アメリカの子どもの学力低下が過去50年間で最大に

 

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コロナ影響、子供の学力低下 70年代以降で下げ幅最大―米調査

時事通信 2022/09/02

全米教育支援センター(NCEA)は1日、米国の9歳児の読解と計算の能力が低下したとする調査結果を公表した。新型コロナウイルスのパンデミックが、子供たちの教育に影響を及ぼしたことが示されたとしている。

NCEA幹部によると、今年初めに実施した学力調査の結果を新型コロナ流行直前の2020年と比較したところ、定期調査を開始した1970年代以降で「最大級の落ち込みの一つ」を記録した。

このうち計算能力の点数は黒人が13ポイント、ヒスパニックが8ポイント、白人が5ポイントそれぞれ低下した。読解力の点数は、人種で下げ幅に差がなかった。

調査では70%の子供が20~21年にリモート学習を経験したと回答。リモートで学習した子供のうちパソコンやタブレットを日常的に利用できるのは、成績の上位25%で83%だったのに対し、下位25%では61%にとどまった。