「CEOの5人に1人はサイコパスであることが判明」という英インディペンデントの記事

2016年の記事です。なお、サイコパスの人って、顔の表情と話し方だけで何となくわかりますよね。





CEOの5人に1人はサイコパスであることが、新たな調査で判明

Independent 2016/09/14

One in five CEOs are psychopaths, new study finds

新たな研究によると、企業のトップの約5人に1人はサイコパスであり、その割合は囚人の割合とほぼ同じだという。

オーストラリア・ボンド大学の法医学心理学者ネイサン・ブルックス氏が行った調査によると、企業で働く専門家 261人のうち 21%が臨床的に有意な精神病質の特徴を持っていたことがわかった。

共感力の欠如、表面的であること、不誠実であることなどの特徴はすべてこの症状に関連している。

ブルックス氏は、この調査結果は、企業は従業員を単にスキルだけではなく性格的特徴に基づいて選考すべきであることを示唆していると述べた。

ブルックス氏によると、企業の採用方法のせいで、非倫理的または違法な行為に傾倒する可能性のある「成功したサイコパス」のような人物が企業のトップクラスに入ることを許されてきたという。

ブルックス氏は、ボンド大学のカタリナ・フリッツォン氏とサンディエゴ大学のサイモン・クルーム氏の両研究者とともに、メルボルンで開催されたオーストラリア心理学会の年次大会でこの研究を発表した。

「我々は約 1,000人を調査しましたが、 261人の企業専門家を対象としたサプライチェーン管理の研究が最も興味深かったです」と彼は、オーストラリア ABC に語った。

ブルックス氏は、このサイコパスの率は「刑務所の受刑者数と類似しています」と述べている。

一般人口のうち、約 1%がサイコパスであるが、一部の研究ではその数字は 4%であるとしている。

オーストラリア心理学会の会議で精神病質について講演したアトカンタのエモリー大学のスコット・リリエンフェルド氏は、オーストラリアのニュースサイト news.au に次のように語った。

「精神病質者は、政治、ビジネス、危険度の高いスポーツなど、特定の職業に過剰に存在していますが、この研究はまだ初期段階です」

「サイコパスであることは、短期的な成功につながる可能性があります。サイコパスは魅力的で派手な傾向があるため、短期的には成功しやすくなりますが、長期的な失敗を犠牲にする可能性があります」