終末ロック

終末CDR20:カオスの時代にカオスの音楽。フリッパー / Ha ha ha (1984年)

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フリッパー
Flipper-in-Italiabenoise.com

 

「好きな曲ベスト10」みたいな順位というものは、自分の中でもあまり付けたことがないですが、あえてそういうものがあるとすると、このフリッパーの曲は、そこに入るものです。

そして、彼らこそ「これこそパンク」と思わせる曲をたくさん作った人たちでした。

Flipper – Ha ha ha (1984)

https://www.youtube.com/watch?v=x6bfoSVUPuQ

 

フリッパーは、アメリカ西海岸の一種の伝説のバンドで、ニルヴァーナの故カート・コバーンらが彼らのファンで、カートがフリッパーのTシャツを着ていたことは有名らしいです。

まあ、このフリッパーの音楽は、こCDショップのサイトの解説の表現が合っているのかもしれません。

下はそこにある CD レビューですが、

伝説のサンフランシスコパンク”NEGATIVE TREND”の暴走リズム隊により結成された80年代の暴走する「アメリカン・ハードコア」な連中の中に置いても一際ズッコケてた狂気のZ級カルトパンク軍団”FLIPPER”師匠1981年リリースのカルト1stアルバム!!

というような表現がとてもふさわしい音を作り出したバンドで、これは誰でもできるようで、実は「狂気の混沌」を作り出して、それを継続することは難しいのです。

この「Ha ha ha」という曲など、サビの「アハハハハ オホホホホ」というあたりのベースとギターの絡みは狂気的な混沌を生み出していて、たまにヘッドフォンなどで大音量で聞くと、沈んだ気分もすっきりとよみがえります(本当)。

音楽に「混沌」というジャンルがあることを知ったのは、1980年前後でしたかね。イギリスのポップ・グループというバンドの音(たとえばこのような曲)を知った時とか、日本のウルトラ・ビデというバンドの音(たとえばこのような曲)を聞いた時あたりです。

そして、「混沌の音楽」は好きな人は好きだけれど、普通の人は聴くに耐えないというものがほとんどですので、ポピュラーにはなりにくいですけれど、そのかわり、何十年経ってもその音はこの世から消えません。

フリッパーも含めて、それら混沌バンドの CD が今でも再販され続けて、あるいは、オンライン・ショップで売られ続けています。

ただし、「新しい混沌音楽」はあまり出てくることはないようです。

そういう意味で偉大で巨大な過去の遺物ですが、私の青春時代のミュージックライフそのものでもありました。







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