カナダのアルバータ州で「死産」が過去約20年で最多を記録

死産はどの国でも増え続けています。こちらの日本に関しての記事や、アメリカに関しての記事にもあります。

要因はさまざまでしょうけれど、ともかく、死産は増えています。





アルバータ州で、少なくとも2005年以降で最多の死産数が記録される

cbc.ca 2024/06/10

Alberta records its highest number of stillbirths since at least 2005

若い女性の死産率は2017年から2023年にかけて4倍に増加した

アルバータ州保健省のデータによると、2023年には 454件の死産が記録され、これは同州の 2005年以降のデータの中でどの年よりも多い。

死産数は 2011年に 257人に減少しましたが、2019年から 2023年にかけて着実に増加している。

アルバータ州政府によると、妊娠 20週以上経過し、出産前または出産中に赤ちゃんが死亡した場合、それは死産と呼ばれる。死産の約 4分の 1は原因が不明だ。​​

同州の広報担当者は、政府はこの増加について調査中だと述べている。

数字を見てみると、年齢層ごとに懸念すべき傾向も見えてくる。

15歳から 19歳の若い女性の出生数 1,000人あたりの死産率は、2017年から 2023年の間に 4倍に増加した。

2017年、若い女性の死産率は 1,000出生あたり 5.96だった。この率は 2018年に 15.98に急上昇し、2023年には 26.32にまで上昇した。

アルバータ州保健省の報道官アンドレア・スミス氏は CBC への声明で、死産の原因についての調査が進行中であると述べた。

「増加の原因の調査は継続中であり、死産の確立されたリスク要因の傾向の分析と監視、データ品質の問題と死産登録基準の変更の評価、死産の決定要因を分析して増加率の原因を特定するための疫学的分析の実施などが行われています」