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「香港とシンガポールで新型コロナ感染者急増」という報道

そして、香港でもシンガポールでも、保健当局が述べるのは「ブースター接種の勧め」ということで。





香港とシンガポールでCovid-19感染者急増、新たな流行波が広がる

Bloomberg UK 2025/05/15

Covid-19 Spikes in Hong Kong, Singapore as New Wave Spreads


香港のMTRでは乗客が防護マスクを着用している。

人口密度の高い香港とシンガポールの保健当局は、アジア全域で感染再拡大の波が広がる中、Covid-19 の症例が急増していると警告した。

香港におけるウイルスの活動は現在「かなり活発」だと、香港衛生防護センター感染症部門の責任者、アルバート・アウ氏は今週、地元メディアに語った。香港では最近、呼吸器検体の Covid-19 陽性率が 1年ぶりの高水準に達した。

同センターのデータによると、5月3日までの 1週間で、重症者数(死亡者を含む)は 31人となり、約 1年ぶりの高水準に達した。

感染再拡大はまだ過去 2年間のピークには達していないものの、下水水中のウイルス量の増加や、 Covid-19 関連の医療機関への受診・入院件数の増加は、人口 700万人を超えるこの都市でウイルスが活発に蔓延していることを示唆している。

ライバルの金融ハブであるシンガポールも、 Covid-19 への警戒を強めている。

シンガポール保健省は今月、約 1年ぶりに感染者数の最新情報を発表した。5月3日までの 1週間の推定感染者数は前週比 28%増の 1万4200人に達し、入院患者数も 1日あたり約 30%増加した。シンガポールは現在、感染者数の急増が顕著な場合にのみ最新情報を発表している。

シンガポール保健省は、感染者数の増加は集団免疫の低下などの要因による可能性があるものの、現在流行している変異株の感染力がパンデミック時よりも高まっている、あるいはより重篤な症例を引き起こしているという兆候はないと述べた。

アジア最大の二大都市における感染者数の急増は、過去数ヶ月にわたり Covid-19 が地域全体で増加し、今や風土病となったこの感染症の波が周期的に拡大する中で起きた。保健当局は人々にワクチン接種を最新の状態に保つよう呼びかけ、リスクの高い人々には追加接種を受けるよう促している。

寒い時期に活発になる傾向がある他の呼吸器病原体とは異なり、北半球の大部分が夏を迎える頃に Covid-19 が再び流行したことは、気温が高いときでもこのウイルスが依然として人口の大部分を病気にする可能性を示している。




ムーディーズが米国債の格付けを最上位から1段階引き下げ

関税云々よりアメリカ政府の債務の問題のようです。下手すれば、夏にもデフォルトですし。

(参考記事)「米国債デフォルト危機『Xデー』到来か?」という日本の報道
BDW 2025年4月24日





ムーディーズが米国債の格付けを最上位「Aaa」から1段階引き下げ…関税政策による財政赤字の拡大懸念で

読売新聞 2025/05/17

米格付け大手ムーディーズ・レーティングスは16日、米国債の長期信用格付けを最上位の「Aaa」から「Aa1」へと1段階引き下げたと発表した。

米政府の財政赤字の拡大を理由としている。

米金利の上昇など市場の動揺につながる可能性がある。ムーディーズは16日の発表で、「今後10年間、米国の政府歳入がおおむね横ばいで推移する一方、社会保障支出が増加し、財政赤字は拡大すると予想される」と指摘した。

トランプ政権は、大型所得減税の恒久化などを含む法案の成立に向けて協議を進めている。

実現すれば税収の大幅な減少が見込まれている。関税政策の影響で米景気が減速すれば、景気下支えための財政出動を強いられ、短期的に財政赤字が拡大する懸念がある。

一方で、格付け見通しは「安定的」とした。米国経済は規模の大きさや高い平均所得があり、関税政策は長期的な成長に大きな影響は及ぼさないとも指摘した。

16日の米債券市場では米国債が売られ、米長期金利が上昇した。

ムーディーズは世界三大格付け会社の一つ。フィッチ・レーティングスは2023年に、スタンダード・アンド・プアーズ(現S&Pグローバル・レーティング)は11年に、それぞれ米国債の信用格付けを最上位の「AAA」から1段階引き下げた。




ロシア・ウクライナ協議、2時間足らずで終了 「戦争終結に意味ある成果なし」





ロシア・ウクライナ協議、2時間足らずで終了「戦争終結に意味ある成果なし」

zerohedge.com 2025/05/16

Russia-Ukraine Talks Wrap Up In Under 2-Hours: ‘Nothing Meaningful To End War’

