ウズベキスタンが小麦の輸入を増やすと発表
world-grain.com 2022/04/04
Uzbekistan to increase wheat, flour imports
ウズベキスタン政府は、国の備蓄を増やし、食料安全保障を確保するために、主に隣接するカザフスタンから最大60万トンの穀物を購入する計画であると述べた。
この決定は、COVID-19のパンデミックに関連するサプライチェーンの問題や、世界最大の穀物輸出国の2つであるロシアとウクライナの間の戦争など、さまざまな要因により世界の食料価格が高騰したために行われた。
この発表によると、ウズベキスタンは4月から7月にかけて、カザフスタンから10万トンの小麦を購入する予定だ。ウズベキスタンは、世界最大の小麦粉輸入国の1つだ。
米国農務省の海外農業局によると、ウズベキスタンの小麦生産は、6月30日に終了する2021年から22年度に減少すると予想されている。同国の小麦生産量は、前年の620万トンから550万トンに減少した。
米国農務省はまた、今年、ウズベキスタンのトウモロコシと大麦の収穫量がわずかに減少すると予測している。