姫路市で45年間育てた観音竹が初めて開花

(※) 観音竹はうちにもあるんですよ。もう育ててから十数年ですが、開花したことはないです。

[参考記事] 120年に1度しか咲かない「竹の花」が日本各地で開花し続けている。そして歴史から見るこの示唆は不吉などではなく「完全なパラダイムシフト」への徴候かと
In Deep 2019年4月24日


夫婦で手塩にかけ45年、初めて咲いた4株の花 「変化楽しみ」カンノンチク 姫路

神戸新聞 NEXT 2022/07/20

兵庫県姫路市飾磨区山崎の吉田種男さん(86)方で、約45年間育てたカンノンチク(観音竹)4株が初めての花を次々と咲かせた。開花は珍しく、吉田さんは「まさか4株も咲いてくれるとは」と喜んでいる。

吉田さんは約45年前、開業した歯科クリニック兼自宅の新築祝いに、知人から高さ約30センチのカンノンチク1株を譲り受けた。以来3年に1度、大きい鉢に植え替えたり、株分けしたりして育ててきた。現在は8株あり、それぞれ約1メートルに成長。3年ほど前にクリニックを閉めるまで、待合室に置いていたという。

花は黄色いサンゴのような形。知人からもらった最も古い株が最初に花を付けたという。妻の定子さん(81)は「華やかではないけれど、これからの変化が楽しみ」と観察している。

市立手柄山温室植物園(同市手柄)の担当者は「6月ごろに暑くなったことなど、何かしらの環境変化に刺激を受けたのでは」とし、「咲かずに生涯を終えるカンノンチクもあるので、開花は珍しい」と話した。