「食糧」カテゴリーアーカイブ

中華チェーンの「ぎょうざの満洲」が、食品トレー不足のために冷蔵ぎょうざの販売を休止

この満洲ですけどね。第1号店、つまり本店が私の住んでいる街にあるのですよ。ほとんど行ったことはないですけれど、歩くたびに横を通る。身近なところにイラン戦争という感じでしょうか。




ぎょうざの満洲 5月より「冷蔵生ぎょうざ」の販売休止 中東情勢影響で「トレー等の石油由来原料不足」

Sponichi Annex 2026/04/29

埼玉県発祥の人気中華料理チェーン「ぎょうざの満洲」の公式SNSが29日に更新され、トレー等の石油由来原料不足のため、5月1日より「冷蔵生ぎょうざ(12個入)」の販売を休止すると発表した。

同Xで「お客さまへお知らせ(関東店舗)」とし、「5/1より、トレー等の石油由来原料不足のため、『冷蔵生ぎょうざ(12個入)』の販売をお休みさせていただきます」と報告。

なお、「冷凍生ぎょうざ」はこれまで通り販売するとし、「ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします」と呼びかけた。




飼料用のコメ、最大16万トン不足(必要量の半分程度)




飼料用のコメ、最大16万トン不足と鈴木農相…主食用からの「転換」事実上促す形に

読売新聞 2027/04/28

鈴木農相は28日の閣議後記者会見で、2026年産米について、国産の飼料用のコメが最大16万トン不足すると明らかにした。

鈴木氏は「需要をしっかり把握した上で、供給体制をいかに作るかが大事だ」と述べた。需要を上回る生産を見込む主食用からの転換を事実上促す形となる。

農水省は26年産の国産飼料用米の需要を30万~40万トン程度と見込んでいる。しかし、1月末時点の作付け意向調査では24万トン程度にとどまっており、6万~16万トン程度不足することになる。

国産飼料用米を活用することで養豚などのブランド化を図る動きもあり、鈴木氏は「差別化を図ってきた畜産農家への安定供給も重要な課題だ」と強調した。

農林水産省はこれまでに、1月末時点の作付け意向に沿って生産が進んだ場合、加工用や輸出用などの主食用以外でも最大で25万トン不足するとの見通しを示している。




ナフサ不足により、食品、飲料メーカーなど「値上げ想定」72% 「供給制限」の可能性は47%

ナフサはどの業界も渇望していますので、食品関係に優先供給されるとも考えにくいです。




食品、飲料メーカーなど「値上げ想定」72% 「供給制限」の可能性は47% 業界調査

テレ朝NEWS 2026/04/28

食品や飲料メーカーなど712社で構成する国民生活産業・消費者団体連合会の調査で、ナフサ不足により「すでに影響が出ている」と答えた企業が44%だったことが明らかになりました。

「3カ月以内に影響が出る」と答えた企業は31%でした。

の状況が続いた場合、「値上げが想定される」と答えた企業は72%で、「一部製品の供給制限が想定される」と答えた企業も47%に上りました

生団連は、消費者が必要以上の買いだめをしないよう、政府に対し正確な情報の開示と生活必需品へのナフサの優先供給体制の整備を要請しています。




重油不足で「お茶」の製造に影響:「あと10日くらいは作ることができる」

私の住む場所から 10分ほど歩くと、狭山茶の茶畑が広がります。普段買うのは静岡茶ですが(地元のものを買え) 、お茶にも重油とナフサがこんなに関係しているのですね。




重油不足で「一番茶」製造に影響 ナフサ供給滞り包装もままならず

テレ朝NEWS 2027/04/27

中東情勢の悪化による重油やナフサの不足は、これから最盛期を迎える「一番茶」の生産にも影響しています。

出来は上々も 一番茶に危機

さわやかな香りとまろやかな甘みで、日本三大銘茶の一つに数えられる「狭山茶」。4月26日、埼玉県の生産現場を訪ねると、今年最初となる一番茶の茶摘みが始まっていました。

奥富園 奥富雅浩さん
「非常に味も良くて香りも立ってくれて。期待していただけるんじゃないか」

4月に気温が上がり、雨にも恵まれたことから、今年の出来は上々だと言います。一方で、影を落としているのがイラン情勢です。

「最初お茶は蒸して、蒸した葉っぱを揉みながら乾燥させると煎茶になっていく。どっちも重油を使うので、一番大事なところが動かせなくなるとお茶は作れない」

お茶づくりに欠かせない、蒸したり、乾燥させたりする工程に使う機械を動かすには重油が必要です。しかし業者からは、ゴールデンウィーク以降、重油を確保できるかどうかまだ見通せないと言われたということです。

