東京都心 45年ぶりの寒さ

 


東京都心 45年ぶりの寒さ 公園につらら

FNNnews 2021/12/27

数年に一度の強い寒波の影響で、西日本を中心に、記録的な大雪が続いている。

数年に一度の寒波は、東京都心にも。

噴水にある鶴の翼から、いくつものつららが下がっている。

東京都心では27日朝、12月としては45年ぶりに氷点下2度以下を観測。

水面に氷が張るほどの冷え込みだった。

日中も8度までしか上がらず、真冬の寒さになるとみられる。

27日朝にかけて、全国で最低気温が0度未満の冬日となったのは、今シーズン最も多い785地点で、全国の観測地点の8割を超えた。

厳しい寒さは、いったん28日まででおさまるが、大みそかから、再び寒波が訪れるとみられている。

大雪による交通機関の乱れや、路面の凍結に注意が必要。

カナダ北部でマイナス50℃を観測

 


カナダ北部で−50℃観測 一部では超低温警報も

テレ朝news 2021/12/27

カナダでは強い寒波の影響で記録的な寒さとなっていて、一部の地域では超低温警報が出されるなど、外出時の健康へのリスクが高まっています。

AP通信などによりますと、26日午後にカナダ北部のラビット・ケトルでマイナス50度が観測されました。

その他の地域でも超低温警報が出されるなど、記録的な寒さが続いていて、中西部・サスカチワン州でもマイナス42.1度を記録しています。

カナダ気象当局は、今週末にかけて、さらに厳しい寒さが続くとみて、外出する際には、凍傷や低体温症などへの警戒を呼び掛けています。

この北米の寒気は今後、アメリカ西部や北部に南下するとみられていて、寒さや積雪に対する警戒が高まっています。

[英12万、仏10万、伊5万…コロナ新規感染者「過去最多」]という報道

 

[その原因の参考記事] イギリス国家統計局のデータは「オミクロンに感染した比率はブースターショット接種者が極端に高い」ことを示す。欧州の感染急拡大の理由はこれかも (地球の記録)


英12万、仏10万、伊5万…コロナ新規感染者「過去最多」

hankyoreh 2021/12/27

デルタ株にオミクロン株の拡散が加わり

英国とフランス、イタリアが新型コロナウイルス感染症の1日の新たな感染者数の最多を記録した。デルタ株とオミクロン株が入り混じることにより、強力な感染現象が発生している。

25日の「フィナンシャル・タイムズ」の報道によると、英国の24日のコロナ新規感染者数は12万2186人と過去最多を記録した。死者数は137人。英国の感染者数は今年7月末の1日あたり5万人台から徐々に減少していたが、今月中旬に再び5万人台を記録し、わずか10日でその2倍を超えた。

特に、オミクロン株の被害が大きい。英国当局はこの日、オミクロン株感染が2万3719人にのぼることを明らかにした。感染者の約20%がオミクロン株に感染していることになる。

若年層への感染も大幅に増えている。健康安全保障庁のジェニー・ハリス長官は「スカイニュース」とのインタビューで、主に20代でコロナが非常に急速に拡散していると語った。ハリス長官は、一部の子どもたちと入院患者の大半はデルタ株感染で、オミクロン株とデルタ株が非常に入り混じっていると述べた。

フランスの新規コロナ感染者も、昨年初めのコロナ禍発生後、初めて10万人を超えた。フランス保健省は、24日現在のコロナ新規感染者数は10万4611人で、過去最高値を記録したと発表した。

ロイター通信は「フランスでオミクロン株が急速に広がり、コロナ大流行後初めて10万人を超えた」と伝えた。

フランスでは1日の新規感染者が4日に5万人を超えており、オミクロン株が急速に拡大したことで、わずか3週間で2倍となった。フランスのエマニュエル・マクロン大統領は27日にエリゼ宮で関係会議を開き、追加の防疫対策を議論する計画だ。

イタリアも、24日現在で新規感染者が5万599人と、過去最多を記録した。新規死者数は141人。イタリア国立高等保健研究所(ISS)の統計によると、今月6日時点でオミクロン株は全体の0.19%に過ぎなかったが、20日には28%に増加している。

