「戦争」カテゴリーアーカイブ

ドイツのエネルギー大手ユニパーが純損失5兆8000億円で独史上最大の赤字

 


ユニパー、純損失400億ユーロ 独史上最大の赤字額=1~9月期

NNA 2022/11/04

ドイツのエネルギー大手ユニパー(Uniper)は3日、1~9月期の純損失が403億7,400万ユーロ (約 5兆8000億円)となり、赤字が前年同期の47億6,800万ユーロから大幅に拡大したと発表した。ロシアからのガス供給減少が響き、ドイツ企業として過去最大の赤字を計上した。

売上高は2.7倍に増え2,133億300万ユーロ。これを事業別に見ると、主力の国際コモディティー事業は2.9倍に拡大した。欧州発電事業は3.4倍となり、ロシア発電事業は40.8%増加した。

グループのEBIT(利払い・税引き前利益、特別損益除く)ベースの損失は47億5,500万ユーロで、6億1,400万ユーロの黒字から赤字に転落。9月末時点の純負債は109億600万ユーロと、1年前から105億8,200万ユーロ拡大している。

ユニパーは、地政学的な面やロシアからのガス供給状況が不透明なことから、当面は正確な見通しを示すことができないと説明。

通年については、特別損益を除くEBITと純損益が前年を大幅に下回り、共に赤字になると予想している。

ドイツ政府は9月、ユニパーを国有化することで、同社および支配株主であるフィンランドの電力大手フォータムと合意したと発表。総額80億ユーロを拠出し、株式約99%を取得する。取引は年内に完了する見通し。

ロシアの軍事衛星が軌道に投入された

 

(参考報道) ロシア、西側の商業衛星を標的にする可能性=外務省高官 (ロイター 2022/10/27)
> ロシア外務省の高官は、米国などの商業衛星がウクライナ戦争に用いられた場合、ロシアの攻撃の対象になる可能性があるとの見解を明らかにした。タス通信によると、外務省不拡散・軍備管理局のボロンツォフ副局長は国連で「準民間インフラは報復攻撃の正当な標的になり得る」と述べた。


プレセツク宇宙港から打ち上げられたロシアの軍事衛星が軌道に投入された

TASS 2022/11/02

Russian military satellite launched from Plesetsk spaceport delivered into orbit

衛星は指定された時刻にフレガットブースターにより目標軌道に投入され、航空宇宙軍宇宙軍の地上施設の管理下に置かれた。

11月2日の朝、ロシア北部のプレセツク宇宙港から打ち上げられた軍事衛星が、指定された軌道に運ばれたとロシア国防省は報告した。

キャリアロケットの打ち上げと指定された軌道への衛星の配達は、通常モードで進行した。同省によると、ソユーズ 2.1b キャリアロケットと軍用衛星は、打ち上げ後、地上の自動システムの制御下に置かれたという。

「衛星は、指定された時刻にフレガットブースターによって目標軌道に投入され、航空宇宙軍の宇宙軍地上施設の管理下に置かれた」と声明には書かれている。

Kosmos-2563 として指定された衛星で安定したテレメトリが確立され、維持されている。衛星の搭載システムは通常モードで動作している。同省によると、衛星に関するデータは、ロシアの宇宙監視システムの宇宙船主要カタログに登録されているという。

マクロン大統領が、動画メディア「ランブル」の禁止を要求。フランス国内での配信が停止される

 


マクロン大統領が Rumble の検閲を要求 – フランスでブロック

nyadagbladet.se 2022/11/04

Macron kräver censur på Rumble – blockeras i Frankrike

マクロン政権が、ロシアのニュースをサイトに掲載することを禁止するよう要請したため、ランブル(Rumble )ビデオサービスは現在、フランスで停止されている。

ランブル CEO のクリス・パブロフスキー氏は、「ランブルはフランスで完全に停止され、この要求の合法性に疑問を呈します」と書いた。

ランブルは 2013年に、ますます検閲が厳しくなるテクノロジー大手 YouTube に代わる言論の自由として設立された。この動画サイトは、「キャンセル文化の影響を受けない」と自称し、約 7,800万人のアクティブ メンバーがいると主張している。

現在、フランス政府はランブルに対し、フランス国内のロシアのニュースサイトを検閲するよう要請した、と CEO のクリス・パブロフスキー氏はツイッターに書いた。現在、例えば、ロシアの RT やスプートニクは、ロシアに対する制裁により EU内で禁止されているが、ソーシャルメディアを通じて限定的にこれを回避することができている。

ロシアのニュースサイトはまた、米国とカナダでも長い間禁止されており、3月にはイーロン・マスク氏も、彼のインターネットシステム Starlink を介してロシアのメディアをブロックするよう求められたが、彼はこれを拒否した。

パブロフスキー氏は、マクロン政権の要求には同意しないが、フランス国内のランブルを一時的に閉鎖するとした。

さらに CEO は、「自由で開かれたインターネットを回復するという私たちの使命の一部」であるため、政府の要求に異議を唱えるつもりだと考えており、また、フランスのユーザー数は全体の約 1%しか占めていないと見られるため、フランスでの閉鎖はサイトに大きな影響を与えないと考えている。

