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太陽で「一度に4つの太陽フレアが同時に発生」という、おそらく異常に珍しい現象

 


あまりにも連動した太陽フレア

spaceweather.com 2024/04/23

A SUPER-SYMPATHETIC SOLAR FLARE

一度に 4 つの太陽フレアが発生したなんて信じられるだろうか? 信じてほしい。 4月23日の早朝、NASAの太陽観測衛星は、数十万キロメートル離れた太陽上の 4つの領域が同時に爆発するのを観察した。

この四重爆発には、3つの黒点 (小さな円) と 1つの磁性フィラメント (大きな円) が含まれていた。

これを「共鳴型太陽フレア」 (sympathetic solar flare)という。

共鳴フレアは、異なる活動領域でほぼ同時に発生する爆発のペアだ。広く離れた領域は互いに無関係であるように見えるが、

実際には、太陽のコロナ内のほとんど目に見えない磁気ループによって結合されている。これにより、不安定性が次から次へと急速に伝わり、爆発の連鎖反応が引き起こされる。

今日の共鳴フレアは単なるペアではなく本格的な四重フレアで超共鳴型だった。



アメリカの商業用不動産の差し押さえ件数が過去約10年間で最大レベルに急増

 




商業用不動産の差し押さえがここ10年近くで見られないレベルに急増

zerohedge.com 2024/04/22

Commercial Real Estate Foreclosures Soar To Levels Not Seen In Nearly A Decade

地方銀行業界をめぐる不確実性が赤信号を灯す中、米国の商業用不動産市場には大きな亀裂が生じている。

不動産データプロバイダーである ATTOMの最新レポートによると、商業用不動産の差し押さえ件数は 3月に 625件を超え、2月から 6%増加、前年同期比では 117%増加した。

ATTOM は 2014年から商業差し押さえを追跡している。差し押さえ件数は 2014年 10月の 889件のピークに近づいている。

報告書は、「カリフォルニア州では 2023年 11月から商業差し押さえ件数が顕著に増加し始め、件数は 100件を超え、その後も増え続けている」としている。

地方銀行が商業用不動産スペースへの融資の大部分を提供しているが、融資条件の逼迫による融資スペースの混乱が続いており、商業用不動産の低迷に圧力が加わっている。銀行は潜在的な商業用不動産の損失をカバーするために、より多くの資金を確保すると予想されている。

CoStarのアナリスト、フィル・モブレー氏は最近、「オフィス需要のリセットが米国市場を揺るがしている」と指摘した。 モルガン・スタンレーは今年初め、需要の低迷によりオフィス価格が 30%下落する可能性があると警告した。




「日本人の半数は、お酒を飲むことで生じるアルデヒドにより遺伝子が傷つきやすく老化しやすい」という名古屋大学の研究

 

論文はネイチャーに掲載されています。簡単にいえば、お酒に弱い人や、二日酔いになりやすい人は、あまりお酒は飲まないほうがいいということですかね。

私自身は、二日酔いって一度もしたことないのですが、しかし、二日酔いの原因が本当にアルデヒトかどうかも確定してはいないはずです。

以下は、名古屋大学のニュースリリースです。


「二日酔い」遺伝子が老化を引き起こす仕組みを解明 ~よく使われる遺伝子の傷は素早く治される~

名古屋大学 2024/04/11

名古屋大学 環境医学研究所発生遺伝分野の岡 泰由 講師、中沢 由華 講師、嶋田 繭子 技術員、荻 朋男 教授らの研究グループは、アルデヒド(エタノールの代謝産物)によりできたDNAの傷が素早く治される仕組みを解明することで、遺伝性早老症や老化の原因の一端を明らかにしました。

お酒の中に含まれるアルコールは、アルデヒドに代謝されたのちに無毒化されます。

お酒を少量飲むだけで気分が悪くなってしまうのは、遺伝的にアルデヒド分解酵素ALDH2 (複数のアルデヒドを分解するアルデヒド脱水素酵素)の活性が弱いため、アルデヒドを分解できなくなることが原因です。