マリオ・ドラギ首相は23日に防疫会議を開き、全国的に例外なく屋外でのマスクの着用を全面的に義務付ける追加の制限措置を確定した。イタリアは、今年6月にマスクの義務化を解除していた。

滋賀県彦根の積雪が平年の 3550%に

 


滋賀・彦根の積雪、平年の3550%に 記録的大雪続く

京都新聞 2021/12/27

この冬一番の寒波により、記録的な大雪となっている滋賀県彦根市で27日朝、気象庁が観測する積雪の平年比が3550%に達した。

気象庁が公開するアメダスのデータによると、27日午前8時の彦根市の積雪は71センチで、平年(2センチ)の3550%となった。

滋賀県高島市今津も72センチで平年比1800%、京都府舞鶴市も平年比1650%となっている。

彦根市では、27日午前5時までの24時間の降雪量が68センチとなり、観測史上1位を記録した。市内の国道8号や踏切などで車の立ち往生などが発生している。

アイスランドで48時間で2000回を超える群発地震

 

アイスランド気象庁のデータ


Intense earthquake swarm near Fagradalsfjall eruption site, Iceland (アイスランドのファグラダルスフィヤル火山付近で激しい群発地震)

watchers.news 2021/12/24

2021年12月21日、アイスランドのレイキャネス半島のファグラダルスフィヤル火山現場の近くで始まった激しい群発地震は、この火山の噴火が公式に終わったと宣言された翌日も衰える兆しはなく続いている。

過去3か月間、火口で新しい溶岩流は検出されていないが、この地域ではまだ隆起が続いている。

群発地震が始まって以来、この地域では 5000回以上の地震が記録されている。そのほとんどはマグニチュード3未満だった。

アイスランド気象庁(IMO)は、12月24日の 10:25までの 48時間に、レイキャネス半島で合計 2,268回の地震を報告し、その大部分はファグラダルスフィヤルの近くで発生した。

それらのうちの 23回は、マグニチュード3以上、259回はマグニチュード2から3の間、994回はマグニチュード1から2の間だった。

太陽:Xフレアを発生させる可能性のある巨大な黒点群が地球に向いてきた

 


BIG SUNSPOT TURNS TOWARD EARTH (大きな黒点が地球に向けてやってくる)

spaceweather.com 2021/12/26

12月25日頃より、太陽黒点群 AR 2916 は、サイズが 4倍になり、太陽活動周期サイクル25の最大の黒点群の 1つとなった。NASAの他異様観測衛星からのこの 48時間の画像は、活動領域が成長し、地球に向かっていることを示している。

黒点群 AR2916には、強力なXクラスの太陽フレアのエネルギーを宿す不安定な「デルタクラス」の磁場がある。

このような太陽フレアが今日明日発生した場合、それは地球に向き、短波ラジオの停電や地磁気嵐を引き起こす可能性がある。

アルジェリアの28歳のサッカー選手がピッチ上で心臓発作を起こして死亡

 

[参考記事]
欧米を中心としたサッカー選手などのアスリートたちに、試合中の「心停止による突然死」が異常なペースで続いていることから考えることは (In Deep)

FIFA所属のサッカー選手の試合中などの「心臓突然死」が2021年に「 500%増加した」とイスラエルのメディアが全リスト付きで詳細な数を報じる (地球の記録)


サッカー=アルジェリアの選手、ピッチ上で心臓発作起こし死亡

ロイター 2021/12/25

サッカーのアルジェリア2部で25日、選手が試合中に心臓発作を起こし、ピッチ上で死亡した。地元メディアが報じた。

国営アルジェリア通信によると、MCサイダのソフィアン・ルカル(28)が敵地でのASMオラン戦の前半途中に同僚のゴールキーパーと衝突して負傷。治療を受けた後、プレーを続行したが、約10分後に倒れたという。

同選手は病院に搬送されている間に死亡したとのこと。試合は中止となった。

29歳のオマーン代表サッカー選手がウォームアップ中に心臓発作で死亡

 

