農林水産省が、遺伝子組換えダイズ、トウモロコシ等の承認について、国民から意見を募集中

(※) 長いですので、概要と、意見の募集 URL の部分をご紹介させていただきます。


遺伝子組換えダイズ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント) について

農林水産省 2023/05/29

農林水産省は、遺伝子組換え農作物の一般使用(トウモロコシ1件、ワタ1件)及び隔離ほ場における試験(ダイズ2件)に関する承認申請を受け、生物多様性影響評価を行いました。

その際、学識経験者からは、生物多様性に影響が生じるおそれはないとの意見を得ました。

この意見を踏まえ、申請書類に記載されている内容の妥当性を確認したので、審査報告書をまとめました。

これらの審査報告書について、国民の皆様からの御意見をいただくため、本日から6月27日(火曜日)までの間、パブリックコメントを実施します。

1.背景

1)遺伝子組換え農作物の安全性評価

遺伝子組換え農作物は、食品としての安全性(厚生労働省医薬・生活衛生局食品基準審査課が担当)、飼料としての安全性(農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課が担当)、栽培等を行う場合の環境(生物多様性)への影響(農林水産省消費・安全局農産安全管理課及び環境省自然環境局野生生物課が担当)に関し、それぞれ法律に基づき科学的に評価を行っています。

(2)遺伝子組換え農作物の生物多様性に対する影響評価

遺伝子組換え農作物の栽培等に当たっては、我が国の野生動植物に影響を与えないよう「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(平成15年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)」に基づき評価を行っています。野外で栽培等を行う「第一種使用等」を行う者は、その使用等に関する規程(第一種使用規程)を定め、これを農林水産省及び環境省に申請し、承認を受ける必要があります。

<参考資料>

 

2.意見の募集

今般、これらの遺伝子組換え農作物の第一種使用規程の承認の審査に関し、審査報告書をまとめましたので、これについて、国民の皆様から御意見を募集します。

審査報告書については、ホームページ上(e-Gov)に掲載しております。こちらから御覧ください。

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550003692&Mode=0

また、審査報告書は、農林水産省 消費・安全局農産安全管理課においても配布しております。

(1)提出期限令和5年6月27日(火曜日)(郵送の場合も締切日必着とします。)

(2)提出方法 次の(ア)又は(イ)の方法

(ア)インターネットによる場合

以下のアドレス(e-Gov)の「意見提出フォームへ」より送信可能です。

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550003692&Mode=0

(イ)郵便による提出の場合

宛先:〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1

農林水産省消費・安全局 農産安全管理課 組換え体審査担当 宛て

以下略

[参考記事] 遺伝子編集を発端としたヒトを含めたあらゆる生物種の完全な絶滅への道筋が見えてしまった
In Deep 2021年9月29日