トルコ外務省によると、約3年ぶりの直接対話となったウクライナとロシアの当局者による金曜日の会談は 2時間弱続いた後、終了した。

双方はその後、自分たちの見解を報道陣に伝えることになるが、ウクライナは最初から CNN に対し、最初の会談では何も有意義な成果は得られなかったと語っている。

ウクライナの情報筋は、ロシア代表団には「重要な決定を下す権限がない」とし、「戦争を終わらせるために何か意味のある決定を下す用意はない」と述べた。

トランプ大統領とゼレンスキー大統領が支持する 30日間の停戦合意の達成にも進展は見られない。

ロシアは、人員と砲兵力の増強が切実に求められているウクライナ軍にとって、これは単に再武装と再編成のための戦術に過ぎないと見ている。

一方、ゼレンスキー大統領は「ここはウクライナの領土だ」としてウクライナが領土を明け渡すつもりはないと明言しており、クリミア半島を譲る用意すらないとしている。

イスタンブールでの会談後、ゼレンスキー大統領と欧州各国首脳はトランプ米大統領と電話会談を行うと報じられている。

彼らは、プーチン大統領との戦争終結交渉は無駄だと米国指導者を説得しようとするだろう。

これがゼレンスキー大統領の長年の狙いだったようだ。米国とトランプ大統領を再び味方につけ、武器、資金、そして諜報の絶え間ない流れを確保するためだ。




「麻雀賭博の疑いで自称会社員の34歳男と自称運転手の46歳男を逮捕」という報道

これやり始めたら、全国の雀荘全部やらなきゃダメじゃん。お金かけないで雀荘で麻雀やっている人は基本的にいないんだから(老人の健康麻雀を除く)。

もう 30年くらい麻雀やってないですけど、グレーな部分で認められていたから、賭け麻雀が存続しているわけで。規律がきちんとしていないと、何でも犯罪になっちゃうから、ちゃんと決めないと。

昔は点5っていって(学生は点3など)、これはまあ率の話ですけれど、そこまでは問題なしっていうルールがあったんですよ。点5だと、一晩中麻雀して、メチャクチャ負けてマイナス3万とかですかね。つまり、勝っても、そのくらい。点10(テンピン)というのもやってましたけれど、それでも、買っても負けても、その倍くらい。

何を取り締まりたいのかわからない。

証券口座乗っ取りとかある時代に。





麻雀賭博の疑いで自称会社員の34歳男と自称運転手の46歳男を逮捕 共犯者が複数いるとみて捜査 新潟

NST新潟総合テレビ 2025/05/16

今年4月、新潟県燕市内で金銭をかけて麻雀賭博をした疑いで、男2人が逮捕されました。警察は共犯者が複数いるとみて捜査しています。

賭博の疑いで逮捕されたのは、燕市の自称会社員の男(34)と住居不定の自称運転手の男(46)の2人です。
2人は4月18日、燕市内で金銭を賭けて麻雀賭博をした疑いがもたれています。

警察は捜査に支障があるとして、事件が発覚した経緯や2人の認否を明かにしていません。

また、共犯者が複数いると見て捜査しています




二十代によく聴いていた曲(55) トム・トム・クラブ – おしゃべり魔女(1981年)

(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。

Tom Tom Club — Wordy Rappinghood (1981)

高校生の頃、レコード屋で以下のジャケットのアルバムを見つけたんですよ。


https://amzn.to/430crCJ

「これは楽しそうなジャケットだ」と購入したのですけれど、このアルバムの 1曲目が以下の表題曲だったんです。

これがプロモなのか、ショーなのかはわからないですが、曲はレコード盤そのままのものです。

ああ、これはいいなあ…と、つくづく思いまして、しかし誰だかわからない。

その後、このトム・トム・クラブが、トーキング・ヘッズのベースをやっていた女性のユニットだと知りました。

トーキング・ヘッズは、このコーナーの「トーキング・ヘッズ – Crosseyed and Painless(1980年)」で取り上げたことのあるバンドですが、そのメンバーの方がやっているバンドだったんです。

ドラムの横で楽しそうにキーボードを演奏している方が、そのトーキング・ヘッズのベースをやっていたティナ・ウェイマスさんという方です。

「これは歴史的にいい曲なのでは」とか思っていましたが、その後、何年も経ってから、トム・トム・クラブの曲は、主にダンスシーンや、ヒップホップムーブメントで広く引用される曲になりまして、十数年も経った後も、このトム・トム・クラブの Genius Of Love という曲は、そういうジャンルの音楽で大変に使われていました。

やっぱり、音楽ってのは楽しいのが一番だよなあ、と認識させてくれた一曲でした。




日本の合計特殊出生率が過去最低を大幅に更新する見込み

婚姻数は増えているんですよ。ちなみに、この出産数の傾向は、今後年数が経過するごとに増加していくとみられます。

その理由は、今の社会は比較的高齢で出産される方が多いのですが、比較的高齢の方の卵子が枯渇してしまうことが今後多くの方に見られるからです。閉経の早さも加速すると見られます。