「フランス政府が決定を再考して、アクセスを回復できるようになることを願っています」と、パブロフスキー氏は書いた。

アメリカの穀物輸出が過去十数年で最低レベルになっていることが判明

 

以下は、米ロイターの記事にあるグラフです。記事はこちらにあります。

対中国以外のアメリカ産大豆の輸出売上高の推移

reuters.com

対中国以外のアメリカ産トウモロコシの輸出売上高の推移

reuters.com

なお、中国へのこれらの輸出も大きく減少しているとあり、以下のようにありました。

(米ロイターの報道より)

> 10月 20日現在の米国のトウモロコシの販売量は、わずか 1,410 万トンで、近年や予想に比べて悲惨だ。これは、2年前に米国のトウモロコシの最大の顧客として浮上した中国の非常に残念な結果に後押しされている。

> 中国の 360万トンの購入量は、2021年と 2020年の同日までにそれぞれ 1,190万トンと 1,060万トンから減少している。中国は最近、ウクライナ産のトウモロコシを調達できるようになったが、これらの出荷量も年々減少している。

> 減少しているのは中国だけではない。10月20日現在、他のすべてのバイヤーへの米国のトウモロコシの販売は合計1,050万トンで、これは 10年ぶりの低水準で、1年前から41%減少した。過去 6週間の中国以外での購入は、前年比で 70%減少している。reuters.com

[ウクライナの平和実現、ロシアを「追い出すこと」が必要 エストニア首相]という報道

 

エストニアの首相は、カヤ・カッラスさんという女性の方で(他のWEFメンバーの方々同様、目が死んでる)、世界経済フォーラムの「若きリーダー部門のひとつ」といえる女性世界指導者評議会 (THE COUNCIL OF WOMEN WORLD LEADERS)の重要なメンバーです。

オモチロイのは、この方のお父さまも以前、エストニアの首相を務めていまして(2002-2003年)、このお父さまも世界経済フォーラムのグリグリのメンバーであり、このエストニアという国は、21世紀を通して、世界経済フォーラムの管理下にあるといえそうです。要するにバカです。


ウクライナの平和実現、ロシアを「追い出すこと」が必要 エストニア首相

CNN 2022/11/02

エストニアのカラス首相は1日、エストニア首都タリンで行われた記者会見で、ウクライナの平和を実現するための方法は「ロシアを追い出すことだ」と述べた。

カラス氏は、「たとえ、平和を手にしても、占領が続いていれば、その人たちの苦しみがなくなるわけではない」とし、「ウクライナはこの戦闘に勝たなくてはならない」と述べた。

カラス氏は、ロシアがあらゆる手段を講じて状況を停止させ、軍の再編を行い、もともとはロシアのものでなかったものを最終的には手に入れようとしていると語った。

カラス氏は「ロシアは我々の疲れや恐れを当てにしている」と述べた。

カラス氏は、ウクライナ侵攻に対する戦争疲れは高い代償になると警告し、なぜなら、「もし、どこかで行われた侵略が報われるのなら、それが別の場所で侵略を行うための招待状となるからだ」との見方を示した。

カラス氏は、ウクライナには防空や経済、人道での支援が必要だと述べた。ウクライナの重要なインフラに対する攻撃を非難し、そうした攻撃を「テロリストの戦術」と形容した。

[ウクライナ電力大手、インフラ復旧のための部品がほぼ底をつく]という報道

 


ウクライナ電力大手、インフラ復旧のための部品ほぼ払底と明かす

newsweekjapan.jp 2022/11/01

ウクライナでは、ロシア軍によるエネルギー施設への攻撃が相次いでおり、各地で停電や断水が発生している。そんななか、ウクライナ最大の民間電力会社であるDTEKが、停電の復旧に必要な予備部品が不足しつつあることを明らかにした。

過去1カ月、ウクライナ国内のエネルギー関連施設や水道施設への攻撃が相次いだことで、各種備品の在庫が急激に減っていることを明らかにした。

ロシア軍は10月31日にはウクライナに向けて50発以上のミサイルを発射。ウクライナ国内の配電網や水道関連施設が被害を受け、冬を目前に広い地域で停電が発生した。

DTEKの幹部ドミトロ・サハルクは同日、損傷した電力インフラを修理するための備品について、一部は購入することができたものの、部品の価格が「今では桁違いに値上がりしている」と述べ、一部地域では11月1日以降も停電が続く見通しだと明かした。

ウクライナでは10月上旬に、ロシア軍の攻撃により国内のエネルギー関連施設の約3割が被害を受けたとして、修理作業を行う間、計画停電を導入することが発表されていたが、今回エネルギー施設がさらなる被害を受けたことで、問題は深刻化している。

電力の輸入は可能か

ウクライナがエネルギー供給源の多様化を始めてから、まだ10年ほどしか経っていない。ところが今回の戦争が始まってすぐ、国内の電力供給の大半を担っていた原子力発電所がロシア軍の攻撃を受けた。

