パキスタンの洪水の被災者が3000万人に達し、国家非常事態を宣言

 


パキスタンは洪水の死者数が1,000人に近づき、国家非常事態を宣言

aljazeera.com 2022/08/26

Pakistan declares national emergency as flood toll nears 1,000

モンスーンの雨が南アジアのパキスタンを襲い続けているため、政府は壊滅的なこの洪水を「国家非常事態」と宣言した。

パキスタン国家災害管理局 (NDMA) によると、6月中旬以降、343人の子供を含む少なくとも 937人が死亡した。

南西部のバロチスタン州の大部分は水没したままであり、壊滅的な 2010年の洪水の記憶がよみがえる。

死傷者の半数以上はバロチスタン州とシンド州南部からのもので、全土で 50万軒の家屋に影響を与えた記録的な雨の中で、それぞれ 234人と 306人が死亡した。

国家災害管理局の予測によると、パンジャブ州とカイバル・パクトゥンクワ州の一部は、今後数日間で「高いレベルから非常に高いレベルの洪水」に直面する可能性がある。 バロチスタン州は鉄砲水がさらに増えるという脅威にも直面している。

気候変動担当の連邦大臣であるシェリー・レーマン氏は 8月25日、イスラマバードの国家災害管理局本部に「作戦室」が設置され、同国の救援活動を主導すると述べた。

レーマン氏は、猛烈な降雨により、当局が影響を受けた地域に到達できないため、救援活動が困難になっていると付け加えた。

被害が最も大きかった 2つの州、バロチスタン州とシンド州では今年、それぞれ 298ミリと 689ミリの降水量があり、これは 30年間の平均を約 400%上回っている。

宮城で「いびつな形の柿が数多く確認」されている

 

(参考報道) 広島で複数本が一体化した異常な形状のアスパラガスが収穫される (2022/08/26)


「干し柿にできない」秋の味覚「柿」に異変 いびつな形の柿が数多く確認〈宮城・丸森町〉

仙台放送 2022/08/26

秋の味覚の話題ですが、ちょっと心配なニュースです。秋に収穫される宮城県丸森町の柿に異変が起きています。実がいびつな形の柿が数多く確認されていて特産のころ柿の生産量は大幅に減る見込みです。

丸森町耕野地区の八島哲郎さんの畑にはおよそ200本の柿の木が植えられていて、例年8トンから10トンほどが収穫されます。ところが今年の柿は…。

八島哲郎さん
「実の中には形の変わった柿の実があって、1個だと思ったら2個になってしまったものも。飛び出してしまっている柿もあります

この柿は「ころ柿」と呼ばれる特産の干し柿作りに使われるもので変わった形の実では干し柿を作ることが難しいということです。

八島哲郎さん
「少ない人でも3割、多い人は8割9割ぐらい形の悪い柿がある。形が悪いと干し柿にできないというのが一番大きい」

八島さんによりますと周辺の地域でも同じような被害が出ているということです。丸森町では、去年春の「凍霜害」と呼ばれる冷え込みや霜による被害に続く2年連続の痛手。八島さんは頭を痛めています。

八島哲郎さん
「天候に左右されるというのはあるが、2年続けてこういう状況が続くのは農家にとっても大変だし、干し柿を楽しみに待っている客様にとっても心配だと思う」

地球の磁場に亀裂が生じたことによる地磁気活動により米ミシガン州でオーロラが観測される

 

2022年8月22日 米ミシガン州エスカナーバ

MaryBeth Kiczenski


オーロラとヒマワリ

spaceweather.com 2022/08/26

8月 22日、地球の磁場に亀裂が生じました。MaryBeth Kiczenski は、結果として生じた地磁気活動の輝きを、ヒマワリ畑で捉えました。

「数年前にミシガン州のこの場所を訪れて以来、オーロラが見られる機会があれば、またそこに戻りたいと思っていました」とKiczenski 氏は言います。

「ついにそれが起こりました。真夜中過ぎにこの草原にいて、おそらく15分続く非常に短い磁気活動を引き起こしました」

日本での「ゲノム編集魚」の一般流通が始まりつつある模様

 

