フランスでマスク着用の奨励が復活。一部病院では「義務化」も

 


新型コロナウイルスへのマスクが復活:病院、飛行機等

earthpressnews.com 2023/10/03

Return of the Covid mask: hospital, plane, rules October 2023

フランスでは、新型コロナウイルスの感染者が増加しているため、「反射的にマスクを着用する習慣を再開する必要がある」と保健大臣はアドバイスしている。特にラ・ロシェル、ストラスブール、アルカションなどの特定の病院では再び義務化されつつある。

2023年10月のフランスでのマスク着用ルールは?

フランスではマスクの着用は義務ではなくなったが(マスク着用を義務付けている特定の病院を除く)、特定の状況では推奨されている。

オーレリアン・ルソー保健大臣は、BFM-TVで「症状が出たらすぐに、あるいは弱い立場の人々と接触したらすぐに、反射的にマスクを着用するという行動を再開しなければならない」と説明した。以下の状況で、政府はマスクの着用を推奨している。

・密閉された無差別な場所および公共交通機関(地下鉄、電車、バス、飛行機など)内。

・屋外を含む大規模な集まりで、年齢や病状のために虚弱な人々のために。

・高齢者、免疫不全の人、または慢性疾患を患っている人がいる場合。

・脆弱な人々(高齢者や免疫不全の人など)向け。

・病院や高齢者向けに。

・症状がある場合は最長7日間、危険な接触状態にある場合、または隔離を離れた場合は最長7日間。

 

病院でのマスク着用は義務?

領土全体でデフォルトでマスクの着用が義務付けられなくなった場合、病院の施設の長は以下の施設で 6歳からマスクの着用を義務付けることができる。

・病院、診療所、保健センター

・医療専門家、心理学者、整骨医、カイロプラクター、心理療法士のオフィス

・薬局

・医療分析研究所

・扶養高齢者のための宿泊施設

・介護を受けている高齢者または障害者の自宅。

 

現時点ではマスク着用義務化までには至っていない

フランスでは 2022年8月1日以降、マスク着用は義務ではなくなったが、2023年秋には新型コロナウイルスの感染者が増加するため、再び義務化するかどうかが再び議論されている。

ブリジット・オートラン氏はリベラシオン紙で、 「もし我々が集中的な感染症の流行段階に戻れば、それは検討されるだろうが、今のところそのような状況にはなっていない」と答えた。