以下の記事をご参照下さればと思います。

妊娠率の低下はもう止まらないことが最近の研究で明らかに。理由は「卵子の元になる原始卵胞がmRNAワクチンにより不可逆的なダメージを受ける」ため
In Deep 2025年5月10日

 





合計特殊出生率1.15へ、過去最低を大幅更新

リセマム 2025/05/16

1人の女性が一生涯に産む子供の数に相当する合計特殊出生率が、過去最低を大幅に更新する見通しであることが2025年5月15日、日本総研の調査から明らかとなった。

手厚さを増す少子化対策にもかかわらず、2024年は前年比0.05ポイント減の1.15と見込まれる。

日本総研は、厚生労働省「人口動態統計」および総務省「人口推計」「国勢調査」をもとに、2024年の少子化について分析。人口動態統計の年間推計の計算式を用い、2024年11月までの概数などのデータから試算した。

調査によると、1人の女性が一生涯に産む子供の数に相当する合計特殊出生率は、過去最低だった2023年の1.20を大幅に下回る1.15となる見通しで、出生数(日本人)も過去最低を更新。

出生数は前年比5.6%減の68.6万人と、2015年以降の平均減少率4.2%/年から減勢が強まると予想され、出生率・出生数ともに反転上昇に至らないとみられる。

婚姻数は前年対比2.1%増の48.5万組となる見込み。コロナ禍による大幅減のリバウンド的な動きと考えられるが、結婚期にある若者の人口が安定期に入っている影響もあるため、若い世代の結婚意欲が高まっているとは言い切れないという。

出生数の変化を要因分解すると、2024年の特徴は、有配偶率と有配偶出生率の2要因が、2020年よりも強く出生数を下押ししたこと。コロナ禍で婚姻数が大幅減少した余波で有配偶率要因の下押しが強まることは当然だが、有配偶出生率要因も下押しの影響を強めている点は要注意だという。

たとえ婚姻数の減少を止めても、夫婦がもつ子供の数の減少(有配偶出生率の低下)を改善できなければ、今後も出生率・出生数の低下に歯止めはかからないとみている。




クエンティン・タランティーノ氏が映画史上唯一の完璧な映画を『悪魔のいけにえ』(1974年)だと述べる

この「悪魔のいけにえ」ですけどね…。私が生まれて初めて「最後まで見られなかった」映画なんです。公開された 1974年は、まだ小学生だったので、当然見ていないですが、東京に出てきた二十代の頃に見たんですかね。本当に目が点になって、体が震え続けたほどでした。

その後何年か経ち、また見てみましたら、普通に見られて、今は楽しく見られますけれど、当時は本当に怖かった。本当に驚くべき映画でした。

怖いのは、決して視覚的な怖さ(グロいとか流血がどうだとか)ではなく、ストーリー的な怖さでもないのです。人間が人間に対して行うことのできる現実の可能性を知り、怖くなった次第です。





クエンティン・タランティーノが映画史上唯一の完璧な映画を述べる

Pravda 2025/05/16

Квентин Тарантино назвал единственный идеальный фильм в истории кино

映画への情熱で知られるクエンティン・タランティーノ氏は、映画『悪魔のいけにえ』(1974年)を歴史上唯一の「完璧な」映画と呼んだ。

ジミー・キンメル・ライブ(アメリカのABCテレビで放映されているトーク・ライブ番組)で、監督はトビー・フーパーのこの『悪魔のいけにえ』には、ストーリーから視覚的な美しさに至るまで欠点がないことを認めた。

「緊張感と完璧さの基準を設定し、ホラージャンル全体に影響を与えた」とタランティーノ氏は語った。

狂気のレザーフェイスを描いた、このカルトホラー映画に加えて、偉大な映画7のリストには、スピルバーグの『ジョーズ』(1975年)、ウィリアム・フリードキンの『エクソシスト』(1973年)、ウディ・アレンの『アニー・ホール』(1977年)、メル・ブルックスの『ヤング・フランケンシュタイン』(1974年)、ロバート・ゼメキスの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)、そしてサム・ペキンパーの『ワイルドバンチ』(1969年)が含まれていた。

タランティーノ氏は、これらの映画は編集を必要とせず、ジャンルとしては完璧であると強調した。

『悪魔のいけにえ』はそのダークな雰囲気と斬新さで監督を魅了した。

あのチェーンソーのシーンは今でも鳥肌が立つほどで、また、映画の冒頭で「これは実際に起こった出来事」だと語られることで不気味さが増す。

(※ 訳者注)「これは実際に起こった出来事」だというのは正しくなく、正確には、「実際に起こった事件を人づてに聞き、インスパイアされた」ということだと、監督のトビー・フーパー氏が、「アメリカン・ナイトメア」という 2002年のドキュメンタリー映画で語っています。つまり、ストーリー自体は実際の事件とは関係ありません。

ちなみに、監督のトビー・フーパー氏は 、非常に落ち着いた感じの紳士で、とてもあのような映画を作った人には見えません。