欧州医薬品庁も日本に続き、自己増殖型(レプリコン) mRNA ワクチンを承認の見込み

 

この「ARCT-154」というワクチンは、日本で明治製菓が承認を取得したものと同じようです。

この記事にも、

> 武漢変異株に対する平均抗体力価は、コミナティよりも 1.4 倍高く…

という武漢型という今は存在しない幻のコロナ株の名が出てきます。存在しない相手との戦いのためのワクチンです。


自己増幅型新型コロナウイルスワクチン

DAZ 2024/02/13

Selbstamplifizierendes COVID-19-Vakzin

自己増幅 mRNA ワクチン ARCT-154 は、EMA (欧州医薬品庁)承認手続き中の自己増幅型 COVID-19) ワクチンだ。 自己増幅 mRNA ワクチンには、mRNA を複製できるウイルス・レプリカーゼのコードが含まれている。

ARCT-154 と呼ばれる、この自己増幅 mRNA ワクチンは、2023 12月に日本ですでに承認されている。

ARCT-154 ワクチンの特別な点は、その mRNA が自己増幅できることだ。

いわゆる自己増幅 mRNA ワクチンには、mRNA を増殖させるウイルス・レプリカーゼのコードが含まれている。これによりワクチンの投与量を低く抑えることができ、副作用も少なくなるはずだ。また、抗原は従来の mRNA ワクチンよりも長く体内で形成されるはずだ。

結果がプレプリントで発表された第 III 相研究において、ARCT-154 と mRNA ワクチンのコミナティ(※ ファイザーのワクチン)の有効性と忍容性について、 828人の被験者がそれぞれワクチンの 1回の追加ワクチン接種を受けた。

結果: ARCT-154 はコミナティに劣らなかった。追加ワクチン接種の 4週間後、自己増幅 mRNA ワクチンによる元の武漢変異株に対する平均抗体力価は、コミナティよりも 1.4 倍高く、オミクロン変異株 BA.4/5 に対しては 1.3 倍高かった(※ コメント / どちらの株もこの世にはすでに存在しません)

16,000人の被験者を対象としたベトナムでの有効性研究など、他の研究も日本での承認には重要だった。