[サル痘ワクチン、米国家備蓄から放出へ]という報道

(※) 現在のサル痘はオリジナルと異なるものとなっている可能性が高く、このサル痘ワクチンはすでに効かないと思われます。以下の記事等をご参照下さればと思います。

[記事] また武漢から始まるのかよ……。というわけで、武漢ウイルス研究所の石正麗博士が今年2月に発表した「サル痘 DNA の形質転換」の研究論文のご紹介 (In Deep 2022/05/24)


サル痘ワクチン、米国家備蓄から放出へ 高リスクの接触者向け CDC発表

CNN 2022/05/24

欧米を中心に感染報告が相次いでいるウイルス性疾患「サル痘」について、米疾病対策センター(CDC)は23日、戦略国家備蓄からのワクチン放出の要請に応える方針を示した。

米国では23日までにサル痘の症例1例が確認されているほか、疑いのある症例が4例報告されている。

CDCの専門家ジェニファー・マッキストン氏は、初期の患者と接触したリスクの高い人のために、国家備蓄からの「Jynneos」ワクチン放出の要請があり、積極的な対応に当たっていると説明。米国には天然痘予防を目的としたワクチンの十分な蓄えがあると強調した。

Jynneosは2回の接種を行うワクチンで、米国では天然痘とサル痘の予防を目的として承認されている。

マッキストン氏はJynneosについて「現時点で1000回分以上が利用できる。同ワクチンの製造会社から提供を受け、今後数週間で迅速に供給量を増やすことができる見通しだ」とした。

米国で承認されているもう1つの天然痘ワクチン「ACAM2000」もサル痘の予防に利用でき、こちらは1億回分以上の備蓄があるという。ただしACAM2000は古い世代の天然痘ワクチンで、重度の副反応を伴う可能性がある。従ってこれを幅広く利用するためには真剣な論議が必要とされる」(マッキストン氏)

CDCは、サル痘の感染が確認された患者との接触者や、医療従事者、濃厚接触者、重症化リスクが高い人を対象にワクチンを供給する方針。

[アニサキス食中毒多発 鳥取県が注意喚起]という報道

 

(※) 日本人は、過去にいたるまでるものすごく大量の刺身を食べ続けているのですから、実際には非常に多くの人たちがアニサキスを体内に入れているのが現実だと思います。ですので、アニサキスというのは「体が普通の状態なら発症しない」ものだと考えます。

これにはアレルギーが関与している可能性がある一方で、1975年の札幌医科大学の「実験アニサキス症における細胞性免疫に関する研究」 (PDF)という論文には、

> アニサキス症の免疫応答には細胞性免疫も関与している可能性を初めて示唆した…

とあり、「ワクチン後の免疫の抑制」がアニサキス症多発の原因としてひとつあるのではないかと思います。


アニサキス食中毒多発 鳥取県が注意喚起 鮮魚店で購入のサバで発症の例も

日本海テレビG 2022/05/24

生でサバなどの魚介類を食べた後、激しい腹痛や吐き気などの症状が起きるアニサキスによる食中毒が5月に入って多発しており、保健所などでは注意を呼び掛けている。

鳥取県によると、5月14日にも鳥取県中部の鮮魚店でサバなどを購入し、自宅で刺身にして食べた女性が食中毒と思われる症状を発症。

医療機関でアニサキスよる食中毒と診断された。

アニサキスによる食中毒は、鳥取県内ではここ数年、一桁台で推移していたものの、今年は既に10件を超えている。

保健所では魚介類を食べる場合は、内臓を取り除き、加熱調理するなど十分注意するよう呼び掛けている。

サル痘のイギリスでの感染確認症例数が57件となり世界トップに。1日で倍増

 

(※) 昨日5月23日のイギリスの感染確認事例は 20件でした。「疑わしい事例」がすべて確認されて、さらに増加したという感じのようです。以下の記事に昨日の状況があります。

[記事] サル痘疑いが欧米を中心とした17カ国の200人超に至り、ベルギー政府は「強制隔離」を開始… (In Deep 2022/05/24)

以下は、5月24日午前(日本時間)の報告状況です。


BNO News

[世界の海面水位が過去最高に]という報道

 

(※) これは、この報道では、「温暖化の影響を受け」とありますが、まあ今はどんな報道でもそのようになるでしょうけれど、実は、「それとは関係ない要因で、海面上昇が激化する」という予測が存在します。気温とかまったく関係ない話です。

ただ、科学的な根拠を今は提示できないですので、ご紹介したことはないのですが、今後、数年、数十年、かなりの事態になる可能性がある気はしています。

ちなみに、実際には南極の海氷は増加しています。


世界の海面が過去最高に 年平均4.5ミリのペースで上昇 国連

TBS NEWS DIG 2022/05/19

WMO=世界気象機関は18日、世界の海面が年平均で4.5ミリ上昇していて、過去最高に達していると発表しました。

WMOが18日に発表した2021年の世界の気候に関する報告書によりますと、世界の海面は2013年から2021年の間に年平均で4.5ミリ上昇し、過去最高に到達したということです。

