小麦世界輸出の30%を占めるロシアとウクライナの緊張の中、アメリカ小麦先物価格が過去10年で最高に


investing.com

(※)以下の相場ニュースは、プーチン大統領が軍事行動を承認を行う前のもので、軍事行動発表後にあっという間に 60ドル以上価格が上昇したようです。


小麦

tradingeconomics.com 2022/02/23

シカゴの小麦先物は、世界的な小麦の生産地であるロシアとウクライナの間の緊張が高まる中、供給不安で 9年ぶりの高値 863.5 米ドル / Buに急騰した。ロシアとウクライナが世界の小麦輸出の約 30%を占めているため、この地域での紛争は、すでにタイトな市場から重要な供給を奪うことになる。

さらに、世界で 2番目と 3番目に大きい輸出国であるアメリカとカナダの小麦在庫が少ないことが上振れリスクに加わった。

カナダの小麦の総在庫は、プレーリー地域の農場での干ばつにより収量が低かったため、2021年末の前年比で 38%減少した。2月3日に終了する週の売上高と輸出は合計 1730万トンで、これは、アメリカ農務省の予測である 2,205万トンよりも 21%少ない。干ばつもアメリカの生産を妨げた。

北海原油先物が100ドルに達する

 


zerohedge.com


北海原油先物が100ドル乗せ、2014年以来 – ウクライナ緊迫化で

bloomberg.co.jp 2022/02/24

アジア時間帯24日午前の取引で、北海原油代表油種のブレント先物相場が2014年以来となる1バレル=100ドル台に乗せた。ウクライナ情勢が一気に緊迫化したことで、ロシア産やウクライナ経由のエネルギー輸出の途絶につながるとの不安が広がった。

世界の債務が「3京円」超え

 

(※) 民間債務はさらにものすごいことになってそうですね。


世界の債務、21年は過去最大の303兆ドル 新興国が押し上げ

ロイター 2022/02/24

国際金融協会(IIF)が23日公表したリポートによると、2021年の世界の債務は、中国など新興国市場の借り入れに押し上げられ、過去最大の303兆ドルとなった。一方、先進国経済の回復を背景に世界の国内総生産(GDP)に対する債務比率は低下した。

債務は前年比10兆ドル増。増加ペースは20年の33兆ドル増から鈍化した。

ただ、増加分の80%超を新興国市場が占めた。新興国市場の債務総額は100兆ドルに迫っているという。

IFFは「21年の増加ペースは鈍化したものの、新興国の政府債務水準は依然として高い」と指摘。

「ペース鈍化は過去1年間に見られた政府の財政赤字縮小と一致している」とした上で、中国、ロシア、サウジアラビアでは非金融企業の債務が増加していると述べた。

債務の対GDP比率が上昇した国はほとんどが新興国だった。

21年に増えた新興国市場の債務は大部分が現地通貨建てで、その比率は03年以来の高水準となった。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で、昨年は海外投資家による現地通貨建て資産への需要が減退した。現地通貨建て債券市場への海外投資家の参加率は18%と09年以来の低水準だった。

世界の債務水準は歴史的な基準から見て依然として非常に高いが、21年は景気回復とインフレ上昇により対GDP比率はやや改善した。

世界の債務の対GDP比率は、過去最高だった20年の360%超から21年に351%に低下した。ただ、パンデミック前の水準を28%ポイント程度上回っている。

ESG(環境・社会・統治)債の発行は1兆4000億ドルに達し、過去最高を記録した。

IIFは世界のESG債発行総額が22年に1兆8000億ドルに達し、25年までには7兆2000億ドルになる可能性があるとみている。

阿蘇山の火山活動が高まる 噴火警戒レベル3へ

 


阿蘇山の火山活動高まる、噴火警戒レベル3入山規制への引き上げも

共同 2022/02/24

気象庁は24日、熊本県の阿蘇山で火山活動が高まっているとして、噴火への警戒を呼び掛けた。今後の状況次第で噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げる可能性があるという。

気象庁によると、同日午前5時ごろから火山性微動の振幅が大きくなった。中岳の第1火口から約1キロの範囲では、噴火に伴い飛散する大きな噴石や火砕流に警戒が必要としている。

阿蘇山では昨年10月20日に中岳第1火口が噴火し、同庁はレベルを2から3に引き上げた。その後、活動が低下したため、11月18日に2に引き下げた。

イタリア政府がワクチンパスポートを廃止

 

(※)世界経済フォーラムのメンバーページのドラギ首相。

weforum.org


伊、コロナ非常事態宣言を3月末で終了 ワクチンパスなど廃止へ

ロイター 2022/02/24

イタリアのドラギ首相は23日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う非常事態宣言について、3月31日の期限以降は延長しないと表明した。2年超続いたコロナ危機から脱却し、徐々に平時の状態に戻す。フィレンツェで行った講演で述べた。

イタリアの非常事態宣言は20年1月に発出されていた。

ドラギ首相は、ワクチン接種証明や回復証明の提示についても、屋外での活動から徐々に廃止されるとの見通しを示した。

オーストリアがワクチンパスポートを廃止

 


オーストリアが3月5日にコロナ規制を終了と発表

naturalnews.com 2022/02/22

オーストリア政府は、最近の議会で、3月5日から COVID-19 制限のほとんどを終了すると発表した。当局は、新たな感染の安定化により、国がゆっくりと開くことができると述べた。

最初のステップは、イベントへの参加、レストランやバーへの移動、またはさまざまな活動への参加に、ワクチン接種またはコロナからの最近の回復の証明の提示が不要となった。

オーストリア首相は、コロナ規制の大部分は 3月5日に終了し、入国要件やその他の制限は完全に撤廃されると述べた。ナイトクラブも再開でき、レストランやバーは深夜を過ぎても営業できる。

保護用のマスクを着用するという要件は、そのままで、「脆弱なグループを保護するために」と首相は述べている。このようなマスクの着用は、公共交通機関、必需品店、薬局で必要になる。

観光も再開される。現在、旅行者は予防接種または最近の回復の証拠に加えて、ブースター接種証明または陰性検査証明を提供する必要があるが、3月5日からは、検査で陰性であるだけで十分となる。

米ボストン市政府がワクチン接種証明を廃止

 


ボストンは、マスクの義務が見直し、コロナワクチン義務を停止

lifesitenews.com 2022/02/23

米マサチューセッツ州ボストンは、企業に対する COVID-19 ワクチンの義務を廃止した最新の主要都市の1つだ。

民主党のミシェル・ウー市長は、(店舗や施設等に)入場の際に予防接種の証明を提示する必要がなくなり、この新たな法案がすぐに発効されることを発表した。マスク義務は引き続き有効だが、市の保健当局はマスク義務が次に見直されると述べている。