サツマイモが腐る「サツマイモ基腐病」が21都道県に拡大。「このままでは産地が消滅してしまう」

 

(※) 私は飲むお酒がほとんど芋焼酎ですので…。ちょっと心配です。


サツマイモ腐る病気が全国拡大…農家「このままでは産地が消滅してしまう」

読売新聞 2021/11/04

3年前に国内で初めて確認された芋が腐る病気「サツマイモ基腐病(もとぐされびょう)」が21都道県に広がっている。この影響でサツマイモの収穫量が減少し、卸売価格が上昇。収穫期を迎える中、農家や芋焼酎メーカー、焼き芋店などが被害の拡大に不安を抱えている。

「このままでは産地が消滅してしまう」。鹿児島県南九州市のサツマイモ農家、 尾曲おまがり宰つかさ さん(69)はこう危機感をあらわにする。

2018年に基腐病に感染したサツマイモが見つかり、昨年と今年は収穫した30トン余りのうち3割を廃棄せざるを得なかった。

鹿児島県は国内最大の生産地だが、県によると、1株でも感染が確認された農場は9月時点で約6600ヘクタールと全体(約1万ヘクタール)の7割に迫る。尾曲さんは「これまでもサツマイモの病気はあったが、基腐病は感染力が強く、抑え込みが難しい。採算がとれないので栽培をやめようと考えている農家もいる」と打ち明ける。

今年は13都道県に

腐病は18年に沖縄、鹿児島県、19年に宮崎県で見つかり、20年には高知や静岡など5県、今年は北海道や東京など13都道県で初確認された。

全国2位の生産量を誇る茨城県内でも今年6月に初めて見つかった。同県鉾田市や 行方なめがた 市でサツマイモを栽培する農家、米川睦美さん(51)は「うちの畑ではまだ見つかっていないが、いつ発生するか不安だ。未知の病気で情報が足りないので、国や自治体は、こまめに情報を発信してもらいたい」と注文を付ける。

農林水産省の調査では、20年産サツマイモの10アールあたりの収量は、基腐病や日照不足の影響で前年より5%減少した。主産地の鹿児島県では15%減と大きく落ち込んだ。全国の収穫量は前年比約6万トン減の約69万トンで、過去最少を更新した。

取引価格にも徐々に影響が出始めている。東京都中央卸売市場によると、今年1~9月の平均価格は1キロ・グラム当たり292円で、前年同期から25円上昇した。

戦々恐々

芋焼酎の原料として1日約400トンのサツマイモを使用する焼酎メーカー「霧島酒造」(宮崎県都城市)では9月下旬から鹿児島産が入手しづらくなったため、宮崎産を増やしてしのいでいる。担当者は「焼酎は3か月~1年程度の貯蔵期間を経て出荷するため、すぐに在庫や店頭価格に影響は出ないが、今後の不安はある。一刻も早く収束してほしい」と話す。

日本の2021年の出生数が85万人割り込む恐れ

 

(※) 日本の出生数の推移

j-cast.com


2021年の出生数、85万人割り込む恐れ – コロナ禍での受診控えが“子づくり”にも影響

CBnews 2021/11/03

2021年の出生数が85万人を割り込む恐れが出てきた。厚生労働省の人口動態統計(速報値)によると、1-8月の累計出生数は55万5080人で前年同期に比べ4.8%少ない。出生数が9月以降、前年水準で推移しても84万5000人程度にとどまり、過去最少を更新するのは確実だ。ニッセイ基礎研究所生活研究部の井上智紀主任研究員は「コロナ禍による受診控えが、子づくりにも影響を与えている」とみる。

20年の出生数(速報値)は87万2683人(前年比2.9%減)で過去最少を記録した。井上氏は「高齢化が進み、子どもを産む女性の数が毎年2、3%減っており、20年も、この流れは変わっていない」と話す。

21年も、この流れは変わらず、そこに新型コロナウイルス感染拡大の影響が加わった。井上氏は「妊娠をすると産科を受診しなければならない。不特定多数の人が集まる病院での感染を心配し、子づくり行動を避ける夫妻が増えた」とみる。

21年1-8月の出生数は前年を2万8138人下回っている。8月は今年初めて前年水準に戻ったが、9月以降、前年並みで推移したとしても、単純計算で出生数は85万人を割り込むことになる。井上氏は「直近の9、10月は前年並みまで戻ってきている可能性もあるが、もともと出生数の水準としては低く、21年合計で対前年比95%以上確保できるかは怪しい情勢」との見方を示す。

速報値は国内外で出産した日本人の他、国内で出産した外国人も含まれている。国内での日本人の出産に関して確定値として集計される。厚労省が9月に発表した20年の確定値によると、出生数は84万835人。統計開始以降で過去最少となった。速報値と確定値では約3万人の差がある。21年の確定値でも同様の落ち込みが予想される。

[光上せあら、心配になった娘の症状を告白「こんな続くのかな?」]という記事

 

(※) 参考過去報道「光上せあら産後ワクチン接種急いだ理由説明…娘、息子に抗体を早くあげたい」 (2021/09/03)


光上せあら、心配になった娘の症状を告白「こんな続くのかな?」

Abema News 2021/11/03

SDN48の元メンバーで実業家の光上せあらが11月1日に自身のアメブロを更新。心配になった娘の症状を告白した。

この日、光上は娘について「突発性発疹になり、ずっと咳をしていました」と報告。「突発性発疹って咳こんな続くのかな?」と乳幼児期の赤ちゃんの代表的な病気で“不機嫌病”とも呼ばれる『突発性発疹』への疑問をつづり、病院を訪れたところ「風邪をひいてると言われ 突発性発疹の後は免疫が落ちてるからしょうもない風邪にかかりやすい」と診断されたことを明かした。

