以下がそのグラフですが…。とにかく小学生の暴力の増加が際立っていて、2020年から加速しています。
いろいろと理由はあるのでしょうけれど、2020年からの急増には、マスク着用も関係していると思います。以下の記事の後半に、「マスク着用が暴力行為を増加させる」ことについての専門家の文章をご紹介しています。口を隠した人に対して「その人が人間に見えなくなる」のですね。
(参考記事)マスクで何人の子どもたちが死ななければならないのか。あるいは、マスクが社会での「暴力と殺人を増加させる」メカニズム
In Deep 2022年7月25日
まして、小学生は「人とのコミュニケーション」と「他人の表情の読み取り」能力の獲得期ですので、その時期にマスクで顔を覆ったことは大変な過ちだと思います。
小中高校生の暴力行為、過去最多の9万5千件 20年前の2.8倍に
朝日新聞 DIGITAL 2023/10/04
文部科学省が実施する「児童生徒の問題行動・不登校調査」の2022年度の結果が判明した。国公私立の小中高生による暴力行為は計9万5426件。前年度から24・8%増え、過去最多となった。近年は増加幅が大きく、20年前の2・8倍となった。
内訳は、小学校6万1455件(千人当たり9・9件)、中学校2万9699件(同9・2件)、高校4272件(同1・3件)。千人当たりの発生件数は21年度に初めて小学校が中学校を上回ったが、今回も同様だった。
都道府県別で千人当たりの小中高生の暴力行為の発生件数が最多だったのは新潟県(18・1件)で、青森県(17・0件)、鳥取県(14・9件)と続いた。平均は7・5件だった。
内容別の内訳は、生徒間暴力が6万9580件、器物損壊が1万2695件、対教師暴力が1万1973件、対人暴力が1178件だった。
加害児童生徒数は小学生が4万5539人、中学生が2万7916人、高校生が4954人。学年別では中1が1万3028人で最多。2番目が中2の9472人、3番目は小5の8292人だった。