東京都、7カ月連続で人口流出

 


東京都、7カ月連続で人口流出

共同 2021/12/23

総務省が23日に公表した11月の人口移動報告(外国人を含む)によると、東京都からの転出者が転入者を3254人上回り、7カ月連続で人口流出を示す「転出超過」となった。転入者が2万5462人だったのに対し、転出者は2万8716人だった。

埼玉、千葉、神奈川の3県を含む「東京圏」でみると、転入者が転出者を387人上回り、4カ月連続で人口流入を示す「転入超過」だった。転出超過は東京だけで、埼玉が1533人、千葉が1159人、神奈川が949人の転入超過。

人口移動報告は、住民基本台帳に基づく転出入を集計している。

米ワシントンDCで感染数過去最多。飲食店でワクチン接種証明が必要に

 


CDC


“過去最多”更新の米ワシントンDC 来年1月中旬から飲食店の利用で「接種証明」必要に

テレ朝news 2021/12/23

アメリカの首都ワシントンでは一日あたりの新型コロナの感染者数が過去最多を更新し、来年1月中旬からレストランの利用などにワクチンの接種証明を求めると発表しました。

ワシントンのバウザー市長は22日、1月15日から12歳以上を対象に屋内の娯楽施設やレストランなどの利用には少なくとも1回のワクチン接種を済ませたことを示す証明の提示を求めると発表しました。

さらに、1カ月後の2月15日からは接種を完了させた証明の提示が必要になります。

ワシントンでは21日だけで新たに1524人の感染が確認され、CNNは一日の感染者数としては過去最多だと伝えています。

[アメリカの人口増加率、史上最低に]という報道

 


米の人口増加率、史上最低に 新型コロナ流行影響か

共同 2021/12/22

米国勢調査局は21日、7月1日までの1年間の人口増加率が推計で0・1%にとどまり、史上最低を記録したと発表した。新型コロナウイルスの流行による死者の増加や出生率の低下、移民の減少といった「複合的な要因」が影響した可能性があるとしている。

発表によると、2020年7月から21年7月までに人口は推計で約39万人増えた。うち自然増は約15万人で、約24万人が移民だった。

[日本の今年の出生数推計、約80万5千人 少子化ペース、想定より7年早く]という報道

 


今年の出生数推計、約80万5千人 少子化ペース、想定より7年早く

朝日新聞 DEGITAL 2021/12/23

2021年に国内で生まれた日本人の子どもは、80万5千人程度となる見通しだ。

厚生労働省が推計値を算出しているが、同じ方式で朝日新聞社が計算した。国が想定する出生数でみると、80万人台は28年と同じ水準となり、実際の少子化は7年早いペースで進んでいるとみられる。

厚労省は例年12月に、その年の出生数の推計値を出している。ただ、昨年と今年は、新型コロナウイルスの感染拡大が与える影響が大きいとして、推計値の発表を見送った。

同省が公表している計算式に今年10月までの出生数の速報値などを当てはめると、今年の出生数は80万5千人程度。84万835人だった前年からは4・3%減り、直近5年間(16~20年)を平均した減少率3・5%をやや上回る減少率だ。減少率が5・8%で初めて90万人を割り込み、「86万ショック」と言われた19年を除けば、4%台になるのは05年以来となる。

国立社会保障・人口問題研究所による直近の将来推計人口(17年)によると、出生数が80万人台となるのは28年で80・9万人。29年には80・3万人を見込む。

[韓国の総人口が今年始めて減少、予想より8年早まる]という報道

 


韓国の総人口が今年始めて減少、予想より8年早まる

kedglobal.com 2021/12/10

韓国に居住する外国人を含めた韓国の総人口が今年、史上初めて減少したことが分かった。 15年間大規模な予算を投入した少子化対策が失敗した上、コロナで婚姻件数と外国人流入が減ったためと分析された。

総人口の減少は2年前には2029年頃に始まると予想されたが、その時点が8年早まった。人口減少の速度が速く、経済打撃の時期が早まり、その幅も拡大するという憂慮が高まっている。

統計庁が9日に発表した「将来人口推計:2020-2070年」によると、今年の総人口は5174万5000人と推算された。昨年の5183万6000人に比べて9万1000人(-0.18%)減少すると予測している。