続けて「元気だったからとりあえずいつも通りの生活」と述べ「唯一違うのは、咳。。」とコメント。「じつは、、その咳で激しく嘔吐するようになりました」と報告し「夜寝た後、咳き込んで吐く これがここ数日毎日で、、」と娘の近況をつづった。

さらに「とにかく咳き込んで、おえーーっとなると吐く感じ」と説明。「その後は普通に寝るから、、まぁ、大丈夫なのかな」と述べつつ「吐いた後にそれが逆流し窒息とかしたら嫌だから気が気じゃない」と不安な様子を明かした。

最後に「娘はなんか、毎日心配、、とりあえず明日は病院に行きます」とつづり、ブログを締めくくった。

中国政府が突如、市民に「必需品の備蓄」を呼びかける

 


中国、市民に必需品備蓄呼び掛け SNSで中台緊張懸念の声

ロイター 2021/11/02

中国商務省は1日、緊急時に備えて家庭で生活必需品の備蓄を呼び掛ける通達を出した。中国では、一部地域で新型コロナウイルスの流行や豪雨で野菜価格が高騰し、供給不安が生じている。

ただ国内ソーシャルメディア(SNS)では通達が台湾との緊張の高まりを受けて出されたのではないかと心配する声が上がった。こうした声に対し、中国共産党系の新聞、経済日報は「考え過ぎ」をしないよう呼び掛け、通達は市民が住んでいる場所がロックダウン(都市封鎖)の対象地域になった場合に慌てないにするために出されたと伝えた。

商務省は通達で、地方当局にも供給確保や価格安定に向けた対応を求めた。保管できる野菜の購入など準備を行うとともに、円滑で効率的な流通を確実にするため緊急輸送網の強化も検討すべきとした。

国内最大の野菜産地である山東省では10月上旬の異常気象で収穫量が激減。また、新型コロナウイルスの感染が北西部から北東部に広がり、食料の供給に混乱を生じさせる恐れが出ている。

先週はキュウリ、ホウレン草、ブロッコリーの価格が10月上旬と比較して2倍以上に跳ね上がった。ここ数日で価格上昇は和らいでいるものの、エコノミストは10月の消費者物価指数(CPI)が前年比で大幅に上昇すると見込んでいる。

商務省はまた、一次産品の価格や需給に関する情報を適時開示し、市民の期待の安定化を図るべきだとした。

国営テレビの報道によると、中国政府は価格上昇に対応し、「適切な時期」に野菜の備蓄を放出する方針。備蓄されている野菜の種類や規模は不明。

インドのデリー首都圏で住民の抗体保有率が「97%」に達している

 


インド首都圏、抗体保有率97%を突破 しかし「集団免疫とはいえない」と政府筋

Newsweek 2021/11/02

ワクチンに加え、市中感染が押し上げたか。しかし現地は、集団免疫の判断に慎重姿勢を示す

インド当局は10月28日、デリー首都圏における新型コロナウイルスの抗体保有率を発表した。成人の97%以上が抗体を保有するという、極めて高い水準となっている。デリー首都圏のサティエンドラ・ジャイン保健相が記者会見の場で明かした。

この数字は9月24日からデリーで行われた、新型コロナウイルスの大規模な血清疫学調査の結果を集計したものだ。現地では定期的に検査が実施されており、今回で6回目となる。合計2万8000点の血液サンプルが採取され、これまでで最大の規模となった。

血清抗体検査の結果、インドの成人にあたる18歳以上の市民では、97〜98%に抗体が認められた。18歳未満では88%であった。280ある行政区別の割合では、もっとも数字の低い区でも85%以上となっている。男女別では、女性の方が男性よりも抗体保有率が高い傾向が確認された。

ワクチン接種の有無でみると、接種済み集団の抗体保有率は97%、未接種集団では90%となった。ある政府関係者は、抗体保有率の高さがワクチンの効果によるものかについては断言できないと述べている。市中感染などにより、ワクチン以外のルートで抗体を獲得した市民が多く存在する可能性がある。

インドでは4月から5月にかけて深刻な第2波に襲われたが、今回の調査は第2波後の初の調査となる。タイムズ・オブ・インディア紙によると、1月に行われた前回調査の段階ですでに約56%が抗体を保有していた。

集団免疫の判断、現地は慎重姿勢

今回の発表を受け日本国内では、デリーが集団免疫を獲得した可能性に触れる報道が出ている。集団免疫とは、人口の一定割合がウイルスに対する免疫を持つことにより、流行が起こりづらくなる状態を指す。結果、抗体を持たない人々も、間接的にウイルスの脅威から保護されることになる。

5月のインドでは、1日あたり最大40万人超の新規感染が報告されていた。その後急減に転じ、デリーに限ると8月以降、日ごとの新規感染者数が100人以下と低い水準を保っている。このことも、集団免疫が達成されたのではないかとの見方を後押しした。

一方で、現地メディアの受け止め方はより冷静だ。ヒンドゥスタン・タイムズ紙は「血清陽性率の上昇にかかわらず、デリーでの集団免疫は達成されていない」との見方を報じた。また、政府関係者はインドPTI通信に対して「このような高い水準の血清陽性率にもかかわらず、デリーが集団免疫を獲得したと言うことはできない」とコメントしている。複数の現地有力紙がこれを報じた。

英インディペンデント紙も、集団免疫獲得との判断に慎重な姿勢だ。同紙は専門家の予測として、デリーが今後すぐに壊滅的な被害に見舞われることはないだろうと述べつつ、今後出現する変異株によってはこの限りではないとして警戒を促している。

