イランの国営放送プレスTVの報道です。
モサド関連の破壊工作員4人を処刑:イラン司法当局
presstv.ir 2023/12/29
Four Mossad-linked saboteurs executed: Iran judiciary
12月29日、イスラエルの諜報機関モサドに協力し、北西部の西アザルバイジャン州で武装誘拐、脅迫、治安部隊への暴行に参加したとして有罪判決を受けた4人の有罪判決が執行された。
司法当局の通信社ミザン・オンラインによると、4人はモサドと関係のある 10人からなる破壊活動グループの一員で、その主な目的はイスラエルの対イラン陰謀を阻止しているイラン諜報員を特定することであった。
男性3人と女性1人を含むチームの主な有罪判決者4人は、29日朝、イランの安全を損なうことを意図したイスラエルとの諜報協力を通じて「地球上の汚職」と「神に対する戦争を行った」(モハレベ)の罪で絞首刑に処せられた。
彼らは全員、複雑な諜報活動と厳重な監視の後、追跡され逮捕された。彼らの逮捕の報告書は 2022年10月に発表された。
州司法省のナセル・アタバティ長官は当時、グループのメンバーはモサド職員の直接監督の下、イランの治安機関に関係する個人を探し出し、拉致、殺害の脅迫、残忍な暴行を通じて情報を入手するよう指示されたと述べた。
同氏は、受刑者らは完了した任務の対価としてイスラエル工作員やモサド職員から何度か金銭を受け取ったと付け加えた。
同当局者はまた、拘束者らがビデオ通話でモサド職員と連絡を取り、イラン北西部の西アーザルバイジャン州、首都テヘラン、ホルモズガーン州南部で破壊行為を行っていたことも指摘した。
アタバティ氏は、チームのメンバーらはイラン治安組織と関係のある人々の家や車にも放火し、イラン治安部隊に対するいくつかの失敗に終わった暗殺計画にも関与していたと指摘した。
彼らはイラン治安部隊や諜報部隊を暗殺しようとしたことさえあったが、失敗した。