さらにもう一つの重要なエネルギー源である石炭の生産能力も打撃を受け、ウクライナはエネルギー供給源を天然ガスに切り替えざるを得なくなった。

エネルギー関連施設への相次ぐ攻撃を受けて、ウクライナのエネルギー相であるヘルマン・ハルシチェンコは、冬を乗り切るために電力を輸入しなければならない可能性があると明らかにした。

ウクライナの当局者らによれば、ロシア軍による10月31日の攻撃以前に、ウクライナ国内のエネルギー関連施設の約4割が破壊されたと推定される。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルなどの人権団体は、「工業生産を弱体化させ、輸送を阻み、恐怖や絶望の種を撒き、厳しい冬が迫るなかでウクライナ市民から熱源や電力、水を奪う」試みだと非難している。

予報によれば、今年の冬は比較的暖かい日が続く見通しだが、ウクライナは冬に備えて、既にエネルギー供給体制を強化するための措置を導入し始めている。

当局はこの数週間、市民に対して午前7時から午後11時までエネルギー使用を控えるよう呼びかけている。

日本など複数の国が、ウクライナのエネルギーインフラの再建支援を約束しているが、ウクライナはEU(欧州連合)加盟国であるスロバキアなどの近隣諸国からのエネルギー輸入を模索し始めており、ロシア政府のさらなる反発を招いている。

ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は先週、メッセージアプリ「テレグラム」への投稿の中で、「エネルギー供給を安定化させるために必要なことは、そういうことではない」と述べた。

「必要なのは、ウクライナ政府が、ロシアが特別軍事作戦の枠組みの中で提示した要求と、住民投票の結果に反映されたその結果(つまりロシアによるウクライナ4州の併合)の正当性を認めることだ。そうすれば電力供給をめぐる状況は改善するだろう」

[モルドバ、ロシア外交官を追放]という報道

 

ウクライナの隣国であるモルドバの現在の大統領であるマイア・サンドゥさん(女性)は、世界経済フォーラムと強く連携している「女性世界指導者評議会 (Council of Women World Leaders )」のメンバーです。

(参考報道) [ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え]という報道 (2022/11/01)


モルドバ、ロシア外交官を追放

CNN 2022/11/01

モルドバの外務省は31日、在キシナウ・ロシア大使館の職員1人について、「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定したと明らかにした。

同省は、問題の人物について、モルドバの領土からの退去を余儀なくされると述べた。この人物について声明では特定していない。

同省によれば、31日にロシア側とロシア大使に今回の決定を伝えた。

同省は今回の決定について、ウクライナに対するミサイル攻撃が安全保障上のリスクを拡大し続け、モルドバの国民が戦争の悲惨な影響をますます感じているためとした。

同省によれば、ウクライナのエネルギーインフラへの攻撃によって、モルドバのエネルギー安全保障に対する脅威も高まっている。

モルドバでは外務省による発表の前、ウクライナとの国境に近い村落で、ウクライナ軍がミサイルを撃墜したことで、複数の住宅に被害が出ていた。

ウクライナへの攻撃に使われているロシアの戦闘用ドローンは「レーザーで探知されない」上に「GPSも使用しない」

 

戦闘用ドローン「ランセット」

vesti.ru


ロシアのカミカゼドローン「ランセット」は、レーザー兵器からの保護機能を持ち、GPS を使用しないナビゲーション システムを備えている

Deagal 2022/10/30

Russian Lancet Kamikaze Drone Features Laser Weapons Protection and GPS-Free Navigation System

ロシアの戦闘用ドローン「ランセット」はアンチレーザー保護機能を内蔵しているため、最新のレーザー兵器からも威嚇されない。これは、国営企業ロステック社のテレグラムチャンネルで報告され、ランセットが特別軍事作戦のゾーンで機器を攻撃するビデオを投稿に添付した。

「ランセットを探知したり、レーザーで破壊されたり、飛行不能にすることはほとんど不可能です」と国営企業は述べている。「組み込まれたアンチレーザー保護のおかげで、ドローンに対する最新のレーザー兵器でさえ、このドローンに効果を上げることはできません」

さらに、ランセットは衛星ナビゲーションを必要としない。この無人機は独立して偵察を行い、標的を攻撃することができるとロステックの代表者は付け加えた。

ランセットは、ZALA Aero (ロステック社の一部門)によって開発された。このドローンは重さ 3 kgの弾頭を搭載しており、半径 40km以内のターゲットを攻撃できる。最大飛行時間は 30分、速度は 130 km/hとなる。

6月に、ロステック社の代表者は、ランセットがウクライナでの戦闘作戦で成功裏に使用されたと述べた。基本的に、神この無人機は遠隔地の目標を破壊するために使用される。

[韓米の軍用機240機が1600回出撃、歴代最大規模で演習実施]という韓国報道

 

(参考評価) 米ヘリテージ財団の米空軍の評価:「非常に弱い」In Deepの記事より)


