[ウミネコの飛来地、今年は姿見えず]という報道

 

(※) 私の住む町では、以前は時期になるとたくさんのツバメが来て、いろいろなところに巣を作っていましたけれど、昨年あたりからまったくこなくなりました。


ウミネコの飛来地、今年は姿見えず 関係者も心配 和歌山・白崎海岸

朝日新聞DIGITAL 2022/06/04

白崎海岸(和歌山県由良町)周辺の島や岩場などに繁殖のため飛来するウミネコの姿が、今年はほとんど見られない。例年ならこの時期、「ミャーオ、ミャーオ」という鳴き声が響く海岸沿いの県道も静かだ。「どこにいるのか」と関係者らも心配している。

ウミネコは全長約45センチで、翼を広げると1メートルを超えるカモメの仲間。白崎海岸の小さな島や岩礁には例年、4月下旬ごろから7月上旬にかけて繁殖のために飛来する。

県道沿いにあり間近にウミネコを観察できるため、撮影に訪れる人も多い「大碆(おおばい)」と呼ばれる岩場でも、ひなの姿や親鳥が巣を作っている様子は全く見られず、カメラを抱えて残念そうにする人の姿もあった。

県立自然博物館によると、学芸員が4月下旬から何度か現地に足を運んでいるが、巣を作っている様子は確認できなかったという。過去にも確認できなかった年があったというが、「理由は分からない。エサになる魚の状況も影響している可能性がある。ほかの場所で子育てをしているのかもしれない」と話している。