日本政府が「外国人の強制送還の迅速化」に関する新制度を発表

 

一方で、外国人労働者は大幅に増加させるとしています。

以下にあります。

(記事)日本政府が、運送、鉄道、林業などに最大82万人の外国人労働者を受け入れることに
BDW 2024年4月4日


日本、強制送還迅速化のため申請できる難民申請数を制限へ

共同 2024/04/05

Japan to limit No. of asylum claims one can make to speed up deportations

日本政府は 4月5日、6月から始まる新制度の下で外国人が亡命申請できる回数に制限を設け、複数回拒否された人を強制送還できると発表した。

同国の出入国管理・難民認定法は昨年改正され、帰国後に母国で迫害される可能性があるとの野党や弁護士からの批判にもかかわらず、3回以上亡命申請をした人の国外追放が可能となった。

現在の制度では、入国管理当局は亡命申請の処理中は外国人を母国に送還することができず、当局は多くが日本に留まるために複数回申請して制度を悪用しているとみている。

政府は、入国管理施設での長期収容を軽減し、不法滞在を理由に発令された国外退去命令に従わない外国人の国外追放を可能にすることを期待してこの変更を求めていた。

小泉龍司法相は金曜日の記者会見で「共生社会の実現に向けてルールに基づいて外国人を受け入れていく。法改正の審議でも懸念の声があったので、施行後の状況を見極めたい」と述べた。

改正法により、当局は最初の 3回の亡命申請で自分の主張を裏付ける合理的な根拠を提示できなかった個人を追放できるようになる。

日本の出入国在留管理庁によると、6月10日に発効する別の規則により、難民申請者は入国管理施設に拘留されるのではなく、家族や支援者の監督の下で地域で生活することが認められる。