RNA ワクチンが「精子の生産」に影響を与えるメカニズム

元 LNP/RNA バイオテクノロジーのデザイナーであるクリスティ・ローラ・グレース(Christie Laura Grace)さんの X への投稿です。

最近は、以下で取り上げています。

(記事)「外来DNA汚染が大動脈解離を引き起こすメカニズム」
地球の記録 2024年1月4日

今回も、過度に難解ですが、記録として残します。


精子生産は、modRNA「ワクチン」中の DNA プラスミド汚染の影響を受ける可能性がある

SPERM PRODUCTION POSSIBLY IMPACTED BY THE DNA Plasmid Contamination in the modRNA “vaccines”


Christie Laura Grace 2023/11/05

 

CpG モチーフを含む RNA「ワクチン」に含まれる DNA プラスミド汚染の影響を受けているこれらの遺伝子の 1つ、つまり精子形成を制御する遺伝子を取り上げてみましょう。

(※) CpG モチーフとは、「シトシンとグアニンがホスホジエステル結合でつながったDNA配列jst.go.jp)」だそうで、このホスホジエステル結合というのは、「炭素原子の間がリン酸を介した2つのエステル結合によって強く共有結合している結合様式のことWikipedia)」だそうで……つまり……よくわかりません。続けます。

「Y08460 (変性精母細胞ホモログ) – 転写因子」は、変性精母細胞に見られる遺伝子またはタンパク質に類似しており、遺伝子活性の制御に関与する転写因子として機能する遺伝子またはタンパク質です。

(※)この「Y08460」というのは、転写因子というもののひとつのようで、転写因子とは、「遺伝子の発現を制御するタンパク質で、ゲノムDNA上の特定の配列を認識し、そこに直接結合することで、近傍の遺伝子のmRNAの発現を開始・停止したり、その量を増加や減少させたりする(med.go.jp)」ものだそうです。

 

この遺伝子は、精巣での精子細胞の発生プロセスである精子形成に役割を果たします。生殖能力の観点から、それがどのような影響を与える可能性があるかは次のとおりです。

適切な精子形成は、健康で機能的な精子細胞の生産を保証するため、男性の生殖能力にとって不可欠です。このプロセスの中断は、精子の質の低下や生殖能力の問題につながる可能性があります。

これは精子の生成に関与する転写因子です。

転写因子は遺伝子制御における重要な役割を果たします。それらは、特定の遺伝子がいつ、どのようにオンまたはオフになるかを制御します。

この場合、「Y08460」遺伝子またはタンパク質は転写因子として機能します。その活性は精子形成に関連する遺伝子の発現に影響を与える可能性があります。

これらの遺伝子の調節不全は、精子細胞の秩序ある発達を混乱させる可能性があります。

「Y08460」遺伝子またはタンパク質が精子形成に関与する遺伝子の適切な制御に不可欠である場合、この遺伝子の変異は生殖能力の問題を引き起こす可能性があります。

これらの問題は、精子生産量の減少、精子の運動性の低下、または精子の形態異常として現れる可能性があり、これらすべてが不妊症の原因となる可能性があります。

生殖能力への正確な影響は、この遺伝子の特定の役割、変異や突然変異の性質、精子形成に重要な遺伝子への影響の程度など、さまざまな要因に依存することに注意することが重要です。