在ウクライナ日本大使館職員の家族が国外退避を開始

 


在ウクライナ大使館職員家族が国外退避開始

sankei.com 2022/01/28

外務省幹部は28日、国境付近にロシア軍が大規模展開しているウクライナについて、在ウクライナ日本大使館職員の家族が国外退避を始めたと明らかにした。準備が整い次第、順次国外退避しているという。

政府は24日にウクライナの危険情報について、首都キエフを含む全土を対象に渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げた。在留邦人にも商用機による国外退避を強く勧めている。大使館の職員については、邦人保護など緊急業務に直接関係しない職員を中心に国外退避を検討している。

ウクライナをめぐり、米政府は23日に大使館職員の家族に国外退避を命じるとともに、一部職員の自主的退避を許可した。ウクライナの自国民にも退避を検討するよう促している。英政府も24日に大使館職員の一部と家族を一時的に国外退避させると発表した。

[バイデン政権、対ロシア制裁案をウォール街と協議]という報道

 


バイデン政権、対ロシア制裁案をウォール街と協議 – 関係者

CNN 2022/01/29

バイデン米政権は、ロシアに対し取り得る制裁措置を米大手金融機関と協議した。制裁措置で世界の金融システムを混乱させることがないようにする取り組みの一環。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

関係者によると、対ロ制裁措置の導入方法を検討している米国家安全保障会議(NSC)メンバーとその他の政府高官は今週、シティグループやバンク・オブ・アメリカ(BofA)、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス・グループなどの銀行幹部と会合を持った。

米国と欧州連合(EU)は、ロシアの通貨交換能力に狙いを定めた措置を含む制裁パッケージを準備している。1日4200万件の決済を管理する国際銀行間通信協会(SWIFT、スイフト)へのアクセス遮断やエネルギー関連の制裁も排除されていないが、SWIFT遮断は最終手段と見なされ、意見が分かれている。

関係者の1人によると、バイデン政権当局者は銀行に対し、2018年の対ロ制裁導入時に起きたような影響が生じる可能性を懸念していると伝えた。この制裁はロシアのアルミニウム生産会社ルサールを直撃し、アルミニウムのサプライチェーンが世界的に混乱してアルミ価格が30%上昇した。

銀行との協議には、外国に対する経済制裁の実施権限を持つ米財務省の外国資産管理局(OFAC)当局者も加わっていると、関係者は語った。関係者は内部情報を話しているとして匿名を要請した。

財務省報道官は「これ以上ロシアがウクライナに侵攻すれば、米国は同盟国やパートナーとともに、ロシア経済に深刻な打撃を与えるさまざまな選択肢を検討すると、これまでに極めて明確にしている」と書面で説明。「起こり得る影響を分析し、それを軽減する手段を模索するのはガバナンスとして正しく、標準的な慣行だ」と続けた。

各銀行の広報担当者はコメントを控えた。

(ほのぼのニュース) [中国で配信の「ファイト・クラブ」、ラストシーンを当局の勝利に改編]という報道

 

(※) ファイトクラブ(1999年)好きな映画なんですけど、この改変見てみてえ……。久しぶりに心から笑ったニュースでした。

報道の下に実際のファイトクラブラストシーンを貼っておきます。


中国で配信の「ファイト・クラブ」、ラストシーンを当局の勝利に改編

CNN 2022/01/27

差し替えられたラストシーン

 

公開から20年以上が経過してなおカルト的人気を誇るデビッド・フィンチャー監督の傑作映画「ファイト・クラブ」。このほど中国国内で騰訊視頻(テンセントビデオ)がストリーミング配信したものの、エンディングに大幅な変更が施され、一部の視聴者を激怒させる事態となっている。

オリジナル版のラストは、エドワード・ノートン演じる主人公がブラッド・ピット演じる自らの分身を消滅させ、ヘレナ・ボナムカーター演じるガールフレンドとビル群が爆破される様子を眺めるシーンで終わる。

