報道は、BBC の以下のようなものです。
(8月20日のBBCより)
> 英国保健安全庁は、エリスと呼ばれる新型コロナウイルスの変異株が現在、国内で2番目に多く発生していると発表した。健康調査の感染データは、エディンバラが約4万人の感染者を抱えるホットスポットであることを示唆している。 BBC
で、このエリス(Eris)はこういうものです。
(Wikipedia – エリスより)
> エリスは、ギリシア神話の不和と争いの女神である。殺戮の女神エニューオーと同一視される。ローマ神話のディスコルディアに相当する。
しかし、以下の方のブログ記事の書き方が、「エリス」というものを、よく示しているように思います。これからの地球は「エリスの時代」に突入するようです。
(太字はこちらでしています)
ギリシャ神話あれこれ:エリス
魔法の絨毯 -美術館めぐりとスケッチ旅行- 2008/02/02
エリスという神さまは怖い。これはギリシャ神話じゃ一番の嫌われ者だろう。
エリス(ディスコルディア)は不和を司る女神。夜の女神ニュクスが一人で産んだ娘だという。別伝では、軍神アレスの妹(つまり大神ゼウスの娘)とされる。
…不和の女神とあって、性格は陰湿で嫉妬深く、執念深い。好戦的で野蛮で残忍、人間どもをいがみ合わせ、諍いへと駆り立てては狂喜する。
揉め事が見つからなければ、自ら火種を蒔いて煽り立てる。
人間は、災厄の母たるエリスをとかく忌み嫌う。にも関わらず、エリスによって戦争へと狂奔させられる。
…血の雨を降らせる雲に身を包み、死の大槍を天を突くまで振りかざして、轟然たる唸り声とともに怖るべき火焔を口から吐き出しながら、エリスは戦場を渡り行く。大地はその足許で怖れおののく。
何という忌まわしさ、おぞましさ、そして惨まじさ。現代も怖ろしいが、古代は古代で怖ろしい。