[参考記事]
欧米を中心としたサッカー選手などのアスリートたちに、試合中の「心停止による突然死」が異常なペースで続いていることから考えることは (In Deep)

FIFA所属のサッカー選手の試合中などの「心臓突然死」が2021年に「 500%増加した」とイスラエルのメディアが全リスト付きで詳細な数を報じる (地球の記録)


29歳のオマーン代表DFがウォームアップ中の心臓発作で急逝…

ultra-soccer.jp 2021/12/23

オマーンのマスカット・クラブに所属するオマーン代表DFムハレド・アル=ラカディ(享年29)が、試合前のウォームアップ中の心臓発作によって急逝した。

アル=ラカディは、22日に開催予定だった国内リーグのアル・スワイク戦の試合前に行われたウォームアップ中に昏倒。その後、心臓発作による心肺停止となり、ピッチ上での心肺蘇生措置を行った後、地元病院に緊急搬送されたが、懸命な救命措置も実らず、29歳の若さで急逝した。

マスカット・クラブは、所属選手の突然の訃報を伝えている。

「神の意志を受け入れる誠実な心で、マスカット・スポーツクラブの理事会とその関係者一同は、アル=ラカディのご家族に心から哀悼の意を表します」

「私たちは神に彼の慈悲を求めます。私たちは神に属しており、神のもとに帰るのです」

近年、フットボール界では試合や練習中の心臓発作による選手の昏倒という事例が相次いでおり、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがキャリアの一時中断、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが心不整脈によって現役引退を余儀なくされている。

ラグビーフランス代表が、心臓に問題が発生し、31歳で現役引退

 

[参考記事]
欧米を中心としたサッカー選手などのアスリートたちに、試合中の「心停止による突然死」が異常なペースで続いていることから考えることは (In Deep)

FIFA所属のサッカー選手の試合中などの「心臓突然死」が2021年に「 500%増加した」とイスラエルのメディアが全リスト付きで詳細な数を報じる (地球の記録)


仏代表FLグルドン、31歳で現役引退 心臓に問題

AFP 2021/12/22

ラグビーフランス代表のFLケヴィン・グルドン(Kevin Gourdon)が、心臓の問題が見つかったため、31歳で現役を引退することになった。所属する同国トップ14のスタッド・ロシェルが21日、発表した。

クラブの公式サイトでグルドンは「残酷で悲しい知らせだが、自分の健康が最優先」と語った。

「残念ながら手に負えないことだし、この状況を自分でどうにかできる立場にはない。だから後悔はない」

「きょうから新たな人生のかじを切らねばならない。予想していたより少し早かったかもしれないが、同じように充実したものになると確信している」

グルドンはフランス代表として19キャップを記録した。

イスラエルで鳥インフルエンザにより50万羽以上の鶏が殺処分。また野生のツルも大量死

 


鳥インフルエンザが蔓延するにつれて数十万羽の鶏が処分される。卵不足が予測される

timesofisrael.com 2021/12/26

イスラエル農業省は12月25日、レバノン国境のモシャフ・マルガリオットの鶏小屋で致命的なH5N1鳥インフルエンザウイルスが蔓延する中、先週イスラエル北部ですでに殺処分された 24万4,000羽に加えて、32万羽の産卵鶏を殺処分すると発表した。

この処置により、イスラエル人が毎月消費する 2億個の卵のうち、約 1,400万個の卵が不足すると予想されている。

また、イスラエル自然公園局は、イスラエルを移動している野生のツルの5分の1が鳥インフルエンザに感染しており、当局は 25〜30トンの死骸を取り除く必要があると予想していると述べた。

イスラエル当局が「4回目のワクチン接種の臨床試験」を承認せず、延期に。理由は不明

 


イスラエル保健当局が承認を保留した後、4回目のCOVIDワクチン投与臨床試験が延期された

timesofisrael.com 2021/12/24

イスラエル当局は、COVID-19ワクチンの 4回目の接種の有効性を調査する研究をまだ始められてていない。

テルアビブ郊外のシェバ・メディカルセンターは、12月の初めにイスラエルでのすべての臨床試験を承認するいわゆるヘルシンキ委員会からの承認を求めた後、今週 100人のボランティアで臨床試験を開始する予定だった。