出生児より死亡者が多い「人口デッドクロス」は昨年初めて発生したが、海外流入人口まで計算した総人口が減少するのは今年が初めてだ。

2年前の推計では、減少時期は2029年と予想された。統計庁は、出生率が持続的に落ちている上、コロナで外国人留学生の入国などが減ったためだと説明した。女性1人が一生産むものと予想される子供の数を意味する合計出産率は、昨年の0.84人から今年は0.82人に下がる。出生児は27万5000人から26万1000人に減る。 海外流入人口は5万8000人純減と予想された。

人口減少の速度は加速するとみられる。10年間、年平均6万人が減少し、30年は5119万9000人へと縮小する。2040年=5019万3000人、2050年=4735万9000人、2060年=4261万7000人などを経て、2070年=3765万6000人へと減少する。

2070年の総人口は1979年とほぼ同じ水準だ。人口が91年前に戻ることになる。昨年生まれた赤ん坊は満30歳になる2050年に老人と幼い子どもを含めて1人程度を扶養しなければならないことが分かった。

このような構造変化は、韓国経済の活力を大きく弱めるとみられる。仕事をしなければならない15~64歳の生産年齢人口は2020年3738万人(72.1%)から2070年1737万人(46.1%)に減少する。

この15年間、計380兆ウォン(約37兆円)をつぎ込んだ韓国の人口刺激政策は、最悪の失敗だという結論が出た。

韓国は、史上初の総人口減少と生産可能人口の急減時代に入った。これは、総生産減少から始まり、消費·投資·雇用を減らす悪循環につながり、今後数十年間、韓国の潜在成長率を押さえつける要因として作用することになる。過去の少子化対策政策を評価して足りない部分を補完し、予定された人口減少に合う体制転換が急がれると専門家たちは指摘した。

フランス政府がメルクのコロナ経口薬「モルヌピラビル」の注文をキャンセル(ただし、ファイザー治療薬は購入)

 


「ゲームチャンジャー」大きな注目浴びたコロナ飲み薬…英・仏で交錯した運命

中央日報 2021/12/23

新型コロナウイルス感染症のゲームチャンジャーになるとの評価を受けていた経口用コロナ治療薬「モルヌピラビル」がフランスと英国でそれぞれ異なる運命をたどることになった。

22日、ロイター通信によると、仏政府は米国製薬会社メルク・アンド・カンパニー(MSD)のコロナ飲み薬「モルヌピラビル」の注文をキャンセルした。オリヴィエ・ベラン保健相はBFMテレビのインタビューで「最近の研究結果が良くなかった」と明らかにした。

メルク社は先月、米食品医薬品局(FDA)が緊急使用承認の決定をする前に先行公開した事前検討資料を通じて、コロナ患者の入院の可能性を低める効果を従来の50%から30%に下方修正していた。

今年10月、「モルヌピラビル」5万人分を注文したフランスは「新型コロナとの戦いで局面転換が期待できる」と評価したことがある。この日、ベラン保健相は「今回の契約解消にともなう費用はない」とし「代わりにファイザー治療薬を購入した」と明らかにした。正確な購入量は公開していないが、来年1月末までに新しい治療薬を受け取れるよう希望すると付け加えた。

一方、フランスとは違って、英国はこの日、モルヌピラビル175万人分を追加購入した。英国はモルヌピラビルとファイザー治療薬250万人分を購入したとし、計425万人分のコロナ治療薬を来年に受け取ることができると発表した。

フランスで5歳以上の子どもへのコロナワクチン接種が始まる

 


仏「月末には一日10万人感染」 子どものワクチン接種開始

TBS NEWS 2021/12/23

フランスで、5歳以上の子どもへの新型コロナワクチンの接種が始まりました。

パリ市内のワクチン接種会場。22日、5歳から11歳のワクチン接種が始まりました。フランスでは、新型コロナに感染し、入院している子どもは現在145人で、うち27人が集中治療を必要としているということです。

子どもが接種をした親  「(子どもだけでなく)クリスマスと新年で集まる家族全員を守るためです」

EU加盟国では、スペインやイタリアなどでも今月から子どもへの接種が始まっています。

フランスでは22日に発表された一日の新規感染者がおよそ8万4000人と、前日より1万人以上増えました。年末年始にはオミクロン株が主流になるとみられ、ベラン保健相は「月末までに一日の新規感染者は10万人を超えるだろう」と警戒を呼びかけました。