韓米の軍用機240機が1600回出撃、歴代最大規模で演習実施

朝鮮日報 2022/11/01

F35A・Bステルス戦闘機など韓米の軍用機およそ240機が参加する合同空中演習「ビジラント・ストーム(Vigilant Storm)」が10月31日に始まった。

11月4日まで行われる今回の演習では、歴代最大規模となるおよそ1600回(ソーティ)の出撃が行われる。北朝鮮による7回目の核実験が近いといわれる中、北朝鮮に対する強力な警告メッセージを発信するものと解釈されている。

韓米がこのような大規模な合同空中演習を実施するのは2017年12月以来、5年ぶりだ。

今回の演習には、韓国空軍のF35Aステルス戦闘機とF15K、KF16戦闘機、KC330空中給油機などおよそ140機と、米軍のF35Bステルス垂直離着陸戦闘機、EA18G電子戦機、U2高高度偵察機、KC135空中給油機などおよそ100機が大挙投入される。

米国側からは海兵隊と海軍、陸軍も参加し、さらにオーストラリア空軍がKC30A空中給油機1機を派遣して初めて韓米合同演習に参加した。

アメリカ政府が、砲弾、戦術車両など約400億円相当の兵器をウクライナに追加供給。これで24回目の提供に

 

あんまりやっていると、武器がなくなっちゃうぞ…。

(参考記事) 現在の米軍が「史上最弱」であることが判明している中で近づく世界戦争と経済破綻の中をどう生きる
In Deep 2022年10月25日


米国は追加の 155 mm 誘導砲弾 500 発、HIMARS 弾薬、HMMWV 戦術車両 125 基をウクライナに送付

Deagal 2022/10/28

United States to Send 500 Additional 155mm Guided Artillery Rounds, HIMARS Ammunition and 125 HMMWV Tactical Vehicles to Ukraine

本日、国防総省 (DoD) は、ウクライナの重要な安全保障と防衛のニーズを満たすために、最大 2億7,500万ドル (約 400億円)に相当する安全保障支援の大統領ドローダウンの承認を発表した。この認可は、2021年8月以来、ウクライナの国防総省の目録からのバイデン政権の 24回目の機器の供給となる。

このパッケージは次のとおりだ。

高機動砲兵ロケット システム (HIMARS) 用の追加弾薬。

精密誘導式 155mm 砲弾 500発。

2,000発の 155mm 弾のリモート対装甲地雷 (RAAM) システム。

1,300を超える対装甲システム。

125高移動性多目的車輪付き車両 (HMMWV);

小型武器および 2,750,000発を超える小型武器の弾薬。

4つの衛星通信アンテナ。

2022年2月24日にロシアが挑発的で残忍な侵略を開始して以来、合計で 179億ドルを含め、米国は 2021年1月以降、ウクライナに対して 185億ドル (約2兆7000億円)以上の安全保障支援を行ってきた。これは米国の優先事項だ。

国防総省のオースティン長官が述べたように、米国が提供することを約束した最初の 2つの NASAMSは、来月初めにウクライナに引き渡す準備が整い、米国は同盟国と協力して独自の防空システムをウクライナに移管している。

ウクライナの進化する戦場の要件を満たすために、米国は引き続き同盟国やパートナーと協力して、ウクライナに重要な能力を提供する。

アメリカが「リニューアルした核爆弾100発」をヨーロッパに12月までに出荷という報道

 

ああ……泥沼になってる……。


米国はアップグレードされたB61-12核爆弾100発をヨーロッパに出荷

militarymonitoring.com 2022/10/27

US ships 100 upgraded B61-12 nuclear bombs to Europe

米国は、ヨーロッパ向けの新しい B61-12 核爆弾の計画を加速させた。ベルギーのメディア、ポリティコが10月27日に報じたところによると、核空中投下重力爆弾のアップグレードされた、より正確なバージョンのB61-12核爆弾は、12月にヨーロッパのNATO基地に到着する予定だ。

米国と同盟国の爆撃機や戦闘機が使用する可能性があるため、ヨーロッパのさまざまな貯蔵施設で古い武器を新しいバージョンに置き換えるこの動きは、ロシアがウクライナで核兵器を使用するという脅威をめぐって緊張が高まる中で行われた。

交換の当初のタイムラインは2023年の春に設定されていた。しかし、国防の専門家たちによると、米国は、ウクライナでの戦争がエスカレートする中で、必要に応じて行動する準備ができていることをロシアに示したいと考えているという。

新しい B61-12 核爆弾は、ドイツ、ベルギー、イタリア、オランダ、トルコに出荷される。

100 億ドルの B61-12 延命プログラムは、米国エネルギー省によって管理されており、100 個のアップグレードされた核爆弾で、いくつかの以前のバージョンを置き換えることを意図している。

ロシア政府が、黒海からのウクライナの穀物輸出を「無期限」に停止すると発表

 


