[しちりん使用でガス代節約を タイ政府呼び掛け]という報道

 

(※) 七輪があったか…。買っておこうかな…と思ってしまいました。


しちりん使用でガス代節約を タイ政府呼び掛け、国民そっぽ

時事 2022/06/25

燃料価格が高騰しているタイで、政府がガス代節約のため、木炭を使うしちりんの利用を家庭や飲食店に呼び掛けたところ、都市部を中心に「木炭も値上がりしている」「時代遅れ」と反発する声が広がっている。

エネルギー省はしちりんならガスを使った場合より「1家庭当たり年500~600バーツ(約1900~2300円)節約できる」と説明。しちりんは「有害な煙も出さない」と利点を強調した。

これに対し、野党・前進党のナチャー下院議員は「ばかげた解決策。政府はエネルギー危機に対応できないと認めるべきだ」と非難した。

ロシアのヨーロッパからのガス輸出の収益が「 1日で 135億円」に達している

 


ロシアはまだヨーロッパへの石油販売から毎日1億ドル以上を稼いでいる

zerohedge.com 2022/06/24

Russia Is Still Earning More Than $100 Million Every Day From Oil Sales To Europe

ブルームバーグが引用した Independent Commodity Intelligence Services(ICIS)のデータによると、ロシアは、過去1週間にEUの主要消費者への配送が大幅に削減されたにもかかわらず、ヨーロッパに販売するガスから毎日 1億ドル (135億円)以上の収益を上げている。

天然ガス価格の高騰により、ロシアのガス輸出による収入は、昨年の、まだロシアがヨーロッパへのガスの流れを制限していなかった収入と等しいと考えられている。

「ガスプロムによるヨーロッパへの毎日の供給が75%削減されたにもかかわらず、毎日の収益は1年前と同じであり、コロナ以前の時代よりも高いことは衝撃的です」と ICISのガス分析責任店頭者はブルームバーグに語った。

過去1週間、ロシアは、ロシアが 望む方法で支払いを処理するためにガスプロムバンクでルーブルに口座を開設するというプーチンの要求に買い手が屈したにもかかわらず、最大の顧客であるドイツとイタリアを含む主要なヨーロッパの消費者への供給を大幅に減らした。

さらに、ノルドストリームの年次メンテナンスが予定されており、7月の2週間、パイプラインを介した配送が完全に停止され、ヨーロッパは冬の前にガス貯蔵サイトを適切なレベルまで満たすためにさらに購買を続ける。

EUがロシアの海上石油の禁輸を年末までに発効し、パイプラインのガス供給が大幅に減少したにもかかわらず、ロシアは石油とガスの高価格の恩恵を受け続けている。

ロシアの石油収入と戦争の財源を傷つけるように設計された西側の制裁にもかかわらず、ロシアは依然として石油とガスの収入でさらに多くの数十億米ドル (数千億円)を獲得している。

ロシアのウクライナ侵攻以来、エネルギー商品価格が上昇したため、ロシアは6月だけで 63.7億ドル (約 8600億円)もの追加の石油とガスの収入を受け取ると見込んでいると財務省は今月初めに述べた。

岡山県の旭川水系ダムの貯水率が減少し、20年ぶりの第一次取水制限へ

 

岡山の今後の天気予報。雨は少なそうです。

RSK


旭川水系ダムの貯水率減少 このまま回復しなければ約20年ぶりの第一次取水制限へ【岡山】

RSK山陽放送 2022/06/24

梅雨にも関わらず雨が少ない状況が続き、ダムの貯水率も減少しています。水不足が顕著になるなか、旭川流域では来月4日から第一次取水制限が実施される事になりました。

岡山市北区建部町と吉備中央町にまたがる旭川ダムです。岡山県では今年5月以降の降水量が、ここ10年の平均の5割ほどにとどまっています。

旭川流域にある2か所のダムの合計貯水率は35.6%と、渇水の目安である40%を下回っています。

24日、国や県などで行われた会議では「今後調整を行わなければ、来月中に貯水量がゼロになる」として、農業用水などを30%カットする第一次取水制限を行う事を決めました。

(岡山河川事務所 大作和弘所長)
「やはり水資源には限りがありますので、県民には節水に取り組んでいただくとか、水を大切に使っていただけたら」

このまま貯水量が回復しなければ、第一次取水制限は来月4日から始まります。旭川水系で取水制限が行われた場合、2002年以来、約20年ぶりです。

オーストリア、成人のワクチン義務廃止

 


オーストリア、成人のワクチン義務廃止 「接種促進にならず」

ロイター 2022/06/24

オーストリアのラウヒ保健相は23日、成人に対する新型コロナウイルスワクチン接種義務を廃止すると表明した。欧州最低水準の接種率向上にはつながらないと判断したという。

記者会見で「複数の世論調査では、市民の13%が義務化されてもワクチン接種しないことが示されており、強制措置は接種促進につながらない」と述べた。

ほぼ例外なく全成人に接種を義務付けるこの措置は、欧州連合(EU)域内唯一の厳格なものだった。しかし2月の導入時には違反者への罰則はなく、政府は3月の罰金導入前に措置を停止した。

イタリアで過去70年間で最悪の干ばつ

 