しかしここで描かれる無秩序ならびにそれを阻止できなかった政府の無能ぶりをそのまま流すことは、厳格さで知られる中国の検閲ルール上、認められなかったようだ。

CNN Businessがプラットフォームで確認したテンセント版では爆破シーンが丸ごとカットされ、代わりに字幕が現れる。視聴者に対し、この後当局がタイミングよく現れて災難を未然に防いだと告げる内容だ。

それによると「警察はすべての計画を素早く察知し、犯罪者を全員逮捕。爆弾の爆発も阻止することに成功した」という。

さらに前出の分身は治療のため「精神病院」に送られた後、「2012年に退院した」と続く。

この改編に一部の視聴者は激怒。先週末にかけ、ネット上には非難のコメントが相次いだ。

あるユーザーはテンセントビデオの関連ページに「あまりにもばかげている」と書き込んだほか、別のユーザーからは「映画史上最大級の恥辱」との声が寄せられた。

また映画批評のサイトに「名作がこれほどまでに台無しにされるのを金を払ってみたがる人間は誰もいない」と書き込むユーザーもいた。

テンセントは改編についてコメントを控えた。CNN Businessは中国のインターネット規制を統括する国家ネットワーク情報弁公室(CAC)と映画業界を所管する国家電影局(CFA)にコメントを求めたが、どちらの政府機関からも返答はない。

改編がいつ、どのようにして行われたのかは不明だが、外国の映画作品が中国で合法的に放送される前に厳しい検閲の対象となるのは珍しいことではない。また当該の作品の権利を保有する中国企業は、しばしば国内での販売前に自主的な検閲を行って規制を免れようとする。

 

(※) これでいいんですよ。ファイトクラブは「偽りのウソの世界」を描いたような映画ですから、実際にそれを体験できるなんてラッキーです。以下が実際のラストシーンです。

「全員がコロナにかかる。感染せずに一生を終えることは困難」というアメリカの感染症専門家の見解

 


「全員がコロナにかかる。感染せずに一生を終えることは困難」感染症の米専門医が持論 オミクロンが最後の変異株には…

中日新聞 2022/01/28

米ニューヨーク州、ロチェスター総合病院の感染症部長、エド・ウォルシュ医師は、いずれはコロナに感染せずに一生を終えることは、ほぼ不可能になるとの持論を展開した。27日の米放送局WHAMが報じた。

「時間がたてば、さらに多くの新型コロナウイルス変異株が出現し、さらに多くの人々が感染するだろう。私の予測では、いずれそのうち、われわれ全員が何らかのコロナ変異株にかかる」。

その理由として、同医師は「ワクチンはいかなる感染に対しても、100%の予防にはならないからだ。感染せずに一生を終えることは困難を極めるだろう。というのも、このウイルスはいずれ(地域に根差した)風土病になるからだ。そのまま消えてしまうことにはならない」と説明した。

同病院のエミル・リーショー感染症専門医も、オミクロンが最後の変異株になってほしいとの希望について「それはほぼあり得ない。オミクロンが最後の変異株になるだろうという誤った安心感を受け入れることはできない」と同調した。

実際、米国ではパンデミックから2年弱で、全人口の約22%に相当する約7300万人が感染し、約88万人が死亡。濃厚接触者にいたっては、人口の9割にのぼるとされる。

現在、世界で感染の主流となっているのはオミクロン株だが、これの亜種、通称“ステルス・オミクロン株”が増加しつつある。デンマークやフィリピンなどでは、既に新規感染の半分以上が従来のオミクロン株に取って代わったと報じられ、感染力も従来の株より強いとの研究報告例がある。

[入院者6割がワクチン2回接種済み]という国立感染症研究所の発表

 

(※) 6割で収まっているのは正直驚きですが。


入院者6割が2回接種済み オミクロン、感染研分析

共同 2022/01/28

国立感染症研究所は28日、変異した新型コロナウイルスのオミクロン株に感染し入院した122人の分析で、ワクチンの2回接種を終えた人が63%に上っていたとの結果を公表した。2回目接種からの時間経過やウイルスの変異で効果が弱まると報告されており、そうした影響が出た可能性がある。3回接種した人も2%おり、新型コロナの感染歴がある人もいた。未接種は33%だった。

