ギリシャ、デンマーク、アイスランド、イギリス、フランス、オーストラリアなどで新たな感染数が過去最高を記録

 

(※) 原因は以下の記事にあります通り、ブースターショットだと思われます。

イギリス国家統計局のデータは「オミクロンに感染した比率はブースターショット接種者が極端に高い」ことを示す。欧州の感染急拡大の理由はこれかも(地球の記録)


オミクロン株の拡散で…各国の新規感染「過去最高」続出

wowkorea.jp 2021/12/28

新型コロナウイルス感染症のデルタ株より感染力の強いオミクロン株が全世界に拡散する中、各国では新型コロナの感染者が過去最大規模へと広がっている。

特に、年末最大のイベントであるクリスマスの連休により、人々の移動が増えた影響によるものだとみられる。

27日(現地時間)ギリシャ・デンマーク・アイスランドでは、一日の新規感染者数が過去最高値を記録した。

ギリシャのこの日の新規感染者数は9284人で、1万人が目前に迫った。一日の死者数は66人と集計された。

デンマークの新規感染者数は1万6164人で、初めて1万5000人を突破した。人口580万人ほどのデンマークは、10万人あたりの感染者が1612人で、これは世界で最も高い水準である。

アイスランドではこの日、672人の新規感染者が報告された。人口36万人ほどのアイスランドでは、今月中旬まで一日の新規感染者が200人を超えたことはなかった。また昨年秋の大流行の時も、100人を超えることはなかった。

英国では、新規感染者が連日10万人を超えるほどの状況である。この日の新規感染者は9万8515人で前日(26日)の10万3558人よりやや減少した。

フランスのこの日の新規感染者は3万383人で、前週には10万人を超えていたことと比べるとかなり減少したが、現地当局者はそのことに大きな意味づけをしていない雰囲気である。

むしろフランス政府は、すでに優勢株となるつつあるオミクロン株の拡散を防ぐために「在宅勤務の義務化・室内外でのイベント人数の制限など、防疫規制強化措置を導入する」と発表した。

これまで「防疫の模範」とされてきたオーストラリアでも、初めて約1万人の新規感染者が発生している。26日の新規感染者数は9957人で、27日の公式発表はまだ行われていないが、一部の集計サイトでは1万人を超えるものと予想した。

オーストラリアの一日の新規感染者数は7月初めには20~40人ほどであったのがその後増加し始め、今月初めまでは1000人台中盤あたりでとどまっていた。

米国でもオミクロン株が急速に拡散したことで、一日の平均新規感染者が約1年ぶりに再び20万人を超えた。

シンガポールで職場勤務にワクチン接種が必須に。雇用主による未接種者の解雇も認める

 


【シンガポール】職場勤務にワクチン接種必須、1月15日から

NNA 2021/12/28

シンガポール政府は2022年1月15日から、新型コロナウイルスのワクチンを自らの意思で接種していない人の職場での就労を禁止する。雇用主には、最終手段として対象者の解雇も認める。

政府は先に、1月1日から職場での就労にワクチン接種の完了を義務付けると発表していた。当初は未接種の人でも、イベント前検査を受け陰性証明を取得すれば出勤を認める方針だったが、同月15日からこの例外措置を取りやめる。

同月1日からは在宅勤務を基本的な働き方とする措置が解除され、従業員の最大5割が職場で勤務できるようになる。14日までは、ワクチン接種を完了した人、医学的に接種ができない人、新型コロナに感染し回復してから180日以内の人、イベント前検査で陰性となった未接種の人の全員が、職場で就労することが可能だ。

15日からは、未接種の人はイベント前検査で陰性になっても出勤できなくなる。医学的に接種できない人、回復から180日以内の人は引き続き出勤できる。

メッセンジャーRNA型ワクチンの1回目だけ接種した人など、ワクチン接種が途中の人には、1月31日までを猶予期間として、引き続きイベント前検査で陰性となれば出勤を認める。

人材開発省によると、12月19日時点で、企業の8割が従業員のワクチン接種率100%を達成。労働者全体の98%がワクチン接種を完了した。ただ約5万2,000人の労働者がワクチンを接種していない。このうち医学的に接種できない人はごく少数という。

同省は、自らの意思でワクチンを接種していない従業員について、在宅勤務ができるポジションへの配置転換、合意の上での無給休暇の取得などを検討するよう企業に呼び掛けている。最終手段として解雇も認める。

