国交を断絶した国は、アルゼンチン、チリ、コスタリカ、パナマ、ペルー、ドミニカ共和国、ウルグアイです。
ベネズエラ、物議を醸す選挙をめぐりラテンアメリカ7カ国との国交を断絶
brusselstimes.com 2024/07/30
Venezuela cuts ties with seven Latin American States over controversial elections
ベネズエラ政府は、ニコラス・マドゥロ大統領の物議を醸した再選を受けて、ラテンアメリカ 7カ国から外交官を撤退させると発表した。
問題となっている国は、アルゼンチン、チリ、コスタリカ、パナマ、ペルー、ドミニカ共和国、ウルグアイだ。
外務省が発表した声明によると、選挙不正の疑惑が浮上する中、ベネズエラ政府は、これらの国々の政府の「干渉」に抗議し、7月29日に外交官を撤退させることを決定した。
マドゥロ政権は、これらの政府の姿勢は「国家主権を害する」と主張し、外交官に国外退去を求めている。
さらに、陰謀の容疑で告発されている野党指導者マリア・コリーナ・マチャド氏の仲間 6人は 3月からアルゼンチン大使館に避難している。
ベネズエラの国家選挙管理委員会(CNE)は、ウゴ・チャベス前大統領(1999年~ 2013年)の後継者であるマドゥロ氏が、野党候補のエドムンド・ゴンザレス・ウルティア氏の 44.2%の得票率を上回り、3期連続で当選したと報告した。しかし、野党側はこの結果を否定し、得票率 70%で野党が勝利したと主張している。
7月29日に発表された共同声明の中で、アルゼンチン、コスタリカ、エクアドル、グアテマラ、パナマ、パラグアイ、ペルー、ドミニカ共和国、ウルグアイのラテンアメリカ 9カ国は、「独立した選挙監視員の立ち会いによる包括的見直し」を求めた。