南アフリカの一部で「40年ぶりの降雪」





南アフリカの一部で降雪が続く中、東ケープ州の道路が閉鎖される

tass.com 2024/06/04

Eastern Cape roads closed as snowfall continues in parts of SA

6月4日、国内の一部地域で雪が降り続いたため、一部の人たちはこれを喜んだが、他の人たちにとっては大混乱の朝となった。

タイムズライブ・プレミアムは 4日、強力な気象システムが南アフリカ全土を襲う中、北ケープ州の一部で約 40年ぶりに降雪があったと報じた。

救助当局によると、寒波の前にはケープ半島沿岸の大半で致命的な嵐が起こり、行方不明者も出たという。

南アフリカ気象局は 4日、西ケープ州、東ケープ州、クワズール・ナタール州の高地で大雪警報を発令した。

ソーシャルメディアには、家や道路が真っ白に覆われた様子を映した動画や画像が投稿された。また、凍てつく寒さに耐えながら屋外でポーズをとったり、雪の中で写真を撮ったりする住民の様子も映されている。

州運輸局によると、東ケープ州では雪の影響でいくつかの道路が閉鎖された。

クワズール・ナタール州では激しい嵐が発生し、住宅やインフラに大きな被害が出たほか、エテクウィニ都市圏で 5人が死亡した。

ソーシャルメディアでは、竜巻と思われるものによって引き起こされた広範囲な被害を示す動画も出回った。トンガートは嵐による被害が大きかった地域の一つだ。

気象局は最新の警報で、クワズール・ナタール州の一部で強風が吹き、マレツワイで大雪が降ると警告した。