新型コロナの集団免疫、十分なデータなく

集団免疫を判断できない理由としてインド政府筋は、「人口のうち特定の割合が感染した後はこのウイルスが広がらないということを示す研究またはデータが一切ない」ことを挙げる。

インドの場合は市中感染とワクチン接種の両方により抗体保有者が増加したと考えられるが、少なくともワクチンによる集団免疫獲得の可否については、日本の厚生労働省も判断を保留している。現段階では「新型コロナワクチンによって、集団免疫の効果があるかどうかは分かっておらず、分かるまでには、時間を要すると考えられています」との立場だ。

英ネイチャー誌は今年3月、一部のデータサイエンティストたちが従来の予測を転換しはじめており、集団免疫の獲得は「おそらく不可能」だと考えるようになったと伝えている。絶え間ない変異株の出現や、ワクチンの普及率および有効性が100%にはならないことなどが主な理由だ。

もっとも、ワクチン接種には重症化リスクを抑制する効果があるため、接種が無意味だという論旨ではない。ワクチンの効果と持続期間次第では、集団免疫によってウイルスが根絶されることはなくとも、インフルエンザのような存在になるシナリオは考えられる。

「魔法の境界線」は存在しない

ただし、今回のインドの事例に関して、97%の抗体保有率という数字だけをみて集団免疫獲得と断言するのは早計だ。米ジョンズ・ホプキンズ大学傘下のブルームバーグ公衆衛生大学院は10月、疫学者らによる解説記事を掲載し、集団のなかで何割が免疫を持てば集団免疫を達成できるかという「魔法の境界線」は存在しないと指摘している。

同記事は、アウトブレイクの起こりにくさには複数の要因が関連する、と解説する。ウイルス自体の感染力やワクチンの普及率、そして社会的距離の保持といった対策などが複雑に関連しており、単純に抗体保有者の割合だけでは収束の有無を論じることができない。

デリーが真に集団免疫を獲得したのであれば、今後感染が発生したとしても、いずれも小規模なアウトブレイクに留まるはずだ。しかし、実際にそうした傾向が続くかどうかは、突破感染の割合や変異株の出現などに大きく左右されることになる。

インドでは4月の宗教大祭「クンブメーラ」が感染第2波を拡大したといわれるが、11月以降も新年の祝祭「ディワリ」などが続く。集団免疫の効果がみられるか否かについては、祝祭中の行動習慣が影響することも考えられる。より長期的な視点に立った判断を待つことになりそうだ。

[【正体は?】”ナゾの動物”住宅街で目撃相次ぐ 専門家も「わからない」]という報道

 


【正体は?】”ナゾの動物”住宅街で目撃相次ぐ 専門家も「わからない」

日テレNEWS 2021/11/02

茶色い毛皮に、鋭い目…。愛知県名古屋市の住宅街で“謎の動物”の目撃が相次いでいます。ネコでもなく、イヌでもないというこの動物。目撃した人たちは不安を感じています。

[シンガポール、コロナの年間死者数が2000人到達も=閣僚]という報道

 


シンガポール、コロナの年間死者数が2000人到達も=閣僚

ロイター 2021/11/01

シンガポールのジャニル・プトゥチアリー上級国務相は1日、議会で、国内の新型コロナウイルス感染症による年間の死者数がいずれ2000人に達する可能性があるとした上で、政府としては統計的な推定死者数よりも実際の死者数が多くなる「超過死亡」の回避に注力していると説明した。

プトゥチアリー上級国務相は、新型コロナの死亡率の0.2%は、パンデミック前の肺炎による死亡率とほぼ同水準で、ワクチン接種前に感染者が急増した他の国より低いと説明。

ただ可能な限り最良な医療体制を取っても、新型コロナの死者数は時の経過とともに増加し、年間の死者数が2000人に達する可能性があると述べた。何年その状況が続くかは明言しなかった。パンデミック前は、インフルエンザなどの呼吸系の病気で年4000人が死亡していたと述べた。

シンガポールでは人口の80%以上が新型コロナのワクチン接種を終えている。

(※参考)シンガポールのコロナ死者数の推移(全パンデミック期間)


ourworldindata.org

ニューヨークでワクチン接種義務化に対しての接種拒否者が続出し、警察・消防が人員不足に

 


警察・消防 人出不足のおそれ 米・NY全職員 新型コロナワクチン接種義務 期限に

FNN 2021/10/30

アメリカ・ニューヨークでは、市の全職員に対して、ワクチン接種を義務化する期限を迎えた。

拒否した職員は無給となるため、警察官や消防士の不足が懸念されている。

ニューヨーク市は、市の全職員に対し、29日までにワクチン接種証明を提出しなければ、週明け以降、無給の休暇扱いとするとしている。

しかし接種率は、警察では全職員の84%、消防は72%にとどまっており、義務化に反対する職員らによる大規模デモや、警察の労働組合による訴訟も起きている。

地元メディアは、“消防署の2割を閉鎖しなければいけない可能性もある”と伝えているほか、救急搬送やごみ収集など、市民生活への影響も懸念されている。

[コロナ起源、結論に至らず 「動物」「研究所」で見解二分]という報道

 


コロナ起源、結論に至らず 「動物」「研究所」で見解二分 – 米情報機関

時事 2021/10/30

米情報機関を統括する国家情報長官室は29日、新型コロナウイルスの起源に関する調査報告書を公表した。

ウイルスが動物から人間に感染したとする説と、中国の研究所から流出したとする説で「情報機関(の見解)は割れている」とし、最終結論に至らなかったことを明らかにした。

報告書によると、各情報機関はウイルスが「生物兵器として開発されたものではなく、遺伝子操作も行われなかった」という認識でおおむね一致。

「中国の当局者は(感染拡大を)予見していなかった」とし、当局が意図的にウイルスを拡散した可能性を否定した。

一方で起源について、4機関と国家情報会議(NIC)は「新型コロナかそれに似たウイルスに感染した動物からの『自然暴露』の可能性が最も高い」と分析。1機関は「武漢研究所での実験や動物の取り扱い、サンプル採取などの際の事故によって流出したとみられる」と主張した。それ以外の機関は「二つの説は同程度にあり得る」ないし「追加情報がなければ判断できない」とした。