1993年から10年間の年平均の海面上昇は2.1ミリで、ペースは倍以上になっています。

温暖化の影響を受け、南極の厚い氷がとけて海に流れ込んでいることなどが理由だとしていて、海水温も上昇し続けているということです。

海面上昇は沿岸に住む何億人もの人に甚大な影響を及ぼす恐れがあるとしていて、WMOのターラス事務局長は「大気から炭素を取り除く手段が発明されない限り、海面と海水温の上昇は何百年も続くだろう」と警鐘をならしました。

米Jifブランドのピーナッツバターでサルモネラの集団食中毒が発生

 

(※) この Jifブランドのピーナツバターは、日本でも販売されているようです

アメリカ FDA が公表した、自主開始佑された製品名の全リストはこちらのページにあります。


Jif ピーナッツバターに関連したサルモネラのアウトブレイク

tenki.jp 2022/05/23

Salmonella outbreak linked to Jif peanut butter

FDAとCDCは、人気のある Jifブランドのピーナッツバターに関連するサルモネラ病の発生を発表した。

これまでのところ、Jif ピーナッツバターのサルモネラのアウトブレイクでは14人が病気になっている。2人が入院したが、幸いなことに死者はいない。

FDAは、ケンタッキー州にある工場で収集された環境サンプルに対して全ゲノムシーケンス分析を実施した。この分析では、この環境サンプルが現在のアウトブレイクで病気を引き起こしている株と一致することを示した。

発生の発表の直後に、Jifの製造元である JM Smucker社は、発生に関連する可能性のある特定の製品のリコールを発行した。影響を受ける製品の製品コードと写真を含む完全なリストは、ここにある。

FDAの調査は進行中で、利用可能になり次第、より多くの情報が提供される。

[沖縄地方 降水量が平年の2~4倍 長雨と日照不足が続く]という報道

 


沖縄地方 降水量が平年の2~4倍 長雨と日照不足が続く 農作物の管理に注意

tenki.jp 2022/05/23

沖縄地方では、5月上旬頃から曇りや雨の日が多くなっています。降水量は平年の2倍から4倍、日照時間は平年の4割程度にとどまっている所があります。雨が多く、日照時間が少ない状態は、今後10日間程度は続く見込みです。

沖縄地方では、今年は5月4日ごろに梅雨入りしたとみられるとの発表がありました。(平年より6日早く、昨年より1日早い)

沖縄本島地方、宮古島地方、八重山地方では、5月上旬頃から梅雨前線や湿った空気の影響を受けて、曇りや雨の日が多くなっています。
降水量は平年の2倍から4倍にもなっている所があります。

5月1日から22日までの降水量は、与那国島では585.5ミリとなり、平年の4倍以上もの雨が降っています。
那覇でも平年の1.5倍以上の雨量となり、雨の多い状態となっています。

日照時間は、平年の4割程度にとどまっている所があります。
5月1日から22日までの日照時間は、石垣島で38.5時間となっていて、これは平年の34%です。
那覇でも50時間に届かず、平年の半分くらいしか日照がありません。

沖縄地方では、雨が多く、日照時間が少ない状態が続いています。

あす24日以降も、梅雨前線が停滞しやすく、雨の降る日が続くでしょう。
雨が多く、日照時間の少ない状態は、今後10日間程度は続く見込みです。

雨の情報に気を付けて、農作物の管理などに十分注意をしてください。

トルコのインフレ率が70%に達する

 


トルコの主任統計担当者が、インフレが70%に達した後、「健康上の理由」で辞任した

zerohedge.com 2022/05/23

Turkey’s Chief Statistician Quits For “Health Reasons” After Inflation Hits 70%

トルコのインフレ率が 36%に達した際に、エルドアン大統領は当時の統計局長を解任したが、その 3か月後、トルコのインフレ率は、その時のほぼ 2倍の70%になった。

トルコのインフレ統計の編集を担当する現在の統計局長は、辞任することを決めた。

5月20日、トルコ統計研究所は、統計局長が「健康上の理由」のために価格統計部門の責任者を辞任したと述べた。

トルコのインフレ率は、消費者物価が 21世紀のはじめ以来最も速いペースで爆発しており、注目を浴びている。これは選挙まで 1年余りとなったエルドアン政権にとって重要な懸念事項だ。

さらに、ブルームバーグによれば、研究者たちの間では、トルコの政府機関の価格統計と、国民が実際に感じている生活費の急上昇との間の相違と呼ばれるものについて懸念が渦巻いている。

トルコ統計研究所は4月に年間 70%のインフレを報告したが、代替の消費者物価指数をまとめた独立した学者グループである ENA Group は、この数字を157%と計算した。