(※) これは今年 1月の報道ですが、最近知りました。

[参考記事] 遺伝子編集を発端としたヒトを含めたあらゆる生物種の完全な絶滅への道筋が見えてしまった
In Deep 2021年9月29日


ゲノム編集魚の一般流通が始まる 大手鮮魚チェーンの反応は 日本消費者連盟が公開質問状で尋ねた

Yahoo! News 2022/01/20

いま企業による食開発の流れはゲノム編集に移っている気さえする。ついにゲノム編集魚二種類が厚労省で受理され、販売可能になった。マダイとトラフグだ。動物のゲノム編集食品の商品化は世界初で、日本が実験場ということになる。

特定非営利活動法人日本消費者連盟(以下、日消連)は、ゲノム編集食品は安全性が確認されてないとして、回転寿司大手など鮮魚を提供する大手チェーン18社にゲノム編集魚の取り扱いについて公開質問状を送り、回答が出そろった。

「安全性に疑問がある」などで「取り扱わない」と回答したのは3社のみで、多くの大手チェーンからは回答がなかった。日消連は「このままでは食べる側が何も知らされないまま知らないうちにゲノム編集食品を食べさせられる」と危機感を強めている。

厚労省が2021年9月と10月に相次いで受理したゲノム編集のマダイとトラフグは京都大学発のベンチャー企業、リージョナルフィッシュが開発したもので、肉厚と高成長が売り。生産性が上がり、飼料効率が良いため環境への負荷が低減されるなどとして新聞、テレビでも大きく報道された。

ゲノム編集とは、ある種のハサミを使って標的となるDNAを切断する技術で、例えば成長を抑制する遺伝子を切断すると、成長促進のみが働き、肉厚になったりするという効果が現れる。

政府は、こうしたことは自然界でも突然変異として起こりうることであり、問題はないとして、ゲノム編集食品への表示は必要ないとしている。

しかし、人為的にDNAを切断する行為は、思いがけない変異をその生物体に引き起こし、食べたあとに何が起こるかは予断できないと安全性に懸念を示す研究者も少なくない。

日消連が発行する『消費者リポート』2021年12月号は、ドイツでバイオテクノロジーの影響評価に携わっている民間研究機関「テストバイオテック」のクリストフ・ゼン事務局長にインタビューし、開発者が学術誌に発表した論文をもとに、「このマダイは、体のサイズが大きくなる一方で、体長は短くなり、椎骨の位置が変わっています。いわゆる骨格障害です」と指摘したうえで、「このゲノム編集のマダイの食用部分の組成がどのように変化したのか、それを食べる消費者にどのように影響するのか、疑問を持っています」と述べている。

日消連は市民団体遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンと連名で、今回の寿司チェーンなどへの質問の前に、開発者のリージョナルフィッシュに公開質問状を送り、同社が行った全ゲノム解析のデータを利用した安全性評価や動物実験の実施について尋ねている。

しかし、同社の回答はすでに公表されている厚労省などへの届け出をなぞったもので、消費者の懸念に誠実に答えるものではなかった、と同連盟では述べている。

今回は、使う側の意見を聞くために寿司チェーン及び海鮮居酒屋チェーン計18社に21年11月17日にやはり遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンとともに、ゲノム魚をどう扱うかについて公開質問状を出した。その回答の内容は以下のようなものだった。

――「回答しない」という回答を含めて9社から返事がありました。ゲノム編集魚を使用しない」と明確に回答したのは、すしざんまい、魚民、平禄寿司の3社です(分かりやすいように社名ではなく店名を使用)。