北海道の赤潮での被害は過去に一度もなかった災害レベルに

 


「全く経験したことのない大変な状況」 太平洋側に広がる赤潮 被害はサケやウニ以外にも 北海道

HBC 北海道放送 2021/10/29

赤潮による道内の漁業被害が、国内最悪と見込まれる中、29日、太平洋の沿岸に広がる赤潮の様子をカメラがとらえました。

カメラマンリポート
「日高町の上空です。海が赤茶けた色に濁って見えます」

29日朝、日高の日高町の厚賀漁港の付近では、海面に赤潮が帯状に広がっていました。赤潮は、特に日高地方の沿岸で色が濃く、長いものは数キロ以上連なっていました。

日高地方のサケやウニの漁業被害は、22日時点でおよそ6億円。しかし今週、ツブやタコ、ナマコも被害を受けている恐れがあることがわかり、日高全体の被害総額は90億円以上に膨れ上がる見込みです。

この影響を心配しているのが飲食店です。日高の浦河町にある飲食店の看板メニューは、ツブの刺身。地域を代表する味覚の危機に、店は不安を募らせています。

お料理 松山・松山和弘社長
「ツブののぼりを立てていたんですけど、(ツブが)ほとんどだめなのでやめました。これから影響が出てくる。大変なことが起こったなと」

沿岸の町に影を落とす漁業被害。しかし、現状では、効果的な対策はないと専門家は見ています。

北大水産学部浮遊生物学研究室・山口篤准教授
「これだけ大規模に広まってしまって、高濃度で(プランクトンが)いるわけですから、泥を散布する方法などもあるが、底に(プランクトンが)沈みますから、底にいる生物に毒が行くことになる…なかなか難しいのが現状」

こうした中、道東の釧路では、29日、自治体や漁協の関係者が集まり、被害の実態を確認しました。

釧路総合振興局・菅原裕之局長
「過去、道内において全く経験したことのない大変な状況。被害額も甚大である」

29日の会議の場で、漁業関係者は、今後の調査や資源の確保にかかる費用について、国や道に支援を求めました。

北海道・鵡川(むかわ)でシシャモの漁獲高が過去最低に

北海道・鵡川(むかわ)でシシャモの漁獲高が過去最低に


ししゃも不漁 ことしも過去最低更新

STV 2021/10/29

「鵡川(むかわ)ししゃも」のブランドで知られる鵡川漁協のシシャモの漁獲量が、ことしも記録的な不漁です。

これまでの漁獲量は、過去最低だった去年の同時期を下回っています。

シシャモ漁は4日に解禁され、25日までに12日間出漁しました。

(漁師)「だめだね、全然ね」

鵡川漁協によりますと、漁期中盤の25日までのシシャモの漁獲量は1394キロ。

魚体は比較的大きいものの、記録が残る中で過去最低だった去年の同じ時期と比べて13%減少しているということです。

むかわのシシャモ漁は11月10日ごろまで続きます。

ウクライナも「レストラン、ジム、買い物・娯楽施設」に完全なワクチンパスポートを導入

 


ウクライナ、首都でコロナ規制強化へ 感染者が最多更新

ロイター 2021/10/29

ウクライナは28日、首都キエフで11月1日から新型コロナウイルスワクチンの接種証明か検査の陰性証明提示を義務付けると発表した。レストランやジム、公共輸送機関などの利用時に必要になる。

保健省によると、過去24時間に確認された新規感染者は過去最多の2万6071人で、10月22日に記録した2万3780人を上回った。死者は576人だった。

リャシュコ保健相はブリーフィングで、「ウクライナは1日当たり感染者数、入院、死亡など、全ての数字においてコロナ禍開始以来最悪となっている」と述べた。

累計感染者は285万人、死者は6万6204人。

キエフのクリチコ市長は、感染増加を受けて規制を強化すると発表。「人々の健康と命を救い、患者の大量収容による医療システム崩壊を防ぐためには他の選択肢がなく、厳しい規制導入に踏み切ることにした」と説明した。

政府の委員会は28日、キエフを最も厳格な規制対象となる「レッドゾーン」に指定。11月1日以降、レストラン、ジム、買い物・娯楽施設は従業員全員がワクチンを接種していなければ営業が認められないほか、ワクチン接種または陰性の証明書を提示しない来場者の受け入れが禁止される。

[ゲノム編集のトラフグ、流通へ]という報道

 

(※) 参考記事 「遺伝子編集を発端としたヒトを含めたあらゆる生物種の完全な絶滅への道筋が見えてしまった」 (In Deep)


ゲノム編集のトラフグ、流通へ 食欲旺盛になり早く成長

東京新聞 2021/10/30

厚生労働省の専門調査会は29日、京都大などがゲノム編集技術を使って早く成長するように改良したトラフグについて、届け出のみで販売と流通を認めることを了承した。同日、販売を担う企業が厚労省へ届け出て受理され、11月下旬から流通させる。トマト、マダイに次ぐ国内3例目のゲノム編集食品となる。

販売は京大発のベンチャー企業「リージョナルフィッシュ」(京都市)が行う。同社によると、食欲を調整する「レプチン受容体遺伝子」を取り除きエサをよく食べるようにしたことで、成長速度が平均して1・9倍になった。通常よりも早く出荷できるため、養殖の効率化が期待できる。