ロシアは、クリミアへの攻撃を理由に、ウクライナ黒海の穀物輸出を停止する

reuters.com 2022/10/30

Russia halts Ukraine Black Sea grain exports, citing attack on Crimea

ロシアは、10月29日、国連が仲介する黒海の穀物協定への参加を停止した。

これは、クリミア半島のロシア艦隊に対する、ウクライナの無人偵察機による大規模な攻撃の後に発表され、世界的な食糧危機を緩和しようとする試みに打撃を与えたと述べた。

ロシア国防省は、ウクライナが10月29日の早い段階で16機の無人偵察機で、併合されたクリミア半島のセヴァストポリ近くの黒海艦隊を攻撃し、英国海軍の「専門家」たちが「テロリスト」攻撃の調整を支援したと述べた。

この停止により、重要な黒海の港からのウクライナの穀物輸出が遮断される

ロシアは国連事務総長のアントニオ・グテーレスに書簡を送り、ロイターが確認したところ、協定の下で航行する「民間船の安全を保証」できないため、協定を「無期限」に保留すると述べた

ロシアはまた、国連安全保障理事会に、ウクライナの無人偵察機による攻撃について会合するよう要請したとロシアのドミトリー・ポリアンスキー国連副大使はツイッターに書いた。

英国は10月29日に、英国海軍の人員が先月ノルド川のパイプラインを爆破したというロシアの主張は誤りであり、ロシアの軍事的失敗から注意をそらすことを目的としていると述べた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアによる穀物輸出協定の停止には、国連と主要20カ国・地域グループによる強力な国際的対応が必要であると述べた。

ウクライナのドミトロ・クレバ外相は、モスクワは虚偽の口実を使って取引を沈めていると述べた。「私はすべての国に対し、ロシアにハンガーゲームをやめ、義務を果たすよう要求するよう求める」とクレバ氏は語った。

国連が仲介したこの取引は、世界最大の輸出国の 1つであるウクライナから、ロシアの侵略が阻止された穀物の出荷を許可するものだった。

声明の中で、欧州連合は、重要な人道的努力であると説明した取引を「危険にさらすような一方的な行動をすべての当事者が控えなければならない」と述べた。

ロシアとウクライナが 7月22日にトルコで国連が支援する黒海穀物イニシアチブに署名して以来、900万トン以上のトウモロコシ、小麦、ヒマワリ製品、大麦、菜種、大豆が輸出された。

しかし、11月19日に協定が満了する前に、ロシアは協定には深刻な問題があると繰り返し述べていた。

国連のスポークスマンは、国連はこの状況についてロシア当局と連絡を取り合っていると述べた。

[狂ったプーチン]というニューズウィーク社の報道。プーチン大統領がロシアのエクソシスト筆頭に

 

プーチン氏の、

「このような人間の完全否定、信仰と伝統的な価値観の否定、自由の抑圧は、純然たるサタニズム(悪魔崇拝)の特徴を帯びている」

という発言を受けての報道です。

サタニズムは確かですよねえ。


狂ったプーチン、軍事侵攻の目的は「非ナチ化」から「悪魔祓い」に

newsweekjapan.jp 2022/10/27

ウクライナを「非ナチ化」するための特別軍事作戦は、いつの間にか世界の「悪魔主義」との戦いへとロジックが変化、ロシア正教会もプーチンを「首席エクソシスト」に任命するなど危険な兆候が露わになってきた

ロシア正教会はこのほど、同国のウラジーミル・プーチン大統領を、悪魔祓いをする「首席エクソシスト」に任命した。

ロシア政府は、ウクライナへの軍事侵攻の目標を「再定義」しようとしているようだ。2月24日に「特別軍事作戦」としてウクライナへの侵攻を開始した時、プーチンはその目標をウクライナの「非ナチ化」だと述べていた。

だがロシア政府の最高意思決定機関である安全保障会議は今、それを「脱サタン化」という言葉にすり変えつつある。

安全保障会議のアレクセイ・パブロフ書記補佐は、ウクライナ市民はロシア正教の価値観を捨てたと批判。ウクライナには「何百もの宗派」があると述べ、ウクライナの「脱サタン化」を呼びかけている。

ロシア国営のタス通信によると、パブロフは「ウクライナの脱サタン化を実行する上で、特別軍事作戦の継続がこれまで以上に差し迫って必要だと確信している」と述べた。

「ウクライナ政府はインターネット上の情報操作やサイコテクノロジー(心理操作)を使って、ウクライナを主権国家から全体主義の急進宗教に変えた」

パブロフはさらに、ウクライナには「特定の目標に向けて活動を活発化させている、何百もの宗派がある」と主張。とりわけ懸念されるのが、「アメリカで正式に登録されている宗教の一つ」で「ウクライナ全域に広まっている」疑いがある「サタン教会」だという。

 

西側諸国は「悪魔崇拝」

パブロフは、「ロシア人を殺せという呼びかけ」は「サタニズム(悪魔崇拝主義)」の兆候であり、ウクライナではこれが国家レベルで受け入れられていると主張。

ウクライナ政府は市民に対して、ロシア正教の価値観を捨てるよう強要し、市民の考え方を「再設定」して何百年も続く伝統を放棄させ、ロシア正教やイスラム教、ユダヤ教の信仰に基づく真の価値観を禁止しようと画策していると述べた。