2020年に同研究グループは、ADH5 (グルタチオンと結合したホルムアルデヒドを分解するアルコール脱水素酵素)と呼ばれる別のアルデヒド分解酵素がALDH2と同時に働かなくなることで、AMeD症候群 (小児期より早期老化症状を示す遺伝性疾患)という遺伝病を発症することを報告しています。

今回の研究では、体内で分解できずに残ったアルデヒド由来のDNAの傷がAMeD症候群で蓄積することや、この傷の除去に未知の仕組みが関与することを明らかにしました。

今回の研究は、急速に老化が進行する希少疾患の原因の一端を解明したものであり、治療ターゲットの創出に繋がると期待されます。さらに、老化原因物質として、アルデヒドを新たに提唱するものです。

本研究成果は、2024年4月10日18時に国際学術誌「Nature Cell Biology」に掲載されます。

【ポイント】

・急速に老化が進む早老症 (遺伝病)の原因として、傷ついた遺伝子を素早く治せないことが関係していることを明らかにした。

・細胞の中で作られるアルデヒドが、遺伝子を傷つけて老化を引き起こす「老化原因物質」であることが分かった。

・日本人の半数は、お酒を飲むことなどで生じるアルデヒドにより、遺伝子が傷つきやすい性質があることを明らかにした。




アメリカの医薬品不足が過去最高に達する

 


米国の医薬品不足が過去最高に達する

Epoch Times 2024/04/12

US Pharmaceutical Drug Shortages Reach Record High

新しいデータによると、323種類の処方薬が不足しており、2001年のデータ収集開始以来最高の数となった。

 

医薬品の入手可能性と価格を安定させるための努力にもかかわらず、米国では処方薬の不足が過去最高に達している。

このニュースは、米国医療システム薬剤師協会(ASHP)が発表した 2024年第1四半期の 323種類の処方薬の不足を詳述する新たなデータによるものだ。この数字は、業界団体が 2001年に不足データを追跡し始めて以来、過去最高を記録した。

同団体が 7月に行った調査では 309種類の医薬品が不足していることが判明して以来、さらに 14種類の医薬品が不足している。

近年、米国では医薬品不足がしばしばニュースの見出しになっている。2023年7月の ASHP による調査では、全国的な医薬品不足のため、病院や薬局の 85%が医薬品を配給制としており、40%以上が予約を遅らせていることが判明した。

報告書はまた、オキシトシン、Rho(D)免疫グロブリン、標準治療の化学療法、鎮静剤、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬などの基本薬や救命薬が不足していることも強調した。

他に、供給が不足している薬剤には、中枢神経系薬、抗菌薬、電解質と液体、化学療法、ホルモン薬などがある。

ASHP の報告によると、ほとんどの場合、メーカーは欠品の理由を明らかにしなかったか、理由を知らなかったという。

製造業者の 14%は需要/供給の問題が原因であると報告し、12%は製造側に責任があり、12%は経営判断に責任があり、2%は原材料問題が主な要因であると回答した。




CDCが、クルーズ船内での「未知の病気」の集団発生を明らかに

 

多いですねえ。今年だけでも以下の「クルーズ船内での感染症の集団発生」が報告されています。

アメリカのクルーズ船内で「未知の」集団感染が拡大
BDW 2024年2月19日

アメリカのクルーズ船内で「コレラ」が集団発生。モーリシャス沖で隔離状態に
BDW 2024年2月26日


CDC、クルーズ船内での「未知の」病気の集団発生を明らかに

Epoch Times 2024/04/19

CDC Reveals Outbreak on Cruise Ship From ‘Unknown’ Illness

シルバーシー・クルーズのシルバー・ノヴァ号の乗客乗員少なくとも29人が「原因不明の」病気に罹患したと発表した。

Screenshot

米国疾病予防管理センター(CDC)は、クルーズ船の乗船者 20名以上が胃腸炎により発病したと報告した。

CDCは今週初めの最新情報で、シルバーシー・クルーズのシルバー・ノヴァ号の乗客と乗組員の少なくとも 29人が「原因不明の」病気に罹患しており、乗客の約 5%に相当すると発表した。船には乗客乗員約 1100人が乗っていた。