「現時点で使用する予定はないが、方針は決めていない」と回答したのは、回転寿しトリトンです。使用しない理由について、すしざんまいは「安全性に疑問があるから」「消費者が不安を持たないか懸念があるから」、魚民と平禄寿司と回転寿しトリトンは「消費者が不安を持たないか懸念があるから」と回答しました。

リージョナルフィッシュ社等とゲノム編集魚の共同開発を発表したスシローの親会社の回答は、「現時点では明確な方針を定めていないので回答を差し控える」でした。

共同開発するゲノム編集魚のグループ内での活用や外部への販売を検討するという報道もあったため、改めて確認したところ、「今後リージョナルフィッシュ社等との共同研究を進めていく予定で、その旨広報させていただいております。

なお、現状は『共同研究を開始する』という段階のため、従前にご質問いただきました点に関して明確な方針は定めていないという状況でございます」という全く説明になっていない回答がありました。

にぎりの徳兵衛、はま寿司、さくら水産、かっぱ寿司からは、「回答しない」という回答がありました。期限までに回答のなかった企業に対しては、電話で改めて回答をお願いしましたが、くら寿司、すし銚子丸、魚べい、がってん寿司、磯丸水産、庄や、丼丸、笹互からは何の回答もありませんでした。

(質問状回答の全文は日消連ホームページの以下で)
https://nishoren.net/new-information/17122

広島で複数本が一体化した異常な形状のアスパラガスが収穫される

 

(※) 以下のようなアスパラガスが収穫されたということのようですが、ここまでくると、原因が猛暑とかは関係なさそうです。

なんだか異星の植物じみていて。あるいは「遊星からの物体X」植物バージョン。


これは何?! 渦巻くアスパラガス 高温の影響か 広島県世羅町

中國新聞 2022/08/26

広島県世羅町川尻の農事組合法人「聖の郷かわしり」で、4、5本分が一体となった、太く、平らなアスパラガスが収穫された。

県立総合技術研究所農業技術センターによると「帯化」と呼ばれる現象で、ことしの気温や地温の高さ、少雨などが影響したとみられる。

ハウス栽培のアスパラガスで、幅は約4センチ、長さは約25センチ。渦を巻くように成長し、茎の途中から芽が出ている。同センターは「アスパラガスの収穫が始まる春先は見られない。暑ければ暑いほど出る傾向がある」と話す。

発見した東谷晴美代表理事(71)は「15年以上アスパラを育てているが、初めて見た。確かに、この夏は穂先が開いたり、曲がったりして廃棄せざるをえないものが多い」と話した。

イギリスの家庭用エネルギー料金が、10月に80%引き上げ。年間57万円超レベルに

 

(※) 1ヵ月約5万円ですね。


英家庭用エネルギー料金、10月に80%引き上げ 政府の対応急務

ロイター 2022/08/26

英ガス電力市場監督局は26日、家庭用エネルギー料金が10月から80%引き上げられ、平均で年額3549ポンド(4188ドル ※ 約57万3000円)になると表明した。

全国の世帯に「多大な影響を及ぼす」とし、この「危機」に政府の早急な対応が必要だと指摘。また来年1月にも料金がさらに引き上げられる可能性が高いとの見通しを示した。

エネルギー市場で価格圧力が大幅に高まっていることが背景。市場が引き続き不安定なため、来年の値上げ幅の予測は示さないとしている。

[上皇后さま、血栓症と診断]という報道

 


上皇后さま、宮内庁病院で検査 深部静脈血栓症の診断で

日本経済新聞 2022/08/26

上皇后さまは26日午前、下肢などに血栓ができる「深部静脈血栓症」の検査のため、皇居内の宮内庁病院に入られた。血液検査などを通じて兆候がみられ、8月に同症の診断を受けられていた。

上皇后さまは右のふくらはぎに血栓があるといい、自覚症状はなく、投薬治療も受けられていない。今回の検査の結果を受け、治療方針などを決める。側近によると、上皇后さまは朝夕に日課の散策を行うなど普段通りの生活を続けられているという。