プーチンは9月、西側諸国が「茶番」と批判した住民投票を経てウクライナの4州を一方的に併合した際、西側諸国は「純然たるサタニズム(悪魔崇拝)」を推し進めていると非難した。

「西側諸国の独裁エリート層は、西側諸国の国民を含め、あらゆる社会を狙っている。これは全ての人への挑戦だ」とプーチンは述べた。「このような人間の完全否定、信仰と伝統的な価値観の否定、自由の抑圧は、純然たるサタニズム(悪魔崇拝)の特徴を帯びている」

これ以後、「サタニズム」という言葉はロシア国営テレビでさらに頻繁に使われるようになり、プーチンに忠誠を誓うチェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長は、ウクライナでの戦闘を「サタニズムに対する聖戦」と称した。

こうしたなか、地元メディアによればロシア正教会トップのキリル総主教は25日、プーチンを「反キリストを掲げる者に立ち向かう闘士」や「首席エクソシスト」と称し、プーチンはグローバリズムと戦っており、「世界的な権力を主張する者は、世界の終わりを招くことになるだろう」と述べた。

総主教はまた、プーチンがウクライナ戦争のために予備役を動員する決定を下したことについて、ロシア人は死を恐れてはならないと主張。

9月22日にモスクワのザチャチエフスキー修道院で行った説教の中で、「勇敢に軍での使命を果たしなさい。国のために命を捧げる者は、神の国と栄光と永遠の命の中で、神と共にあることを覚えておきなさい」と述べた。

プーチンがウクライナへの軍事侵攻を決定した時から、総主教はその決定を精神的・イデオロギー的な理由から正当化してきた。

カナダ・アルバータ州の新しい州首相が「世界経済フォーラムとの協力を停止する」と発表

ほお……。アルバータ州は、これまで世界経済フォーラムの「鑑」のような土地でした。まあ、英国のトラス前首相なんかにしてもそうでしたが、ボロクソにメディアで政策等を叩かれて退陣とならなければいいですね。


アルバータ州首相、世界経済フォーラムから距離を置く

nyadagbladet.se 2022/10/27

Albertas premiärminister tar avstånd från World Economic Forum

カナダのアルバータ州の首相に新たに任命されたダニエル・スミス氏は、世界経済フォーラムとの協力を一時停止すると発表した。彼女は、世界の政治家をどのように支配しているかを自慢するグループと協力したくないからだ。


ダニエル・スミス氏

スミス新州首相は以下のように述べている。

「億万長者たちが政治指導者たちをどれだけコントロールできるかを自慢するのは無味だと思います」

スミス氏が現在中断している協力は、世界経済フォーラムの傘下にあるハーバード大学の健康研究者とメイヨークリニック学術医療センターの間でアイデアや提案が共有される健康コンサルティングプログラムだ。

カナダ保守党の連邦党党首であるピエール・ポリーヴル氏も、クラウス・シュワブ氏の組織とは何の関係も望んでいないと発表した。

メディアと政敵はすでにスミス氏にこの問題について圧力をかけようとしており、彼女が陰謀論者であることをほのめかし、「オンライン陰謀論」のために世界経済フォーラムとの協力を停止しているのではないかと尋ねている。

しかし、新首相はこの種のほのめかしの質問に答えたくはせず、代わりに、健康関連の決定は健康の専門家によって正確に行われることを望んでいるとして、以下のように述べた。

「この組織(世界経済フォーラム)とそれを率いる人(クラウス・シュワブ氏)が医者だとは私は思いません。 私は彼が看護師だとは思いませんし、彼が救急救命士や健康の専門家だとは思いません…私たちが抱えている地域の問題に対処するために、実際の看護師、医師、救急隊員、健康の専門家たちからアドバイスを受けるつもりです」

ロシアが核抑止力軍事演習 Grom-2022 を開始

 


ロシアは核抑止力「Grom-2022」の大規模な演習を開始した

pravda.ru 2022/10/26

Россия начала масштабные учения сил ядерного сдерживания “Гром-2022”

10月26日から 29日までの 3日間、ロシア軍は戦略兵器を使用した大規模な核演習 Grom-2022 を実施する。

演習中、大陸間弾道ミサイルが、プレセツク宇宙基地から発射され、および、コラ半島の水中ミサイル運搬船から、クラミサイル射程にある目標に向かって発射される。

ロシア航空宇宙軍の戦略航空は、北極圏のコミのペンボイ訓練場に向けて長距離巡航ミサイルを発射する。

ロシア軍事司令官セミョン・ペゴフ氏が彼自身のテレグラムチャンネルで示唆したように、この作戦は、10月17日に核演習「揺るぎない正午」を開始した NATO への対応となるだろう。

ウクライナの開発大臣が、EUに「冬を越すために6000億円下さい」とか言う

 