2014年10月26日のディーガルの文章より

 

Deagal

我々の国々の予測について、特にアメリカ合衆国の予測に関して多くの質問があった。それらに一つずつ答えられることはないが、以下の文章からいくつかの説明、考え、考察を見つけていただければと思う。

国家の予測データの作成に使用される経済データおよび人口統計データの大部分は、CIA(米中央情報局)、IMF (国際通貨基金)、UN (国連)、そして、USG (アメリカ合衆国連邦政府)などの機関のものは広く利用可能だ。最も関連性の高いデータは、それぞれのすべての国のページで確認できる。これらの情報源はすべてインターネットからのものであり、各国の公式ドメインからのものだ。

米国に関して言えば、数年前、中国の格付け機関であるダゴン(Dagong)は、米国の物理的経済を中国、ドイツ、日本の経済と比較し分析したレポートを発表した。結論として、米国の GDP は、合衆国連邦政府が公式に報告した 15兆ドルではなく、5兆ドルから10兆ドルの間であることが示された。米国政府が発表した公式データ、特に経済データは偽物であると想定されている。調整され、またはある程度歪んだ数値といえる。

歴史的に、旧ソビエト連邦が崩壊する何年も前から偽の統計を作成していたことはよく知られている。西側諸国だけでなく他の国々も、彼らの実際の状況を隠すために、今日彼らの数値を作り上げている(調整している)。

多くの人々が自国の政府統計を見つけることができると確信しているが、その数値データの「量」がどうであれ、数値データに直接変換されない「品質」モデルがある。

たとえば、2014年のエボラ出血熱の死亡率は50〜60%だが、数十万または数百万のエボラウイルスに感染したパンデミックになった場合どうなるかを想像してみてほしい。パンデミックのシナリオでは、そのような医療は圧倒的な数の感染者には利用できず、適切な医療の欠如により死亡率が劇的に増加する。

「質」というものの要因は、たとえば、このパンデミックのシナリオでは、(エボラの)死亡率が、50〜60%の割合から 80〜90%に増加する可能性があることだ。

ここでは数自体は重要ではない。シナリオが初期条件を超えて 50%の死亡者数から 90%以上に進化する「可能性があるという事実」だ。ちなみに、我々の予測には、このパンデミックや核戦争は含まれていない。

米国が今後10年間に入るプロセスを理解するための重要な要素は「移住」だ。過去、特に 20世紀において、米国が巨額の地位に上がることを可能にした重要な要因は、信用拡大を支援する人口動態の拡大と、米国に利益をもたらす世界の他の地域からの頭脳流出の恩恵を受けた移民だった。

欧米の金融システムの崩壊は、証券取引所や年金基金などのポンジ・スキーム(出資詐欺のこと)を終わらせながら、アメリカ国民の生活水準を一掃するだろう。

人口は、バブルとポンジ・スキームの完全な配列によってひどく打撃を受けるので、移民エンジンは波及効果のためにそれ自体を逆加速して働き始め、それによって国の崩壊につながる。

米国にとってこの目に見えない状況は、経済に前例のない壊滅的な影響を与える破壊的なパターンで発展するだろう。

オフショアリングの仕事は、多くのアメリカ企業が海外に移転して外国企業になることで確実に終わる。

アメリカの人口のかなりの部分がラテンアメリカとアジアに移住しているのに対し、同様の経済病に苦しんでいるヨーロッパへの移住は関係しない。

死者数は恐ろしいものになるだろう。ソビエトは、1990年代の次の闘争の間に、重大な死者数と国民の誇りの喪失に苦しんだ。アメリカの生活水準は最も高いものの1つだ。金融システムに沿ったサービス経済を追加しながら、ソビエトの2倍をはるかに超えていく。

年金受給者が目の前で退職金(システム)が消えるのを見て、仕事もないとき、次に何が連続して起こるか想像することができるだろう。

少なくとも若い人たちは海外に移住することができるが、人類の歴史上、人口の中にこれほど多くの高齢者がいたことはない。アメリカの崩壊は、ソビエト連邦の崩壊よりもはるかに悪化するように設定されている。

人口動態の危機は近い将来世界を襲い、技術の進歩と環境問題に応じて、多かれ少なかれ 30年から 80年続くと予測されている。その後、(人口が極端に減少した後)人口数は非常に長い間同じままであるという凍結された状況となる可能性が高い。

各国の統計データは、人口の数の推移は「出生/死亡」だけでなく、海外への移住の増加も反映すると予測している。多くの国は、移民のために総人口を増やすだろうが、もともと住んでいた人たちの人口は減少する可能性がある。

過去 2000年以上にわたり、地中海を中心に構築された西洋文明が北ヨーロッパに移行し、20世紀半ばまでに大西洋軸に移行し、過去 30年間でようやく米国に集中するのを目の当たりにしてきた。

次の動きは、文明がアジアに集中し、ロシアと中国がトップになることだ。歴史的に、経済パラダイムの変化は、主流の歴史家によってめったに強調されない死者数をもたらした。

ヨーロッパで地方から大都市への移行が起こったとき、新しいパラダイムを受け入れることができない多くの人々が自殺した。彼らは心理的要因によって自殺している。

我々の予測で多くの人たちを失望させたことは申し訳なく感じている。しかし、2007年の(金融)危機前から状況は年々悪化している。

このウェブサイトは非営利であり、詳細な説明なしに情報とサービスを現状のまま提供している。重要なのは、私たちは、いかなる形態においても、いかなる特定の政府との関係を持っていないということだ。それは保証する。

