[医療費が月1000万円以上だった人たちが過去最多]という報道

 

この共同通信の報道では、

> 最高額は約1億7800万円だった。

ということです。

参考記事としては、最も高い薬価が設定されている「ゾルゲンスマ」というものに関しての以下の報道があります。

(参考記事)薬価「2億円超え」の世界で最も高価な薬ゾルゲンスマを服用後に2人の赤ちゃんが急性肝不全で死亡
地球の記録 2022年8月16日

0円で死ぬか、2億円で死ぬかという選択。

この状況に「この気狂いどもが!」という人はいないようですね。


医療費月1000万円以上過去最多=22年度、高額薬利用が増加―健保連調査

共同通信 2023/09/07

健康保険組合連合会(健保連)は7日、2022年度に1カ月の医療費が1000万円以上だった加入者が延べ1792人に上り、前年度より275人増えて過去最多を更新したと発表した。

高額な医薬品を利用する患者が増えたことが主因。月額1億円を上回る患者は9人となり、最高額は約1億7800万円だった

1億円超の患者にはいずれも、筋力が低下する難病「脊髄性筋萎縮症(SMA)」の治療薬で20年5月に保険適用された「ゾルゲンスマ」(薬価約1億6708万円)が投与された。

ゾルゲンスマは現在国内で保険適用されている薬の中で最も高額。

また、金額上位100人のうち63人は、白血病などの治療薬で19年5月保険適用の「キムリア」(同約3265万円)を使用。医療費が月額1000万円以上だった人は、12年度の254人から10年で7倍に増え、最高額も上昇した