70年間で最悪の干ばつが北イタリアの食糧と電力供給を脅かす

straitstimes.com 2022/06/18

Worst drought in 70 years threatens northern Italy’s food, power

イタリアは最悪の干ばつの真っ只中にあり、国内最大の川であるポー川の水位は過去 70年間で最低レベルに達し、作物を脅かし、停電の懸念を高めている。

JRC世界干ばつ観測所によると、ヨーロッパの多くが今年、平均よりも乾燥した状態にあるが、イタリア北部のポー平原が最悪の打撃を受けているという。

雨が降らず、アルプス西部で雪解けによる流れが通常より早く止まったことによって、川床の広い範囲が見えるようになった。

水源が枯渇する中、イタリアの水力発電貯水池の水位は歴史的な低水準にある。通常、国のニーズの15%を供給する水力発電の生産量は、2021年から50%減少している。

イタリア北部の町は、潜在的な飲料水不足に直面しているため、水は配給となり、トラックで供給している。

この干ばつは重大な経済的苦痛をもたらす可能性がある。イタリア北部を西から東に流れるポー川は、フィアットの自動車や鋼管のメーカーであるテナリスの本拠地であるミラノやトリノなどの主要な産業の中心地の生命線でもある。

ロンバルディアとピエモンテもまた、イタリアのコメ生産の93%を占める大きな農業生産地だ。ピエモンテ州東部では水の利用可能性が半分になっているため、今年の作物は脅威にさらされていると地元の農家は言う。

ピエモンテの農産業協会は、飼料、大麦、穀物の収穫量が今年は30%から40%減少すると予測しており、家畜への影響もある。

これは消費者の食料価格と農民の生産コストの高騰を悪化させるだろう。

ヘーゼルナッツとワインの生産にも影響が出る可能性がある。ピエモンテはイタリア最大のヘーゼルナッツ生産地だ。ブドウの収穫もおそらく通常よりも少なくなるだろうと協会長は述べた。

世界の穀物供給は、世界的に不安定な天候に見舞われており、そしてロシアのウクライナへの侵入が世界のトップ輸出国の1つからの出荷を停止させたため、ヨーロッパと米国の熱波は綿密に監視されている。

スペインは、6月の異常な気温が1か月で2度目となる40℃を超えた。

イタリア全国農民協会によると、南部と北部のイタリアの領土の4分の1以上が、ほとんど降雨がなく、数か月後の砂漠化の危険にさらされている。

ヒトへのブタ心臓移植では「人間からの臓器提供では通常みられない現象」が起きた

 

(前報道) アメリカのブタ心臓移植患者が術後2か月で死亡 (2022/03/10)

(※) 上の記事にも書きましたけれど、ウイルス学者の山内一也さんの『ウイルスの意味論』という著作の書評からです。

> かつてはブタ臓器を用いた異種間移植が有望視されていた。ところが、ブタのDNA内に多数のレトロウイルス遺伝子が存在することが分かった。これらはブタがある種のウイルスに感染することを防いでいると考えられている。

> しかし、ブタにとって有用なこれら内在性レトロウイルス群は、人間にとって完全な異物となる。もしブタの臓器をそのままヒトに移植してしまうと、臓器が生着した後、臓器受取人(レシピエント)がブタのウイルス感染症に悩まされる危険性が生じるのである。


異種移植、人からは見られぬ異常 ブタの心臓、米メリーランド大

共同 2022/06/23

米メリーランド大のチームは22日、重い心臓病の患者に対するブタの心臓移植の結果を論文報告した。

1月の手術から7週間にわたり心臓は血液を送り続けたが、その後に急変。心臓の壁が厚くなり心筋が壊死するなど、人間からの臓器提供では通常みられない現象が起きた。

心臓の機能が失われ、2カ月で生命維持を断念した。

ブタ由来の「サイトメガロウイルス」も検出、感染症が体調悪化のきっかけになったとの見方もある。

移植を希望する人に比べて提供者は少なく、動物の臓器を使う「異種移植」への期待は根強い。チームは実用化に向け検証を続ける。

[アメリカ史上最悪級の髄膜炎菌感染症流行]という報道

 

(※)24例中 7例が死亡というのは高い死亡率ですね。そしてまたワクチン推奨ですか。


米フロリダ州で髄膜炎菌感染症が流行 同性愛の男性など24例確認、7人死亡

CNN 2022/06/23

米疾病対策センター(CDC)とフロリダ州保健局は22日、髄膜炎菌感染症の症例24例が同性愛とバイセクシュアルの男性の間で確認され、7人が死亡したと発表した。米史上最悪級の髄膜炎菌感染症流行」と位置付けている。

CDCによると、今回の流行はエイズウイルス(HIV)感染者を含め、主に男性と性的関係をもった同性愛やバイセクシュアルの男性の間で発生している。感染者はほとんどがフロリダ州の住民だが、州外からフロリダ州を訪れた人も含まれる。

髄膜炎菌感染症は、髄膜炎や髄膜炎菌血症を引き起こす疾患で、誰にでも感染する可能性があり、死に至ることもある。

この細菌は、呼吸器やのどから分泌される唾液などを通じて拡散され、キスしたり咳をしている相手の近くにいるといった濃厚接触を通じて感染する。

感染すると、高熱、頭痛、肩こり、吐き気、嘔吐、紫色の発疹などの症状が表れる。最初はインフルエンザのように思えるが、急激に容体が悪化することが多いという。こうした症状が表れたらすぐに医師の診察を受ける必要があるとCDCは勧告している。

CDCは、男性と性的関係をもっているフロリダ州内の同性愛やバイセクシュアルの男性などに、髄膜炎菌感染症のワクチンを接種するよう呼びかけている。特にHIV感染者は定期的なワクチン接種が重要だと強調した。

「フロリダ州ではこの先数週間でプライドイベント多数が予定されており、同性愛やバイセクシュアルの男性はワクチンを接種することが重要だ」とCDCは強調している。