午後、同州プニジャ地域のビジャ・カルロス・パス市に近い地域で火災を起こした容疑で拘留された。

ザラテ容疑者は警察に対し、コーヒーを作るためにキャンプファイヤーを始めたが、強風のせいで火の制御を失ったと供述したという。

州政府は、飲料水、食料、マットレス、毛布を積んだトラックを被災地に送ったと発表した。

コルドバ州のフリアン・ロペス政府・安全保障大臣はソーシャルメディアに「気象条件が悪いため、最大限の予防措置を講じるよう要請する」と述べた。