[小児糖尿病の中学3年生、ワクチン接種を受けて脳死状態]という韓国報道

 


韓国大統領府の国民請願「学習塾に通おうと接種したのに」…小児糖尿病の中学3年生、ワクチン接種を受けて脳死状態

wowkorea.jp 2021/12/27

韓国政府が来年2月から学習塾など、青少年が利用する施設にもワクチンパスを適用することを決めた中、小児糖尿病を患っていた女子中学生が学習塾に通うため、新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種したところ、脳死状態に陥ったという国民請願が登場した。

26日、大統領府の国民請願掲示板には、‘コロナワクチン1次接種後、脳死状態に陥った娘を助けてください’という請願文が掲載された。

キョンサンナムド(慶尚南道)チャンウォン(昌原)市で中学3年生の娘を1人で育てている母親だと明らかにした請願人は「小児1型糖尿病で10年間基礎疾患を患っていた娘が『学習塾に通うにはワクチン接種をしなければならない』と言ったため、11月30日、ファイザーワクチンの1次接種をした。娘はその後、吐き気、下痢などの症状を見せていたが、接種11日後には意識を失い、プサン(釜山)市の大学病院に行った」と書き込んだ。

請願人は、「ワクチン接種前に当該大学病院で行った肝数値、血糖などの検査結果を通じて、娘は『ワクチンを接種してもよい』ということだったので、悩んだ末に接種した」と説明した。

しかし、現在、請願人の娘は肺に水が溜まり、意識が戻らず、病院の集中治療室で酸素呼吸器によって生命を維持している状態だ。

請願人は「娘の脳が停止したのに、病院では『原因は分からない』という言葉だけを繰り返す」ともどかしさを訴えた。

請願人は「青少年へのワクチン接種を、政府が強要ばかりしなかったら、我が子はこうした状況にならなかったはずだ。ワクチンを接種してこそ社会生活が可能で、基礎疾患があって不安だったが、国家を信じて医者を信じて接種したのに、こんなことになると誰も助けてくれない」と吐露した。

続いて「地域保健所では、ワクチン接種事故の因果性を証明するには『子どもが死亡した時は解剖しなければならない』という青天の霹靂のような話をした。助けてほしいのに、死亡したら解剖をして因果性が確認されれば、補償金を与えるかどうか決めるという。それが国から国民に与える恩恵なのか」と怒りをあらわにした。

さらに「どうか子どもを助けてほしい。心からお願いしたい。娘の笑顔が見たい」と訴えた。

当該請願文は、事前同意100人以上を得て管理者が検討中であるにもかかわらず、27日午後5時現在、約3万6700人が同意している。

日本での5歳から11歳への接種 早ければ来年3月開始とワクチン担当大臣

 

日本での5歳から11歳への接種 早ければ来年3月開始とワクチン担当大臣

(※)記事「アメリカCDCへの12月17日までのワクチン接種後の有害事象報告は 98万3,758件、死亡事例は 2万622件」より、12歳以下の有害事象報告数

・9歳から12歳の有害事象報告 3,036件

・6歳から9歳の有害事象報告 1,688件


堀内ワクチン担当大臣 5歳から11歳の接種 早ければ来年3月開始

TBS 2021/12/27

堀内ワクチン担当大臣は、新型コロナワクチンの5歳から11歳の小児接種について保護者らと意見交換を行い、早ければ来年3月から始めたい考えを明らかにしました。

堀内詔子 ワクチン担当大臣

 「承認の申請がおり、申請が承認されれば3月から接種開始していくということになるかと思います」

堀内ワクチン担当大臣は27日、新型コロナの小児接種について東京都内で、5歳から11歳の子どもをもつ保護者らと意見交換を行いました。

保護者らからは、ワクチンの効果や副反応などに対して正確な情報が知りたいという意見が出たほか、急な子どもの体調の変化などに対応できるよう、親側の職場の理解も必要だとの声があがったということです。

堀内大臣は、「承認がおりれば3月にも始めたい。保護者やお子さんたち自身も納得して受けられる情報発信をしていきたい」と述べました。

新型コロナワクチンの5歳から11歳への接種をめぐっては、今月、厚生労働省の専門家による分科会が来年3月にも開始する方針を了承していて、来年1月以降の薬事審査を経て正式に決定される予定です。

フランス政府、ワクチン接種の義務化を決定 2022年1月から施行

 