しかし、ヘルシンキ委員会は 4回目接種の臨床試験実施を承認しなかったとイスラエルのメディアは報じた。コメントを求められたヘルシンキ委員会はメディアに、この問題に関する内部の審議を開示することはできないと語り、承認を撤回した理由は不明のままだ。

[アメリカの医療人員が1年半で3割減 コロナ燃え尽き症候群で離職続々]という報道

 

(※) この産経新聞の記事のタイトルには「コロナ燃え尽き症候群で離職続々」とありますがも基本的には、「ワクチン義務化がイヤで辞めた」という医療従事者が最も多いはずです。以下は、9月のCNNの記事です。

ワクチン義務化で病院職員が相次ぎ辞職、分娩業務を継続できず NY州 (CNN 2021/09/13)

また、以下の記事にあります6月の時点の調査では、「アメリカの開業医の60%がワクチン拒否していた」ことが、米国医師外科医協会の調査で明らかにされています。

アメリカの医師の60%がmRNAコロナワクチン接種を拒否していることが米国外科医師学会の調査で判明 (地球の記録 2021/07/02)


米医療人員が1年半で3割減 コロナ燃え尽き症候群で離職続々

産経新聞 2021/12/25

25日のクリスマスを控えた米国で新型コロナウイルス感染再拡大による医療逼迫が懸念されている。旅行や帰省、家族の集まりなど、感染の機会が増えると見込まれる一方、昨年来の長引くコロナ禍により、医師や看護師ら医療関係者の離職が相次ぎ、人手不足が深刻化しているためだ。

「医療スタッフの労働力という点で、国家的な危機にある」。

米病院協会のリック・ポラック会長は米公共ラジオ(NPR、21日付電子版)でこう語った。

調査会社モーニング・コンサルト(MC)の調べでは、コロナ対応が本格化した昨年2月以降、米国で今年9月までに退職や一時帰休のため約3割が離職していた。複数回答で理由を聞いたところ、54%がコロナ禍を挙げた。49%は燃え尽き症候群や過労だった。

昨年春に離職した看護師歴14年の女性は米誌に「心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたのが理由だった」と話す。患者に家族が最期の別れをできるよう、腕が腫れあがるまで手動式の人工呼吸器を動かした。だが、患者の死後に家族から、「できること全てをやったのか」と問われ、ショックを受けた。

MCの調査で「人手不足で医療態勢に影響が出ている」との答えは79%。

現場で働く救命医らに取材したNPRのウィル・ストーン記者は「多くの病院が過去に感染が拡大したときのような総力戦を展開できなくなっている」と伝えた。

初期研究でオミクロン株感染で入院、死亡に至るリスクは、デルタ株より低いとされる。しかし、ファウチ首席医療顧問は「感染力が極めて強い」とし、感染者が大きく増えれば重症患者も増えて、医療機関の負担が増すと警告する。

英国、フランス、イタリアで2日連続で新たな感染数が過去最多を更新

 

(※) スペインもです(報道)。


英仏伊のコロナ新規感染、過去最多を更新 2日連続

CNN 2021/12/25

欧州で新型コロナウイルスが猛威を振るっている。英国とフランス、イタリアでは24日、新規感染者数がパンデミック(世界的大流行)開始以来最多を更新した。

英政府のデータによると、英国では24日に12万2186人の新規感染者が報告され、過去最多を記録した前日の11万9789人を上回った。陽性判明後28日以内に死亡した人も新たに137人報告された。

英保健安全保障庁は同日、変異株「オミクロン株」の新規感染者を2万3179人報告。これで同国で確認されたオミクロン株感染者は計11万4625人になった。

またフランス保健省によると、フランスでは24日、新規感染者が過去最多の9万4124人に上った。過去最多だった前日の9万1608人からさらに増えた。病院での死者も新たに169人報告された。

イタリア保健省のデータによると、イタリアでも24日、パンデミック開始以来最多となる5万599人の新規感染者が報告され、23日に記録した過去最多の4万4595人から増加した。同日イタリアで報告された死者は141人に上った。

