日本でも11歳以下のコロナワクチン接種が早期に開始される見込みに

 


12歳未満にワクチン接種、早期開始と首相 

共同 2022/01/11

岸田首相は新型コロナウイルスワクチンの接種を巡り、これまで対象外だった12歳未満の子供について「薬事など必要な手続きを経て、希望者に対してできるだけ早く接種を始める」と述べた。

アメリカで「遺伝子操作したブタの心臓」を心臓病患者に移植

 

(※)以下は移植をおこなった米メリーランド大学のニュースリリースです。

University of Maryland School of Medicine Faculty Scientists and Clinicians Perform Historic First Successful Transplant of Porcine Heart into Adult Human with End-Stage Heart Disease
メリーランド大学医学部の学部の科学者と臨床医は、末期心臓病の成人へのブタの心臓の歴史的な最初の成功した移植を実行


米大、遺伝子操作のブタ心臓を移植

共同 2022/01/11

米メリーランド大は10日、重い心臓病の57歳男性に、免疫拒絶が起きないよう遺伝子操作したブタの心臓を移植したと発表した。世界で初めてとしている。

[ワクチンを接種した母の母乳を飲んだら…赤ん坊にも新型コロナの抗体形成]というマッド報道

 

(※) それはスパイクタンパク質という有害なものなのですが……。

[参考記事] 授乳中のお母さんたちへ (In Deep 2021/09/04)


ワクチンを接種した母の母乳を飲んだら…赤ん坊にも新型コロナの抗体形成

中央日報 2022/01/11

新型コロナワクチンを接種した女性の母乳を通じて赤ん坊に抗体が伝えられるという研究結果が米国で発表された。

米国マサチューセッツ工科大学のキャサリン・アカロ教授研究チームは7日(現地時間)国際学術誌「産婦人科学」に「mRNAワクチンを接種した女性の母乳を飲んだ赤ん坊は新型コロナウイルスに対する抗体を保有していることが確認された」と明らかにした。

研究チームは「ワクチン注射を打った妊婦が授乳中である赤ん坊の排泄物から新型コロナウイルスに対する抗体を初めて発見した」として「抗体が母乳を通じて赤ん坊に伝えられることを明らかにして女性がワクチン接種後にも母乳授乳を継続するように誘導する強力な証拠を提示した」と伝えた。

この研究は昨年1~4月mRNAワクチンを接種して赤ん坊に母乳を授乳中である女性30人を対象に行われた。ほとんどが医療スタッフであるこの女性たちはワクチン1回目、2回目の接種前後に母乳を採取して研究チームに提供した。また、女性のワクチン2回目の接種以降21日後に母乳を飲んだ赤ん坊の排泄物試料を採取した。

研究チームは今回の研究を通じてワクチン注射を打った女性の母乳が新型コロナウイルスのスパイク蛋白質を中和させる可能性があることを確認したと明らかにした。研究チームによると、新型コロナウイルスは表面のスパイクを人体細胞に結合して浸透するが、抗体はスパイクに先に結合して人体感染を遮断する中和反応を見せる。母乳の中和効能はほとんどが免疫グロブリンG(IgG)抗体のおかげというのが研究チームの説明だ。

また、母乳にある抗体がD614G変異やアルファ、ベータ、ガンマなど4つの変異ウイルスにも中和効能を見せたという事実と、炎症反応を誘発する免疫蛋白質であるサイトウカインも増加して母乳で免疫反応が起きているという事実が今回の研究を通じて明らかになった。

同時に、研究を進めているうちにワクチン接種女性の母乳を飲んだ赤ん坊の排泄物からIgG抗体とIgA抗体がそれぞれ33%、30%検出された。IgG抗体は血液にある抗体の70~80%を占める。IgG抗体2つが突き合わせている形のIgAは血液抗体の15%にとどまるが、唾や涙、母乳など多様なところから発見された。

研究チームは、赤ん坊の新型コロナ抗体が女性のワクチン後遺症と相関関係があるという事実も発見した。アカロ教授は「女性がワクチン注射を打って鎮痛が大きかった場合、赤ん坊の排泄物から検出された抗体がさらに多かった」として「母乳授乳女性がワクチン注射を打って体調が悪かった場合、赤ん坊には恩恵になること」と話した。

一方、昨年6月台湾では新型コロナワクチンであるアストラゼネカを接種した母から母乳を授乳された嬰児が死亡する事件が発生した。

台湾の中時新聞網などによると、雲林県虎尾鎮に住むスさん(30代)がアストラゼネカワクチンを接種した後、生後後2カ月の娘に母乳を授乳したが、娘が翌日明け方に死亡した。

中時新聞網などは「21日午後11時ごろ、母乳授乳をするまでも赤ん坊は正常だったが、22日明け方3時ごろ再び母乳授乳をする時赤ん坊はすでに呼吸がなく心臓拍動が止まっていた」として「その後、赤ん坊は病院に運ばれて治療を受けたが、結局亡くなった」と明らかにした。

台湾当局は家族の同意の下に赤ん坊の死亡とワクチン接種間の関連性を調べた。ただ、調査結果は確認されていない。

欧州議会議長が「免疫系の機能不全による深刻な病気」により入院

 

(※) 議長のお名前は「サッソリ」というんですね。梶芽衣子さんの「女囚さそり」を思い出します。


欧州議会議長入院「深刻な病気」

共同 2022/01/11

欧州連合(EU)欧州議会のサッソリ議長の報道官は10日、サッソリ氏が深刻な病気のため昨年12月26日からイタリアで入院していると明らかにした。公務は全て取りやめになったとしている。