昨年11月末~今年1月12日に国内で入院した0~78歳を分析した。

入院時に何らかの症状があった人は76%、無症状は24%。入院後に症状が出たケースもあり、退院時まで無症状だったのは20%にとどまった。

[「米政府、すべての変異株に効果ある汎用ワクチン開発中」]という恐怖の報道

 


「米政府、すべての変異株に効果ある汎用ワクチン開発中」

中央日報 2022/01/27

米政府がすべての新型コロナ変異株に効果がある「汎用ワクチン(universal vaccine)」を開発中だと、ABCニュースが26日(現地時間)報じた。従来の新型コロナワクチンは変異株によって効果に大きな差があるが、どの変異株にも通用するワクチンを作るということだ。

米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長はこの日、ホワイトハウスで会見し、「新型コロナウイルス発生後、アルファ・ベータ・ガンマ・デルタ・オミクロンの5種類の懸念される変異株が出てきた」とし「したがって革新的な接近方式が必要だ」と述べた。続いて「米政府は汎用ワクチン開発のために複数の機関にこれまで研究費4300万ドル(約49億円)を支援した」と明らかにした。

専門家らは変異を繰り返すコロナウイルスに対抗する理想的な対応策として汎用ワクチンの開発を挙げてきた。新型コロナワクチン接種率が高くてもワクチン回避力が強い変異株が登場すれば新型コロナが再拡大するからだ。

ABCニュースによると、米陸軍の「ウォルター・リード陸軍研究所」が汎用新型コロナワクチンを開発中だ。陸軍研究所が開発中のこの汎用ワクチンは、サルを対象にした臨床試験で効果があることが分かり、人を相手に第1相試験を進めている。このほか米カリフォルニア工科大、デューク大、ワシントン大などが汎用ワクチンを研究している。メディアは米陸軍が汎用ワクチン開発で最も進んでいると評価した。

汎用ワクチンはそれぞれ異なる変異株に共通して表れる遺伝的特徴を利用して設計されるという。しかしすべての変異株に効果があるワクチンの設計には数年かかる可能性があり、難しい作業だというのが専門家らの共通した意見だ。

ファウチ所長も「誰も汎用ワクチンが2カ月以内に出るとは思わないでほしい」と話した。

一方、モデルナはオミクロン特化ワクチンの臨床試験に着手したと26日、発表した。今回の臨床試験ではモデルナのワクチンで2回の接種を終えた成人300人、3回目の接種まで終えた成人300人の2つのグループに分け、オミクロン特化ワクチンを1回接種する。ファイザーも25日、オミクロン特化ワクチンに対する臨床試験に入った。

これに先立ちモデルナは秋に、ファイザーは3月にオミクロン特化ワクチンを出すと明らかにした。従来の新型コロナワクチンはオミクロン株に効果が落ちるという研究結果が相次いで発表されたことを受け、各社はオミクロン特化ワクチンの開発に着手した。

[専門家 「重症者が増えてきている」と懸念]という報道

 


専門家 「重症者が増えてきている」と懸念、感染者が1日1万人増

デイリー 2022/01/28

松本哲哉国際医療福祉大学主任教授が28日、テレビ朝日系「羽鳥慎一 モーニングショー」にリモート出演し、オミクロン株が拡大している現状について、「気になるのは重症者が増えてきていること」と懸念を示した。

番組では羽鳥アナウンサーが27日に感染者が7万8927人で、重症者が537人(67人増)だったことなどを伝えた。松本教授は意見を求められ、「かなり厳しい状況。この3日間でだいたい1日に1万人増える状況になっている。しかも過去最多の都道府県が多くなってきている」と述べた。

その上で松本教授は「そういう状況で気になるのは重症者が増えてきていること」と指摘。

「最初は若い世代が多く、重症化しづらいというのは確かにそうだったと思うが高齢者に感染が広がっている。感染が判明したときには重症化している人はほとんどいない。ところがそれから10日くらいすると重症化する割合が増えてくる」と述べた。

松本教授は「そういう意味では今の状況より、さらに来週は厳しくなってくるんじゃないかと思います」と危惧した。