地上の銀河を歩けば…

NOFIA

メモと雑記

ここ、そして、ここじゃない場所

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昨日、高田馬場でひとりで飲み歩いていました。

7時くらいから飲み始たのですが、午後10時くらいからの記憶がまったくなくて、それほど多くあるわけではないですが、

「記憶の全脱落」

をやってしまいました。

私の場合は楽しければ楽しいほど、酔いが進むほうですので、楽しかった一晩ということになるのだと思いますが、最初のお店を出てから、2軒目までは覚えていて、しかし、そのお店を出た後、さらに他のお店に行ったのです。

そこまでは覚えているのですが、その店の中の途中から記憶が消えています。

それでも、ちゃんと電車に乗って帰っていて、朝も普通に起きていました。

昔から、たまにこういう時はあって、それでも、いつも普通に家で朝を迎えているというあたりは自分でもすごいと思いますが、傍から見ても、そういう時の私は、

「特に激しく酔っているようには見えない」

のだそうです。

でも、本人の記憶は脱落しているというときがあります。

もうひとつのパターンとして、

「記憶が欠落している途中で、ハッと意志が戻る」

ことがあるのですね。

つまり、どういう状況なのか自分で把握しないで行動している途中で、ふと我に返るのです。私は酔いが覚めるのが非常に早いので、そのためかもしれないですが、そういうときに「変な経験」をしたことは何度かあります。

20年くらい前ですが、吉祥寺にいた時、やはり記憶が「全脱落状態」となっていたときのことです。

「ハッ」と我に戻ったときに、私は、

「どこ? ここは?」

と呟きました。

見れば、ボックス席のような場所に、隣には中国人の女の子が座っていて、そして前方では、何か白人女性たちのショーのようなものがおこなわれています。

隣の中国人の女性に、

「あの人たちは?」

ときくと、

「ロシア人の人たち」

と言います。

「ロシア人?」

吉祥寺にロシア人の人たちによるショーがおこなわれている店なんてあったっけ。

そう思いながらも、何より、その店に自分がどうしているのかがよくわからないのです。

「なぜ、中国人の女性と一緒にロシア人のショーを見ている?」という部分が全脱落していました。

時計を見れば、もう時間は早朝の 5時近くでした。

「何がどうあって、こうなったのだろう」

とは思いましたけれど、いずれにしても、朝ですので、その女性と別れました。

お店を出た場所はきちんと覚えておこうと確認しておきました。その場所はいつも夜に歩いていた場所で、

「こんなところに?」

と不思議な気分でしたが、家路につきました。

後日、その場所に行った時に、その店を確認してみようと思いました。

「あの店は、この隣のここに・・・あれ?」

ないのです。

少し焦り、道に立っていた他の店のお兄さんに、ききました。

「ねえ、このあたりにロシア人のショーやってるお店ってある?」
「ロシア人の? 自分知らないっす」

他にも聞いてみましたが、みんな「知らない」と言います。

「そりゃそうだよなあ。長く吉祥寺に来ているオレが知らないんだから」

とは思いましたが、あれは一体どこで、そしてどんな状況だったのか。

このような経験はたまにあります。

まあ、酔人の魑魅魍魎は、単なる記憶の欠落にすぎないとは思うのですが、このときのことを含めて、不思議なことはたまに経験します。




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