また、インターネットの一部では、我々が死の商人や悪魔的カルト、あるいは武器のディーラーなどという話も出回っている。そのようなことはない。

予測は、欠陥があるか正しいかにかかわらず、「単なるモデルにすぎない」ことを考慮に入れてほしい。未来を予見することを可能にするのは、神の言葉や魔法の装置ではない。

米CDCが「4回目のワクチン接種」に言及

 


免疫不全者は4回目のワクチン接種が必要になる可能性 米CDC

CNN 2021/10/27

米疾病対策センター(CDC)が新型コロナウイルスワクチンに関するガイドラインを改訂し、がん治療などで中程度から重度の免疫不全の症状がある人について、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンの4回目の接種を受けることになるかもしれないと指摘した。

CDCは8月に、18歳以上の免疫不全者を対象とする3回目の接種を承認した。この層を対象とする3回目の接種は、免疫効果を持続させるためのブースター(追加)接種とは異なり、免疫不全者は2回の接種では完全な免疫反応を獲得できない可能性があることから必要になるとしていた。

米ジョンズ・ホプキンス大学がこの夏に実施した調査では、ワクチンを接種した免疫不全者は、それ以外の人と比べて入院や死亡の確率が485倍に上ることが判明。CDCによると、小規模な調査の結果、ワクチン接種完了後に感染するブレークスルー感染で入院を必要とした症例のうち、約44%を免疫不全者が占めることが分かった。免疫不全者は、濃厚接触者にウイルスを感染させる可能性も高いとされる。

米食品医薬品局(FDA)は3種類のワクチン全てについて、特定層を対象とするブースター接種を承認しており、この対象には免疫不全者も含まれる。

これまでの研究では、特定の免疫不全者はブースター接種によってワクチンに対する抗体反応が強まることが示されている。

このため4回目の接種は3回目のmRNAワクチン接種から半年以上経過した後に受ける必要がある。現時点でCDCは、4回目の接種を勧告するには至っておらず、必要かどうかは主治医に相談する必要があるとしている。

中程度から重度の免疫不全者は、がん治療中の人や臓器移植を受けた人、HIV(エイズウイルス)が進行したり治療を受けていない人などが該当する。CDCの推計では、米国の人口の約2%に当たるおよそ900万人がこれに当てはまる。

CDCによると、1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンを接種した免疫不全者は、最初の接種から2カ月以上経過した後にブースター接種を受ける必要がある。ブースター接種にモデルナのワクチンを選択した場合、2回目までに接種したのが違うワクチンだったとしても、モデルナ製ワクチンのブースター接種として承認された半量の接種を受けなければならない。

CDCは免疫不全者に対し、たとえワクチンを接種したとしても、人が集まる場所や換気の悪い場所を避け、屋内の公共の場ではマスクを着けるよう促している。

イギリスのコロナ死者が3月以来最多に

 


英のコロナ死者が3月以来最多に、26日は263人

ロイター 2021/10/27

英国で26日に確認された新型コロナウイルス感染による死者が263人となり、3月3日以来最多となった。感染者はここ1カ月、増加が続いている。

新規感染者は4万0954人で前日の3万6567人を上回った。ただ、過去7日間の平均は横ばいとなっている。

熊本大学が「酸化グラフェンによる新型コロナウイルス不活性化のメカニズム」を発見

 

(※) 論文のプレスリリースは以下です。

酸化グラフェンによる新型コロナウイルスの抑制」 (熊本大学)


新型コロナウイルス分解作用・熊大が発見

くまもと県民テレビ 2021/10/26

新型コロナウイルスを分解する効果を熊本大学が発見した。

発表したのは、熊本大学大学院先端科学研究部の速水真也教授らの研究グループ。

炭素を原料とする「酸化グラフェン」の抗菌作用に注目し、2020年8月頃から研究をスタート。

酸化グラフェンに、新型コロナウイルスに対する高い吸着力と分解作用を確認した。

■速水真也教授

「くっつきやすくて分解までしてくれる、スーパーマテリアル=超材料という、非常に活性が強い材料だ」

新型コロナウイルスを酸化グラフェンを混ぜた液に入れて1時間培養する実験で、ウイルスの感染性が98%減少したという。

電子顕微鏡で見ると、ウイルスに酸化グラフェンが付着すると、スパイクと呼ばれる突起がなくなることがわかった。

速水教授は、「酸化グラフェンの酸化作用がウイルスを構成するタンパク質を分解した」と説明する。

酸化グラフェンは毒性が低いことから、不織布マスクやコーティング剤への利用が期待されるという。

[「ワクチン打てばエイズにかかる」…ブラジル大統領、またフェイクニュース拡散]という報道

 

(※参考記事) 「自然のコロナスパイクタンパク質にも、そしてワクチン由来のスパイクタンパク質にも漂うHIVの気配」 (In Deep 2021/06/29)


「ワクチン打てばエイズにかかる」…ブラジル大統領、またフェイクニュース拡散]

中央日報 2021/10/26

ブラジルのボルソナロ大統領が新型コロナウイルスワクチンに対し、「ワクチンを打てばエイズにかかる危険が大きくなる」とフェイクニュースを拡散し、また批判を受けている。

ブラジル247など現地メディアが25日に伝えたところによると、ボルソナロ大統領は21日に自身のフェイスブックを通じ新型コロナウイルスワクチンと関連したフェイクニュースを拡散した。

ボルソナロ大統領の主張に対し保健専門家らと政界からは「何の科学的根拠もなく新型コロナウイルスワクチンとエイズの関連性を主張するフェイクニュースをまき散らしている」という非難が出てきた。

