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終末CDR23:30年経っても色あせない悪魔ソング … トム・ウェイツ/ ハングオン・セント・クリストファー(1987年)

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トム・ウェイツ
tom-waits-01pulled-up.it

 

トム・ウェイツという人をどう表現していいのかわからないですが、Wikipediaの説明をお借りすれば、

1973年にレコード・デビュー。「酔いどれ詩人」という異名で知られ、特徴的な嗄れた歌声、ジャズ的なピアノ演奏、しがない人々の心情をユーモラスに描きながらも温かい視線で見つめる独特な歌詞世界、ステージ上での軽妙な語り口でカルト的人気を博した。

という人なんですが、二十代の初めの頃、ラジオかなんかで聞いた曲は、トム・ウェイツの曲としては異質な曲で、私はその時、トム・ウェイツという人を知らなかったのですけれど、その曲を聞いて「かっけー」と思いまして、音源を探しに行った記憶があります。

それがこのハングオン・セント・クリストファーという曲で、意味は「聖クリストファーを吊るせ」という意味で、内容的にも何だかとても激しいものですが、それにしても、30年経ってもなおカッコイイ。

Tom Waits- Hang On St.Christopher(1987)

 

下が1番目あたりの訳詞ですが、こんな意味だと知ったのは最近です。

 

トム・ウェイツ/ ハングオン・セント・クリストファー 歌詞

聖クリストファーを吊そうぜ
油と煙で燃やしちまおう
二輪車に括りつけて沸騰したラジエーターをかけるんだ
ヤツの頭を焼きトウモロコシにしちまえ

85個の家と85個の丘を通りながら
助手席に聖クリストファーを吊しちまえ
悪魔がドライブできる夜にするために

犬小屋の犬と一緒に聖クリストファーを吊しちまえ
ハゲ山が霧の中でオレを鼓舞する
あのアホの腹に穴を開けて心臓をこんがりと焼こうぜ
ブドウ樽で死ぬほど叩きのめそうぜ

さあ始めよう
聖クリストファーを後ではなく今やっちまおう
ボロ屋の地下で

 

ちなみに、「聖クリストファー」というのは、こちらのページによりますと、

聖クリストファーという名前はギリシア語で「キリストを運ぶ人」という意味で、本来は人名ではありません。そのため歴史上実在した人物とみなされず、人気がある聖人であるにもかかわらず、ローマ・カトリックの教会暦では祝日を持ちません。

クリストファーが誰であるのか、古来学者の間で議論が為されてきましたが、現在ではコプト教徒のあいだで崇敬されている殉教者、聖メナス (285 - c. 309) のことではないかと考えられています。

とのことです。

このことも、今回の文章を書いていて初めて知りました。それを吊して悪魔に道を譲れという内容というわけですね。

トム・ウェイツの1987年の未来への予測は現実になっているのかもしれません。




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