「これが重油のタンクです。今は半分よりちょっと入っているかなという量」
「(Q.今の量だとどれくらいでなくなる?)あと10日ぐらいは作れると思うんですけど」

油だけではありません。商品を包装する材料も石油由来のナフサです。メーカーから、供給が滞っているという話を聞いたといいます。

「不安を持ちながら新茶を迎えたのは、正直勘弁してもらいたい」

24日、自民党の議員連盟は鈴木憲和農林水産大臣と面会し、重油やナフサの安定供給と、生産者への支援を求めました。

自民党茶業振興議連 上川陽子議連幹事長
「今の燃油の不足で茶工場の操業ができない事態が生じれば、その影響は計り知れない」

鈴木憲和農水大臣
「重油の安定供給、これは精一杯やらせていただきたい」

イランへの攻撃後に調達したアメリカ産の原油が初めて日本に到着しました。アメリカ・テキサス州を先月22日に出発し、パナマ運河を経由して、およそ「35日間」かけて運びました。アフリカ南端の喜望峰を回るルートよりも、20日ほど短縮できたといいます。

今回は、およそ91万バレルで、国内の消費量の1日分にも足りていませんが、中東に代わる調達先の多様化を急いでいます。

「ナフサ」不足についても、高市早苗総理大臣は24日の国会で、調達のめどが立ちつつあることを明らかにしました。

高市早苗総理大臣
「ちょっと先になりますけれども、まもなく、そんなに心配していただかなくてもいい情報もお伝えできるかと思っております」




エルニーニョが発生した場合の日本への影響の予測が…これではよくわからない

英国気象庁の予想だそうですが、以下のマップで、

■(青)温暖化傾向
■(黄色)寒冷化傾向
■(緑)変動あり(季節変動の逆転)

となっています。


Gaurav kochar

日本は緑の「変動あり」という予想のカテゴリーになっていますが、結局、この夏の日本は、暑くなるのか寒くなるのか、乾燥するのか雨が多いのかが、これではよくわかりません。




容器不足で、5月上旬から全国で「プリン」が販売休止になる見込み

豆腐や納豆やヨーグルトも基本的に全部プラスチック容器に入っているので、同じことになるのかもしれないですね。




ナフサ不足でプリン販売休止 – 政府「備蓄4カ月」なのに、なぜ安心できないのか

reaitimenews.com 2026/04/27

月、プリンがスーパーから消える – それはSFではなく、数週間後の現実だ。

2026年5月、スーパーのプリン売り場に「容器調達困難のため販売休止」の貼り紙が現れる。
生団連の緊急調査が明らかにした、来月に迫る現実だ。

この記事では、政府が「備蓄4カ月分」と説明する裏にある定義問題と、プラスチック供給の構造的脆弱性を明らかにする。

なぜ「備蓄は十分」と言われながらプリンは買えなくなるのか – そしてこの危機はいつまで続くのか。

来月、プリンが買えなくなる – 「商品名なし」容器で売られる食品の衝撃

国民生活産業・消費者団体連合会( 生団連 )が2026年4月27日に発表した緊急調査で、 食品企業の4割 が ナフサ不足の打撃をすでに受けていることが明らかになった。

5月上旬から全国でプリンの販売休止が検討されている という報告が最も衝撃的だ。

影響はプリンだけではない。

菓子や乳製品、冷凍食品、総菜など幅広い分野で容器の調達難が起きている。

さらに深刻なのが、ナフサ由来の溶剤不足で商品名や原材料表示を印字できない 事例が出てきたことだ。

生団連の調査では、必要な情報を印刷できず販売そのものが危ぶまれるケースも報告されている。

帝国データバンク が4月17日に公表した調査によると、影響を受ける国内製造業は 4万6741社にのぼり、日本の製造業の 3社に1社 にあたる。

しかもその 88.6% が 売上高 1億円未満の中小企業 だ。

価格転嫁力の弱い事業者ほど直撃を受けている。

農業用マルチシートは一部製品で従来価格の 3割以上も値上がりし、食品用ラップは5月納入分から 35%以上 、容器は6月納入分から 30%以上 の値上げが打ち出されている。