仏、接種実質義務化を決定 ワクチン、法案1月施行へ

共同 2021/12/28

フランス政府は27日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、ワクチン接種を事実上義務化する法案を閣議決定した。

これまでは陰性証明の提示でも飲食店や長距離列車などを利用できたが接種証明のみを有効とする。議会審議を経て、来年1月15日に施行する考え。

フランスでは感染第5波に新変異株オミクロン株の拡大が加わり、今月25日に1日当たりの新規感染者が初めて10万人を超えたことが確認された。政府は当初、来年1月初めに法案を議会へ提出する予定だったが、感染急増を受け前倒しした。

[韓国「41年に一度の寒波」]という報道

 


韓国は「41年に一度の寒波」 地方で大雪、ソウルでは地下鉄駅の水道管破裂も

Yahoo News 2021/12/27

日本でも「年末に向けての強い寒波」「日本海側の数年に一度レベルの大雪」が報じられているが、韓国でもクリスマス明けからかなりの寒さになっている。

要は日本と同じ低気圧・寒波の影響だ。これが朝鮮半島にも歴史的な寒さをもたらしている。

韓国内では22日くらいから「今年はホワイトクリスマスになる」との予報もあったが、日本と同じく、多く雪が降り始めたのは26日からだった。

26日のソウルは、最低気温-15.5度を記録。各メディアは「1980年12月以来、41年ぶりに同月の最低気温を更新した」と報じた。

週が明けた27日月曜日には、出勤時間が始まる午前6時に地下鉄3号線ファジョン駅の天井の水道管が破裂。負傷者はなかったものの、駅構内への入り口が水浸しになり、やがて凍ってしまった。

寒さをより一層痛感させる一幕となった。

一方、ソウル以外の地方都市では大雪の影響も見られた。

25日~26日は国土の西側で40cmの積雪。「聯合ニュース」は全羅南道で雪の重さに農場のビニールハウスが崩れる様子を報じた。

さらには南端に位置し、ふだんは南国情緒で知られる済州島までが40cmの積雪に見舞われ、現地の空港が閉鎖する事態に。YTNは「大雪で滑走路が使用できない」と報じた。

27日には「寒波注意報」がソウルから、東にも移っていった。多くの韓流ドラマの撮影地である江原道でも寒さや大雪が”続出”。平昌五輪の開催地でもあった大関嶺(テガンリョン)ではこの日の国内最低気温の-17.3度を記録した。

韓国気象庁は、ソウル首都圏の寒さは28日まで続き、いったん30日には緩むと予報。しかし31日から再び例年を4~5度下回る気温になるとしている。1月1日の予報は「晴れ」だ。

いっぽうすでに40cm級の積雪がある全羅南道や済州島は、31日から再び積雪の予報も出ている。同庁は乾燥による火災発生や、屋外での勤務者への寒さへの配慮などを呼びかけている。

「韓国経済」は「寒さでも巣ごもり生活」と報じ、新型コロナの感染も拡大するなか、家で過ごすためにヒーターやミールキット(食材とレシピがセットになった商品)の売れ行きが伸びていると伝えた。

[調剤薬局倒産は過去最多を更新]という報道

 

(※) 参考記事 冬の病の季節に向かう中で「日本から医薬品が過去最悪レベルで消えている」ことを知る (In Deep)


調剤薬局倒産は過去最多を更新、東京商工リサーチ 11月までの負債総額は約29億円で過去最大

医療介護 CB News 2021/12/27

東京商工リサーチ(TSR)は24日、2021年1-11月の「調剤薬局」の倒産が26件となり、04年の集計開始から年間最多だった17年の17件を大幅に上回ったと発表した。

負債総額も、11月までの累計は過去最大の28億9,600万円(前年同期8億4,600万円)となり、負債10億円以上が1件(前年同期ゼロ)発生したほか、中規模の多発が負債を押し上げたとしている。

TSRは、オミクロン株などの感染が再拡大すると、受診控えの再来も危惧され、「22年も調剤薬局の倒産は高止まりが現実味を帯びている」との見方だ。

一方で、アインホールディングスの21年5-10月の中間連結決算は、処方箋の枚数が回復し、売上高は前年同期比5.2%増の1,529億7,200万円と増収を確保するなど、調剤大手の売上高は回復を見せていて、「調剤薬局がひと息つく可能性も出てきたが、小・零細規模の苦境は構造的に解消が難しい」と、TSRは指摘している。