イタリア高等保健評議会は23日、オミクロン株が国内全土で「急速」に広がっていることを示す研究結果を発表した。

[鹿児島県・諏訪之瀬島で爆発相次ぐ 24日は過去最多の170回]という報道

 

[少し前の報道] 諏訪之瀬島・御岳、1日で133回爆発 専門家「悪石島の地震多発とは無関係」 (2021/12/18)


鹿児島県・諏訪之瀬島で爆発相次ぐ 24日は過去最多の170回

MBC 2021/12/25

鹿児島県十島村の諏訪之瀬島で爆発が相次いでいて、24日は1日で過去最多の170回観測されました。

気象台によりますと、諏訪之瀬島の御岳の爆発回数は、23日は15回でしたが、24日は170回と過去最多となりました。25日は午前11時までに45回となっています。

諏訪之瀬島では噴火警戒レベル3の入山規制が続いていて、火口から概ね2キロの範囲で、大きな噴石に警戒が必要です。
島では御岳の火口から南西およそ4キロに集落があり、84人が暮らしています。

気象台は「噴火活動が活発な状況は続いているもののレベル3の範囲内」とした上で「今後の噴火活動に注意が必要」と呼びかけています。

[ベトナム、来年3月末までに全成人にブースター接種へ]という報道

 


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ベトナム、来年3月末までに全成人にブースター接種へ

ロイター 2021/12/24

ベトナム保健省は24日、来年3月末までに全ての成人を対象に新型コロナウイルスワクチンのブースター接種を実施する目標を掲げた。

同国では移動規制の大半を解除した10月以降、新規感染が急増している。オミクロン株の感染は報告されていない。

23日に報告された新規感染者は1万6377人。累計の感染者は160万人、死者は3万0500人。人口9800万人の62%以上が少なくとも2回のワクチン接種を受けている。

[イギリス 新規感染1日12万人に 感染拡大止まらず]という報道

 


英 新規感染1日12万人に 感染拡大止まらず

FNN プライムオンライン 2021/12/24

オミクロン株が広がるイギリスでは、1日の新規感染者が12万人近くになり、感染拡大に歯止めがきかない状態が続いている。

イギリスで23日に発表された新規感染者は、過去最多となる11万9,789人で、初めて10万人を超えた前の日を1万人以上上回った。

イギリス政府はまた、オミクロン株についてのこれまでの調査結果を公表し、入院リスクはデルタ株より50%から70%低いものの、入院患者が増加していると警告。

また、オミクロン株に対するワクチンの発症予防効果は、追加接種の10週間後には、15%から25%低下すると明らかにした。

ロンドンに住む30代の女性は、FNNの取材に対し、追加接種の10日後に、当局からの連絡で検査を受けたところ、陽性だったという。

ロンドン在住女性(34)「あり得ないと思った。ワクチン未接種の友達には、すぐに自分から離れるように言った」

女性が、オミクロン株に感染したかはわかっていないが、症状は嗅覚の異常と鼻水程度ということで、自宅で隔離生活を続けている。

[価値半分になったトルコリラ インフレ率は20%超、市民生活を直撃]という報道

 


価値半分になったトルコリラ インフレ率は20%超、市民生活を直撃

朝日新聞 2021/12/24

トルコで通貨リラの急落に端を発した、経済の混乱が広がっている。対ドルで最安値を更新し、一時は1年前に比べて価値が半分に。大統領は預金保護という異例の政策を持ち出したが、政府発表のインフレ率は20%を超え、市民生活は圧迫されるばかりだ。一方、リラ安を受け、国境の街には変化が起きている。

■「家賃と光熱費を払ったら残らない」

「簡潔に話をしてあげる。何でもかんでも高くなって苦しいのよ!」

最大都市イスタンブールの青果市場。高齢の女性が私に向かって声を張り上げた。以前は200リラ(約1950円)も使えば満杯になった買い物用の手押し車だが、最近は同じ金額だと半分ほどしか埋まらないという。