ウクライナは冬を越すために40億ユーロ、バックアップ設備を必要としていると大臣は述べる

interfax.com 2022/10/26

Ukraine needs 4 bln euros, back-up equipment to pass winter – minister

ウクライナは、この冬の暖房の季節を乗り切るために 40億ユーロ (約 6000億円)を必要としていると、ウクライナのアレクセイ・チェルニシェフ開発大臣は述べた。

「この冬を乗り切り、家を再建し、医療システムとエネルギー供給を支えるには、40億ユーロが必要だと計算しました。私たちは、100万人のウクライナ人たちが年末までに帰国することを望んでおり、彼らには適切な条件が必要です」と彼は言述べた。ウクライナの報道によると、10月25日にベルリンで開催されたウクライナの回復に関する国際専門家会議でこのように述べた。

短期的には、ウクライナは水と電力供給のためのバックアップ機器、特に移動式水処理ステーション (3,000 台)、移動式暖房ステーション (1,500 台)、ディーゼル発電機 (25,000 台)、および電気ヒーター (300,000 台) を必要としていると大臣は述べた。

チェルニシェフ開発大臣は、約 6,000台の発電機がすでに購入されており、さらに 1,300台の納入が見込まれていると述べた。

「私たちウクライナのパートナーの国々には、この設備の提供に集中するようお願いします。次のステップは確かに発電所を復旧することですが、それには時間がかかります。冬はすでに目の前にあります」と大臣は言った。

報告されているように、地域開発省はドイツとの間で、バックアップ機器を購入するためにウクライナに 2000万ユーロ (30億円)を提供するという予備的な合意に達した。

エネルギー問題により「ポーランドはウクライナへの支援を停止するかもしれない」と議員が述べる

 


ポーランド国会議員:西側はエネルギーのためにウクライナへの支持をやめるかもしれない

RT 2022/10/26

Польский депутат: Запад может прекратить поддержку Украины из-за энергетики

議会のメンバーでポーランドの元外務次官であるパベル・コヴァル氏は、冬期の気温が下がった場合、西側諸国はウクライナへの支持をやめる可能性があるとインタビューで語った。

「ドイツやフランスで温度が低い状態が続いた場合、多くのことが起こる可能性があります」

彼の意見では、そもそもドイツとフランスはエネルギーの問題に目を向けるべきだという。議員は、ヨーロッパの人々は何十年も快適に暮らしてきたことを指摘した。

米大統領、テレビのインタビューの途中で居眠りした後に起きる。さらに自分を「バイデン博士」と呼ぶ

 


バイデン氏の脳がインタビューの途中で再起動した

zerohedge.com 2022/10/25

Biden’s Brain Reboots Mid-Interview

「眠そうな」ジョー・バイデン氏が再び登場した。

MSNBCのジョナサン・ケープハート氏とのインタビューで、大統領は妻のジル・バイデン夫人が 2024年の再選に向けて立候補することを支持しているかどうか尋ねられた。眠ったように見える大統領に対して、ケープハート氏は「大統領?」と尋ねた。

バイデン氏は最終的に、「バイデン博士は、私の妻は、私たちが非常に重要なことをしていて、私はそれから離れるべきではないと考えていると考えている」と述べた。

そして、バイデン氏はインタビューで、議会が学生ローンの債務救済に投票したことを宣言し、「それは可決された。1、2票で可決された」と述べた。これは、実際には議会投票ではなく、大統領令によって行われた (その後、訴訟に巻き込まれ、現在は学生ローンの債務救済は一時停止されている)。

今後も再起動は続くのだろうか。

米大統領、ついにホワイトハウスの庭で迷子に

 


バイデン氏はホワイトハウスの芝生で迷子になった

RT 2022/10/25

Байден заблудился на лужайке у Белого дома

米国のジョー・バイデン大統領は、植樹式が行われたホワイトハウス近くの芝生で「道に迷った」。

デイリーメールによると、植樹式のイベントの終わりに、大統領は一方向に歩き始めたが、突然停止し、警備員に「次にどこに行く必要があるのか」と尋ねた。

警備員に正しい方向を指さされたとき、米大統領は「反対方向に行きたい」と言ったと報じられている。

 

動画は以下のデイリーメールにあります。
dailymail.co.uk

「米国はHIMARSロケットを使い果たし、ウクライナへの供給を停止」というディーガルの報道

 

HIMARSロケットとは以下のようなもののようです。

> M142 高機動ロケット砲システムは、長射程の阻止砲撃用としてアメリカ陸軍が開発した装輪式自走多連装ロケット砲。HIMARS(ハイマース)と呼ばれ、MLRSの小型版として主にアメリカ軍の緊急展開部隊である空挺部隊と海兵隊、迅速な輸送で集中的な運用が可能な軽歩兵師団に配備されている。 Wikipedia


米国はHIMARSロケットを使い果たし、ウクライナへの供給を停止

Deagal 2022/10/23

United States Running Out of HIMARS Rockets to Halt Deliveries to Ukraine

以下、vesti.ru からの転載。

ウクライナ政府は毎月 5,000 発以上の HIMARS ミサイルを消費しているが、ロッキード・マーチンはそのようなミサイルを年間 9,000発しか生産していない。