報道官は声明で「免疫系の機能不全による深刻な合併症のため、入院が必要になった」と説明した。

ファイザー社がすでに「オミクロン対応ワクチンを生産している」模様

 

> 既に生産を開始しているという。

(※) さらなる変異株の増産につながると考えると、コワイ話ですね。


オミクロンワクチン3月にも 米ファイザーCEO

時事 2022/01/11

米製薬大手ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は10日、米CNBCテレビに出演し、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応したワクチンについて「3月に準備が整う」との見通しを示した。既に生産を開始しているという。

ブーラ氏は「開発中のワクチンは他の変異株にも対応している」と説明した。

インドでブースター接種が開始される

 


インドがブースター接種開始、医療従事者など対象に100万人超接種

ロイター 2022/01/10

インドは10日、新型コロナウイルスワクチンのブースター接種(3回目接種)を開始した。医療などの第一線で働く人や感染リスクの高い高齢者が対象で、10日中に100万人以上が接種した。同国ではオミクロン変異株の感染が急速に広がり、今年初め以降1日当たりの新規感染者が約8倍に増加している。

10日には新たに17万9723人の感染が報告された。ほとんどが主要都市のデリー、ムンバイ、コルカタで確認された。これらの都市では主流のウイルスがデルタ型からオミクロン型に置き換わっている。

累計の感染者数は3570万人で、米国に次いで世界で2番目に多い。

10日は146人の死亡も報告され、累計の死者数は48万3936人となった。米国、ブラジルに次いで3番目に多い。

ここ数日は医療従事者や警察官など現場の第一線で働く人が多数感染。2月1日の予算案発表を前に議会スタッフ数百人が検査で陽性反応を示したとも報じられている。

ただ、保健省によると入院が必要なのは感染者の5─10%で、デルタ株の感染波時の20─23%を下回っており、大半の感染者は無症状もしくは症状が軽度で自宅ですぐに回復しているという。

ブースター接種は医療従事者、第一線で働く人、持病のある60歳以上のみが対象。

同国では成人9億3900万人の約67%が2回の接種を完了している。

アメリカで感染が拡大している州は「ワクチン接種率最上位の州ばかり」

 


ワクチン接種率最上位のニューヨーク・ニュージャージーで感染者急増…その理由とは

中央日報 2022/01/10

米国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のオミクロン株が恐ろしい勢いで広まっている。8日(現地時間)、一日平均感染者数が65万人(最近7日間の累積感染者数を7で割ったもの)を超えて歴代最高記録をまた更新した。入院患者と死亡者も増加傾向で、一部地域は学校の授業をリモートに切り替えた。ワシントンDCと50州のうち38州が、2020年初頭に新型コロナが発生してから最高感染者数を記録した。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の集計によると、8日基準で米国の最近7日間の一日平均新規コロナ感染者は65万6478人を記録した。2週間前に比べると3倍以上増えて連日新記録を出している。

新規感染者は全米で増加しているが、最近ではコロナワクチン接種率が比較的高いニューヨーク・ニュージャージー・マサチューセッツ州やワシントンDCなど北東部地域で多くの感染者が報告されているとNYTは指摘した。

NYTは専門家の言葉を引用して多くの米国人がワクチンを接種したが、それでも感染者が多いのは従来のコロナワクチンがデルタ株ほどオミクロン株の感染予防に効果的ではないことを暗示していると伝えた。

ニューヨーク州はワクチンを1回以上打った人は85.2%、接種完了者は72.4%で、米国内のワクチン接種率で最上位圏だ。

だが先週、人口10万人あたり360人の感染でロードアイランド州に次いで感染者が多かった。

人口10万人あたり391人で最も多くの感染者が出ているロードアイランド州はワクチン接種率が1回以上90.5%、完全接種率77.1%で米国内2位だ。

専門家はオミクロン株感染者が無症状や軽症なので検査を受けていない可能性があるほか、検査所に人が殺到しているため検査自体をあきらめる人々がいることも考慮すると、感染者数は実際より少なく集計されているのではないかと考えている。

オミクロン株は伝播力は強い一方で致命力は弱いと伝えられたが、最近入院患者と死亡者数が同時に上昇している。全米における入院患者は2週間前より72%増えた約12万人水準で、一日平均死亡者は11%増加した1499人。

入院患者数は新型コロナ発生以来、最高値だった昨年1月中旬ごろの約14万人に近づいた。問題は医療スタッフの感染続出による隔離とバーンアウト(燃え尽き症候群)などで患者を治療する人材が不足して医療の空白が生じる危険だとCNNは伝えた。

こうした中、シカゴなど一部の地域は対面授業をリモート授業に切り替えようとしている。シカゴ教師労組は表決でリモート授業の実施を決めたが、教育当局から反対を受けて交渉中だ。ウィスコンシン州ミルウォーキーの学校はひとまず18日までリモート授業を行うことにしたが、教師労組はその後も延長を主張している。

シカゴ市のロリ・ライトフット市長(民主党)やミゲル・カルドナ教育長官らバイデン政府は「学校は安全だ」としながら対面授業継続の必要性を強調していて、授業の扱い方を巡って衝突が予想される。

バイデン政府は学校が再びリモート授業に戻れば防疫政策の大きな後退を意味するためこれを阻もうとしている。一方では対面授業に反対する教師労組と一部の保護者との葛藤が深まる場合、政治的に逆効果を生む場合もあり頭を悩ませている。

昨年末、バージニア州知事選挙で学校行政などに対する不満で白人中産層の票の多くが共和党に集まり、民主党は州知事職を共和党に譲り渡すという敗北を経験したばかりだった。