食品容器の不足は、プリンだけで終わらない。

帝国データバンクの調査では、 製造業 4万6741社 がナフサ関連製品のサプライチェーン寸断の影響を受けると試算されている。

そのほとんどが、価格転嫁力の弱い中小企業だ。

旭化成の工藤幸四郎社長は毎日新聞の取材に「(生産現場で)稼働が止まらないことを最優先にしている。各社ギリギリの判断をしている 」と語った。

国内12カ所のエチレン生産拠点のうち半数がすでに減産していると ブルームバーグ は報じている。

政府「4カ月分確保」の裏側 – ナフサ在庫は実質2カ月分、なぜ安心できないのか

毎日新聞の検証 によれば、 4カ月分 にはナフサそのものだけでなく、ポリエチレンなどの中間製品の在庫が含まれている。ナフサ単体の在庫は約 2カ月分に過ぎない 。

つまり政府の説明は「原料が止まっても、すでに作られた中間製品の在庫でしばらく持つ」という意味であって、川上のナフサが 2カ月以上止まれば川下の生産は確実に止まる。

この定義のずれは 備蓄制度の設計そのもの に起因する。

日本の石油備蓄は原油と石油製品が中心で、 ナフサ単体の国家備蓄は限定的だ。

4カ月分という数字は、企業が持つナフサ在庫と中間製品の在庫をかき集めた合計値である。

蔵庫に生の食材が2日分しかなくても、すでに調理済みの総菜が冷凍庫にあれば「4日分ある」と言い張るようなものだ。総菜は確かに食べられるが、それ以上に新しい料理は作れない。

同じように、中間製品の在庫が尽きた時点で新しいプラスチック容器の供給は止まる。




鹿児島県の「かつお節工場」の大半が一時休業へ:「製造しても損」

かつお節もこんなに影響を受けているのか…。ここから派生する食品のジャンルは日本料理だと大きいですね。粉末だしからインスタント食品まで、相当な商品に「だし」は使われています。




指宿山川 かつお節工場16社中11社が大型連休明け一時休業決断「製造しても損、やらなくても損」中東情勢による原油高騰で年間コスト1000万円増も

MBC 南日本放送 2026/04/24

中東情勢の影響が、鹿児島の特産品にも広がっています。指宿市の「かつお節」工場では、組合の半数以上がゴールデンウィーク明けに一時休業することを決めました。

薩摩半島南端の指宿市山川。この港町の特産品が「かつお節」です。

(カネニニシ 西雄生社長)「(製造を)やっても損、やらなくても損」

およそ80年にわたり製造する「カネニニシ」です。例年は営業日としているゴールデンウィーク明けの3日間を一時休業することを決めました。

異例の対応…コロナ禍を除き初めて

山川水産加工業協同組合によると、加盟する16社のうち11社が休業します。コロナ禍を除き初めてという異例の対応の原因は、中東情勢の悪化による原油価格の高騰です。

カツオを煮る工程で釜を熱するために使う重油は、1か月におよそ150万円でしたが、2月ごろから200万円ほどに上がりました。

(カネニニシ 西雄生社長)「(年間のコストが)1000万くらい増えている現状で、休みが増えたほうがコストが少ないけどいつまで休むかにつながる、簡単にはいかない」

従業員の半数はベトナムやインドネシアからの技能実習生…複雑な思い

従業員の半数にあたるおよそ20人がベトナムやインドネシアからの技能実習生。

複雑な想いを抱えています。

(カネニニシ 西雄生社長)「家族を楽にしようとして来ている人が『仕事をいっぱいしたい』というのはある。やっぱりもどかしい」

資材や原料のカツオ自体の価格もあがる一方、簡単には価格を上げられないなかでの苦渋の決断です。

(カネニニシ 西雄生社長)「仕事ができないとか生産調整しないといけないということは、会社としてはメリットはない。使命感でやっている、だし文化を守らないといけない」

影響は枕崎にも

原油高騰の影響は枕崎にも広がっています。枕崎水産加工業協同組合は24日夕方、臨時の理事会を開き、かつお節を製造する市内の42業者の休業予定について報告しました。

連休前の今月30日と来月1日は6割ほどの業者が休業し、連休明けの7日から9日も最大で4割ほどが休業を決めているということです。

(枕崎水産加工業協同組合 的場信也組合長)「製造はやりたいが原料が高くて製造できない組合員もたくさん。今後、組合員の意向も聞き、止めることなく継続して製造していく方法を考えていきたい」

先の見通せない中東情勢。

日々の食卓にも影響を及ぼしています。