ワクチンRNA に使われているN1-メチルシュードウリジンは、フレームシフト変異というものを起こしやすい

 

ケビン・マッカーナン博士の投稿に以下のようにあったものです。

> N1-メチルシュードウリジンには未知の翻訳忠実度があり、フレームシフトを引き起こす可能性が高いということだ。

フレームシート変異とは以下のようなものだそうです。

フレームシフト変異は、塩基の挿入や欠損によってアミノ酸のコードを読む枠組みがずれてしまう変異で、全く異なるアミノ酸から構成される異常なタンパクがつくられます。 medicaleducation.co.jp

以下は、マッカーナン博士が引用していた論文の部分です。もちろん私にはさっぱりわかりません。


ファイザー/ビオンテック およびモデルナ mRNA ワクチンの詳細な分析と批判的評価

ncbi.nlm.nih.gov 2021/07/03

Detailed Dissection and Critical Evaluation of the Pfizer/BioNTech and Moderna mRNA Vaccines

…上記の推論における 1つの注意点には、2 つのワクチン mRNA における U の N1-メチルシュードウリジン (Ψ) による置換が含まれる。

宿主細胞が外因性ワクチン mRNA を外来 RNA として攻撃するのを軽減するために、mRNA ワクチン中のすべてのウリジンが Ψ に置き換えられた。

したがって、停止シグナルは、ファイザー/BioNTech のワクチンでは UGAUGA ではなく ΨGAΨGA となり、モデルナのワクチンでは UGAUAAUAG ではなく ΨGAΨAAΨAG になる。

Ψ は U よりも塩基対形成において無差別であり、A と G の両方、そして程度は低いが C と U の両方と対合できるため、終止コドンは tRNA (※ 転移RNA / mRNAとタンパク質のアミノ酸配列を結びつける役割を担う)によって誤読されやすくなる。

このため、両方の mRNA ワクチンがフェイルセーフ機構(※ 誤作動を防ぐ機能)として連続する終止コドンを使用し、最初の終止コドンが失敗したときにフレームシフトが起こらないことを期待している。

ただし、UGAU は +1 フレームシフトを引き起こすことが知られている。

ΨGAΨ が同じである可能性があると推測するのは合理的だ。

私は以前、終止コドンコンテキスト UGAU を持つ哺乳類の AZ1 遺伝子がポリアミン誘発+1フレームシフトを起こしやすいことを述べた。 このような +1 フレームシフトは、フェイルセーフ機構として複数の終止コドンを持つ目的を無効にする。


ここまでです。ワクチンの「終止コドンの異様性」については、荒川 央さんの「ブレーキの無いRNAワクチン」という note 記事に詳しいです。これは、以下の記事で解説させていただいています。

(記事)戦時下に、日本人の専門家のワクチン遺伝子配列の分析を読んで知る「スパイクタンパク質の産生を止める術がない」こと。そして「未知のタンパク」の存在
In Deep 2021年10月17日