ペンタゴンの情報源を引用すると、その生産能力が限られているため、アメリカ政府は大量のこのジェットシステムを供給することができないと書いている。

米国国防総省の情報源は、「すぐには、これらのシステムの多くは入手できないだろう」と述べた。

「地球上に無限に存在するわけではないからだ」と記している。

国防総省はまた、防空システムにも同じ技術的問題が存在すると付け加えた。米国自体には、自国の安全を損なうことなくウクライナに提供できる防空設備の在庫がそれほど多くない。

ウクライナ政府は、HIMARS と Tochka-U ミサイルを使用して、ウクライナが支配していない地域の民間の標的を攻撃している。

同時に、米国と欧州連合は、2022年2月24日にロシアの特別軍事作戦が開始された後、ウクライナ軍の兵器に数十億ドルを割り当てた。

その目標の中には、ウクライナ軍とキエフ準軍事グループからの砲撃とロケット攻撃から、ドンバス、そして現在はヘルソンとザポロジエ地域の住民を保護することが含まれている。

ロシアは、西側諸国による武器、弾薬、および弾薬の供給は、ウクライナでの紛争を長引かせることを目的としていると指摘した。さらに、ロシア国防省は、軍事援助のある倉庫とウクライナの領土への配送ルートが破壊の正当な標的になりつつあると警告している。

「ロシアはウクライナとは戦争をしていない」:ロシア大統領府副長官セルゲイ・キリエンコ氏

 


キリエンコ統領府副長官が、ロシアが NATO を打ち負かす条件を述べた

expertru.mirtesen.ru 2022/10/23

ロシアは間違いなく「熱戦」と「経済戦争」と「情報戦争」の両方に勝利するだろうが、そのためには真の人気を獲得しなければならないと大統領府副長官のセルゲイ・キリエンコ氏は述べた。

彼はまた、ロシアはウクライナと戦争をしているのではなく、ロシア連邦を独立主権国家TASSとして排除しようとしている統一 NATO 諸国との戦争に参加していると強調した。

キリエンコ氏はこう述べた。

「戦争が(国民からの)人気を得た場合、ロシアは常にどんな戦争にも勝利してきました。常にそうでした。我々は間違いなくこの戦争に勝つでしょう。それは、「熱い」戦争、経済的な戦争、そして我々に対して繰り広げられている非常に心理的な情報戦です。しかし、そのためには、一人一人が自分の関与を感じることができるように、それが人民の戦争である必要があります」

彼は、統合されたNATO諸国が現在、主権国家としての国を排除するために、ロシアに対して開かれた戦争を繰り広げていることを強調した。

「今日、戦争は、ロシアに対して、本当のむき出しの戦争として行われています。さらに、この戦争は、ドンバス、ヘルソン、ザポリージャの領土、およびウクライナの領土で行われる激しい敵対行為でも構成されています。しかし、これはウクライナとの戦争ではありません。ロシアはウクライナと戦争をしていません」

「統一されたNATO諸国が今日、ロシアと戦っています。この戦争の目的は……もはや、すでにほとんど偽装されていませんが、独立した主権国家としてのロシアを排除する試みです。我が国の歴史的ルーツ、我が国の文化、わが国の伝統を根絶することが目的です。そうでなければ、戦争は戦場でのみ行われるでしょう。ロシアの文化、ロシアの伝統、ロシアの歴史と戦っているのです」

[底なしの戦争支出]というイタリアの記事

 


底なしの戦争支出

Manlio Dinucciu 2022/10/23

The Bottomless Pit of War Spending

欧州連合は、例外的なマクロ金融支援として 50億ユーロ (約 7300億円)をウクライナに提供している。EU が後援する募金キャンペーンによって、さらに 90億ドル (1兆3400億円)が提供された。

ただし、これは予算不足を補うには不十分だ。

ゼレンスキーは、すぐにさらに 550 億ユーロ (8兆円)を要求している。米国と EU は、すでに 1,000億ユーロ (14兆6000億円)の軍事物資をウクライナ政府に寄付している。

それに加えて、EU がウクライナ軍の訓練と武装に費やした数十億ドルに加えて、個々の EU 諸国が同じ目的のために費やした額を追加する。

米国では、国防総省が特定の議会の承認なしに、戦争産業から直接ウクライナ向けの大量の武器を購入することを許可する法案が上院を通過した。戦争産業を再利用することによってウクライナを武装させるNATOの10カ年計画によるものだ。

これらの莫大な資金は、私たち市民のポケットから直接的および間接的にもたらされ、ヨーロッパの中心部での戦争を煽るのに役立っている。

リスクは増大している。

ロシアに対するNATOの核戦争演習がヨーロッパで行われている。14カ国が米国の指揮下で F-35核攻撃戦闘機を含む 60機の航空機で参加しており、爆弾、および核巡航ミサイルで武装した米国のB-52戦略爆撃機、そしてイタリアのものも含まれている。

同時に、ホワイトハウスが最近発表した最も重要な戦略報告書「米国国家安全保障戦略」は、ワシントンが追求する目標に疑いの余地を残していない。以下のように述べられた。

「私たちの軍隊は、世界がこれまでに知った中で最も強力です。米国は、国益を守るために必要な場合には武力を行使することを躊躇しません」