社会主義自由党と民主労働党など左派政党所属議員は「ボルソナロ大統領が新型コロナウイルスワクチンと関連してフェイクニュースをまき散らすのは国と犠牲者の遺族に対する無礼であり犯罪行為」と指摘し連邦最高裁に大統領に対する調査を促した。

議論が続くとフェイスブックとインスタグラムはボルソナロ大統領が投稿した内容を前日夜に削除した。これら企業は新型コロナウイルスなど致命的なフェイクニュースに対し職権で削除する方針を取っている。

一方、ボルソナロ大統領は以前から新型コロナウイルスを「軽いインフルエンザ」と呼んで深刻さを否定してきた。マスク着用と社会的距離確保など防疫ルールを無視して封鎖に反対し、マラリア治療薬と駆虫剤を新型コロナウイルス患者の治療に使うべきとの主張までした。

昨年末に彼は「私はワクチンを接種しないだろう。これを非難する人々はバカだ。ワクチンを打った人がワニになっても私は責任を負わないだろう」と嘲弄して批判を受けたりもした。

昨年7月に彼は新型コロナウイルス陽性判定を受け隔離され20日ぶりに復帰しているが、13日にあるラジオ番組に出演し「新型コロナウイルスにかかった人は抗体が形成されワクチン接種が必要ない」としてワクチン接種はしないと明らかにした。

だが世界の保健専門家らは新型コロナウイルスにかかって回復した人もワクチン接種をするのが良いと勧告している。

ラニーニャ現象 12月がピークと気象庁は予測。厳しい低温へ

 


ラニーニャ現象 12月をピークに予想される 寒さの見通し

tenki.jp 2021/10/23

ラニーニャ現象が、12月をピークに予想されます。11月後半から、日本列島に寒気が流れ込みやすくなるでしょう。12月上旬には、全国的に冬本番になりそうです。

■ ラニーニャ現象とは

ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より低い状態が続く現象です。

ラニーニャ現象の発生時には、太平洋赤道域では、東風が平常時よりも強くなり、太平洋赤道域の西部に暖かい海水がより厚く蓄積する一方、東部では冷たい水の湧き上がりが平常時より強くなります。このため、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも低くなるのです。

■ ラニーニャ現象 12月をピークに予想される

9月の太平洋赤道域の海面水温は、西部で平年より高く、中部から東部で平年より低くなっていました。気象庁が10月11日に発表したエルニーニョ監視速報では、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態とみられるが、ラニーニャ現象時の特徴に近づきつつある、とのことでした。

ラニーニャ現象の基準は、国によって微妙な違いがありますが、10月12日時点の資料では、日本の気象庁も含め、アメリカ海洋大気庁、ヨーロッパ中期予報センター、イギリス気象庁、オーストラリア気象局など、各国一致して12月をピークにラニーニャ現象を予想しています。

■ ラニーニャ現象の発生時 12月を中心とする日本の天候の特徴

ラニーニャ現象の発生時は、海面水温が平常時より高いインドンネシア近海で対流活動が活発になり、中国大陸では高気圧が強まります。このため、偏西風は、中国大陸で北に蛇行、日本付近では南下し、日本列島に寒気が流れ込みやすくなります。

ラニーニャ現象の発生時、日本における12月を中心とする3か月(11月~1月)の天候の特徴で、統計的に有意な傾向があります。平均気温が関東や東海、北陸で低いこと、降水量が関東、東海、近畿から九州の太平洋側で少ないこと、日照時間が北海道や東北の太平洋側と近畿から九州で多いことです。

■ しばらくは高温傾向 11月後半から冬の寒さに

気象庁が、10月21日に発表した1か月予報によると、11月22日にかけて、全国的に寒気の影響を受けにくく、暖かい空気に覆われやすい見込みです。このため、平均気温は、沖縄・奄美は平年より高く、九州から関東は平年並みか高い予想です。東北や北海道は平年より高いでしょう。しばらくは高温傾向とみられます。

今のところの資料では、ラニーニャ現象の発生時にみられる偏西風の蛇行が現れ始めるのは、11月後半からです。11月後半から日本付近に寒気が流れ込みやすくなるでしょう。

12月上旬には、偏西風は、日本付近で大きく南下し、寒気が次々に流れ込む見込みです。11月後半から全国的に冬の寒さになり、12月上旬には冬本番といえそうです。

シンガポール、ワクチン未接種者は出社禁止、商業施設への入場禁止、飲食店での食事禁止へと

 

(※) 未来の日本…。


ワクチン未接種、出社禁止へ 感染急増、対策強化―シンガポール

時事 2021/10/23

シンガポール政府は23日、新型コロナウイルス対策を強化し、ワクチン接種を受けていない従業員の出社を来年1月1日から禁止すると発表した。

未接種者は商業施設入場や飲食店での食事も既に禁じられており、社会活動が一層困難になる。

未接種者を締め出す一連の政策をめぐり、市民からは「接種強要だ」と反発する声もあるが、政府は「未接種者や医療システムを守るため」と主張している。未接種者が出勤するには認定施設で検査を受け、陰性証明を得なければならない。

8月以降、外食などの行動制限を一部緩和したところ、デルタ株による感染急増に見舞われ、人口545万人の小国で今月19日の新規感染は3994人と過去最多を記録。

接種率が「世界最高水準」と自負する84%に達している効果で重症化率は低いものの、感染急増で重症者も増え、20日発表の死者は18人と最多となった。

[塩野義製薬が第2/3相試験を始めた「コロナワクチン」の仕組み]という報道

 

