季節性インフルエンザの流行が、昨年末から継続したまま、次のシーズンに入ることに

 

もうもう(笑)。

…ただ、これ、9月20日からの XBB 対応ワクチン接種後からは、さらにどうなるのだろうと。接種後にいろんな感染症の免疫が一時的に消えてしまうわけですので。

以下の記事にあります。修羅場ですねえ。

(参考記事)ワクチン接種後の子どもは、少なくとも6ヵ月後まで「細菌もウイルスも含めて様々な感染症への防御が非常に弱くなる」ことを突きとめた小児の接種後についての初めての研究が発表される
In Deep 2023年9月5日

なお、記事に出てくる「専門家」の話として、この理由として、

> 感染対策が緩んだこともあるという

とありますが、1999年からの 23年間にインフルのための感染対策なんてしたことがあったかよ……ということでもあります。もう適当な後付けはいい加減にしてくだしゃい。


インフルエンザの流行続く 収束せず次のシーズン入りは99年以降初

朝日新聞 DIGITAL 2023/09/08

季節性インフルエンザの流行が、昨年末から継続したまま、次のシーズンに入ることになった。厚生労働省が8日発表した。

発表によると、全国約5千カ所の定点医療機関から報告された最新1週間(8月28日~9月3日)の季節性インフルエンザの患者数が、1医療機関あたり「2・56人(速報値)」だった。「1人」を超すと「流行」とされ、昨年12月19~25日に流行期入りしたあと、これまで一度も下回っていない。

厚労省は季節性インフルエンザの発生状況について、9月4日以降の週からは新シーズンとして集計する。流行が収束しないまま次のシーズンに突入するのは、現在の方法になった1999年以来、初めてという

(※コメント / これは、1999年に同じことがあったかのように受けとられる書き方となっていますが、1999年に集計方法が変更されたというだけで、実際には、いわゆる新型インフルエンザを除けば、史上初めてだと思います)

国立感染症研究所によると、例年は11~12月に流行が始まり、1~3月にピークを迎え、春には下火になる。

今シーズンは、新型コロナウイルス感染症が発生して以来3年ぶりの流行期入りだった。ピークは今年2月6~12日の「12・91人」。

最新の報告では、患者数が多いのは沖縄県の9・41人、宮崎県4・95人、三重県4・42人、千葉県4・20人、福岡県4・16人と続く。保育所や幼稚園、小中高校などからの報告では、休校、学年閉鎖、学級閉鎖となったのは計107施設だった。

日本感染症学会インフルエンザ委員会の石田直(ただし)委員長は、流行が続いている背景として、3年間インフルの流行がなかったことや、昨年のワクチン接種から時間がたったことで、1人が感染すると周囲に広がりやすい状況があると指摘する。また、新型コロナの5類移行で感染対策が緩んだこともあるという。