主な症状は下痢であったと当局は報告した。何が原因であるかについてのその他の詳細は明らかにされていない。

CDCは以前、ノロウイルスはクルーズ船内で急速に広がる可能性があることを指摘しており、クルーズ船内での複数のノロウイルスの発生が長年にわたってCDCに報告されている。

CDCによると、豪華客船と言われるシルバーシー・クルーズは、影響を受けた乗客と乗務員 1名を隔離した。また、「清掃と消毒の手順も強化された」と当局は述べた。




薔薇十字の教えにあった「バ」と「カ」の意味がわかりました

 

少し前の「薔薇十字の教えの図の意味」という記事でご紹介した文章の中に、私には訳がわからない部分がありました。

以下です。

> 十字架は第三の目にある内なる光を表し、鳥のシンボル、または「聖霊」のシンボルを持つピラミッドと、同じく鳥である古代エジプトの Akh は、 BaKa の融合が成功し、悟りを開いたことを表しています。

この Akh だとか Ba とか Ka が何のことだかわからなかったのですね。全部、日本語にして、 Akh Ba Ka と並べると「悪バカ」になってしまいます

その後、これについて、お教えいただきまして、Wikipedia の「古代エジプト人の魂」というページにありました。

その部分を抜粋します。


古代エジプト人の魂

Wikipedia

概要

古代エジプト人たちは、人間の霊魂が5つの要素からなると信じていた。「イブ」、「シュト」、「レン」、「バー」、「カー」である。これら魂の構成要素の他に人間の体「ハー」があり、これは時には複数形で「ハウ」と呼ばれ、体の各部の集まりをおおよそ意味した。他の魂には、「アーク(Akh)」、「カイブト」、「カート」があった。

 

バー(魂)

「バー」は、幾つかの点において現代のキリスト教などの「霊魂」の概念に最も近いものであるとされる。

これは、個人を独自のものとするあらゆるものでもあり「個性」の概念に類似したものでもあった。ここから本人と同質にして異なるものとして「化身」とも言い換えられる。この意味で生命を持たない物体もまた独自の性質である「バー」を持ち得、実際に古王国のピラミッドは、しばしばその主の「バー」であると呼ばれていた。

霊魂と同様に「バー」は、持ち主が死んだ後も生き続ける人間の一側面であるとエジプト人たちは信じていた。墓から飛び立ち来世で「カー」と合流する人頭の鳥として描かれることもあった。

バー

死後に発生した「バー」の一形態は、身体を持ち、飲食し、性交も行うとされていた。

 

カー(精神)

「カー」は、生者と死者を分ける霊的な精髄を指すエジプト人の概念である。カーが身体を離れる時に死が起きるとされた。他に「生命力」、「精気」、「活力」とも訳される。

古代エジプトにおいて全ての存在の内に一つあるいは、複数宿る行動を起こさせる共存者とされた。

またカーは、墓の中の肉体に依存するものと考えられ、その肉体に戻って捧げられた供物を取り、その力を維持されるのであるとも信じられていた。この理由から死者にも飲食物が捧げられたが、ここで消費されるのは、供物の中の「カーウ」であり、物質的な部分ではないと考えられた。

 

アク

「アク」(魔術的に有効なもの)は、死者の概念である。これは、古代エジプト人の信仰の長い歴史の中で変化していった。

主に死後、楽園アアルで「バー(霊魂)」と「カー(精神)」が結びついたものと考えれた。つまり死後の再生、「第二の誕生」を果たした姿と信じられた。

古代エジプトにおいて初めアクは、思考と関連付けられていたが心の働きとしてではなく、むしろ生きた統一体としての知性としてであった。アクは、まだ来世でも1つの役割を演じた。

カートが死ぬとバーとカーは、再結合してアクを甦らせるのである。アクの復活は、適切な葬送儀礼が執り行われ、継続的な捧げ物がなされる場合にのみ可能とされた。