> 遺伝子組み換えたんぱくワクチン

> 中和抗体を作る効果を高める必要があると判断

ダメっぽいですね。


塩野義製薬が第2/3相試験を始めた「コロナワクチン」の仕組み

日刊工業新聞 2021/10/23

塩野義製薬は新型コロナウイルス感染症向けワクチンについて、開発の後半に当たる第2/3相臨床試験を国内で始めた。3000人を対象としている。8月に開始した開発前半の国内第1/2相試験の60人への投与結果を踏まえ、臨床試験の段階を進めた。

これまでに副反応が一定程度に抑えられる点と、感染を抑える中和抗体の上昇が良好である点を確認している。

同ワクチンは子会社のUMNファーマ(秋田市)による昆虫細胞などから目的のたんぱく質を発現する「BEVS」技術を活用した遺伝子組み換えたんぱくワクチン。

当初、免疫応答を調整する2種類の細胞のバランスを最重視したが、中和抗体を作る効果を高める必要があると判断。補助剤変更の結果、良好な結果が得られ、製品化に向け前進した。

同社は重要課題の一つに感染症を掲げる。早期承認に向け、今回の試験と並行して国内外で複数の臨床試験を行う準備も進める。

「人口減れば気候と福祉にはむしろ良いこと」…英国で予想外の報告書]という報道

 


「人口減れば気候と福祉にはむしろ良いこと」…英国で予想外の報告書

中央日報 2021/10/24

国の成長に否定的要素とされる少子化と高齢化は悪い話だけではないという報告書が出された。英金融当局の金融サービス機構(FSA)元所長のアデア・ターナー氏がまとめた「小規模家族と高齢化人口報告書」だ。

ターナー氏は現在、国際機関であるエネルギー移行委員会の議長として気候変動問題と経済成長をともに解決するための現実的な案を模索している。

18日の英紙インディペンデントによると、ターナー氏はこの報告書で「出生率の低下が英国の気候目標を達成するのに助けになり、国民福祉に相当な恩恵を与えるだろう」と主張した。彼はまた、しっかりとした政府政策があるならば人口高齢化は経済の脅威にならないと主張した。

ターナー氏は英国と日本を比較して2035年の状況を予想した。英国は2035年に人口が5.2%増加した7110万人に達すると予想される。同じ期間に日本は1億2500万人から1億1319万人に人口が9.6%減少する。

彼は英国の人口が日本と同じ割合で減少すれば2035年まで3800万トンの二酸化炭素排出量を減らせると明らかにした。

また、人口減少により住宅問題も相当部分解消されると予想した。英国全域で400万軒の住宅が追加で必要がなくなるためだ。43万5000エーカーの土地で進められている住宅開発計画を止め土地を保存できる。

ターナー氏は「終わりのない人口増加を止めれば未来の自然環境に対する人類の圧迫が減り、住宅供給問題が解消され、開発途上国の繁栄と成長を支援しながらも温室効果ガス排出量目標を達成することがより容易になるだろう」と主張した。

彼は人口減少が経済成長には不利になることを認めた。ただ労働力の自動化と移住政策が労働人口減少効果を相殺するカギだと主張した。

高齢化社会に入るだけに退職時期を遅らせて人々が働き続けられるよう誘導するインセンティブ政策も必要だと力説した。

ターナー氏は報告書の序文で、「こうした人口統計学的変化を歓迎すべき最も大きな理由は(人口増減に)権限のある人たち、特に女性の自由な選択から始まるため」と話したりもした。これと関連して慈善団体「人口問題」のロビン・メイナード理事は「女性の体は安い労働力と消費者を生産する経済的道具ではない」として彼の主張を擁護した。

ターナー氏は2008年から2013年まで韓国の金融監督院に相当する金融サービス機構の所長を務めた。その前には英年金委員会委員長として英国政府の依頼を受け3年間の研究の末に年金改革案を発表している。

委員会は当時高齢化時代を迎え年金貯蓄制度を労働者、企業、政府がそれぞれ負担して年金受領年齢を65歳から最小67歳に引き上げなければならないと提言している。

現在彼が率いるエネルギー移行委員会は主要電力と産業会社、投資家、環境NGOと専門家で構成された国際的機関だ。経済と社会発展を促進して地球温暖化を2040年まで2度未満に制限するための方法を模索している。

英国の1日あたりの新たな感染者数が5万人を突破

(参考グラフ)

ourworldindata.org


ワクチン「先進国」の英国、いまや感染者1日5万人に…首相「予想から外れてない」

読売新聞 2021/10/24

新型コロナウイルスのワクチン接種をいち早く進め、社会の正常化に向かった英国で、1日あたりの新たな感染者が5万人前後に増えている。専門家からは再び規制が必要との声が出ている。

英政府の22日の発表によると、新規感染者は4万9298人、死者は180人だった。感染者数は21日に5万2009人を記録した。

ジョンソン首相は22日、感染者数などの増加について「我々の予想から外れてはいない」と述べ、現時点で規制を導入する必要はないとの考えを示した。英政府はワクチン接種で感染に歯止めがかかったとして7月に規制を解除している。飲食店にはにぎわいが戻り、劇場は大勢の観客を入れて公演を行っている。

現在はインド由来の変異ウイルス「デルタ株」の感染が広がる。英政府は引き続きワクチン接種を進め、1日あたりの死者が1300人を超えた今年初めのような危機は回避できると主張する。一方、政府に助言する専門家の委員会は「規制を早く始めれば厳しい規制を長く続けなくて済む」として、マスク着用や在宅勤務の推奨などを求める。

欧州では英国に限らず、ルーマニアやロシアでも感染者が急増している。ロシアでは大統領令に基づき、10月30日から11月7日まで経済活動を大幅に抑制する。

世界保健機関(WHO)は西太平洋やアフリカなど世界を6地域に分けて感染状況を集計している。17日までの1週間で前週より感染者が増えたのは欧州だけだった。