野菜や果物を買いに来た主婦ディレキ・シェンさん(42)は外食をやめ、楽しみだった週3回ほどの友人とのカフェ通いも1回に我慢している。最近は家計の支出が翻訳業の夫の収入を上回ることもあり、「パートの仕事を探しています」。

月額2700リラ(約2万6千円)の年金で妻と暮らすミタット・カラオールさん(74)は、「外国には旅行を楽しむ年金生活者もいるのに、トルコでは家賃と光熱費を払ったら残らない」とあきらめ顔だ。

この市場の店主らによると、今のところはスーパーなどに比べて値上げはできるだけ抑えている。だが、輸送費や買い物袋のコストがかさむうえ、客の財布のひもが固くなって利益が出なくなっている。年明けからは大きく値上げする見込みだという。

リラは9月からじりじりと下がりはじめ、11月に入って急落。12月20日には1ドルが18リラを超え、年初と比べて5割以上も下がった。

リラ安は輸入コストの上昇、そして物価高を招いた。公式統計では11月の消費者物価の上昇率は半年前から5ポイント近く上がり21%を超えたが、民間機関の調べではそれをはるかに上回る。

また、トルコは元々エネルギーのほとんどを輸入に頼っているため、原油高も重なってガソリンやガスの価格に跳ね返っている。

市民生活が苦しくなる中、主食のパンを市場より安く売る公営の販売所にも人が集まる。250グラムのパンは、民間より2リラ以上安い1・25リラ。3日分のパンを買った自営業セラハッティン・デデオールさん(62)は、最近は客が多くて20分ほど並ぶこともあると話す。家業のプラスチック製品の製造は、輸入する原材料費が高騰。「困り果てている。政府に真っ当な経済政策がないのが問題だ」と憤った。

中央銀行は今月、5度にわたって為替介入を実施した。政府は16日、来年の最低賃金を50%引き上げると発表。

エルドアン大統領は、「我々は賃金引き上げにより、物価高騰で労働者の生活が立ちゆかなくなるのを許さないという決意を見せた」と発言。「我々はできるだけ早くこれらの問題に打ち勝つ」と述べた。

[オミクロン株で欠勤が急増 フランスで経済麻痺の恐れ]という報道

 


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オミクロン株で欠勤が急増 仏で経済麻痺の恐れ

テレ朝news 2021/12/24

フランスで、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大により、隔離される人が急増することで経済が麻痺する恐れが指摘されています。

フランスの新規感染者は23日、9万1608人と過去最悪を記録しました。

パリでは過去1週間で市民の100人に1人が新たに感染した計算だということです。

地元メディアによりますと、政府の諮問機関は来月にはさらに感染が広がり、濃厚接触者を含め仕事を休む人が増加し、スーパーや交通、病院など社会が混乱する恐れがあると警告しました。

症状の度合いを考慮し、隔離措置について考え直す必要性にも言及しました。

フランスではオミクロン株の場合、濃厚接触者は最短でも7日間、隔離する必要があります。

アメリカ政府、メルク社のコロナ飲み薬「モルヌピラビル」の緊急使用を許可

 

[参考記事] 米メルクのコロナ経口薬「モルヌピラビル」がヒトDNAに突然変異を起こし、胎児に先天性欠損症を引き起こす、あるいは大人にガンを引き起こす可能性を米ノースカロライナ大学が論文で発表 (In Deep)


米、メルクのコロナ飲み薬許可

共同 2021/12/24

米食品医薬品局(FDA)は23日、米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症用の飲み薬「モルヌピラビル」の緊急使用を許可した。前日に許可したファイザー製の「パクスロビド」が偽薬と比べて重症化を9割減らす効果を示したのに対し、モルヌピラビルは3割と低く、「他の治療手段がない患者に使う」と限定した。

また、骨や軟骨の成長に影響する可能性があるとして、17歳以下の子どもは除外した。胎児への影響も懸念し、妊娠中の使用は推奨しないとした。対象患者は軽度から中程度の症状がある成人で、発症から5日以内に服用を始め、入院や死亡の回避を狙う。

ローマ教皇庁(バチカン)が職員と従業員にワクチン接種命令

 

(※) クリスマスイヴの前日というのが粋ですね。


ローマ教皇庁もワクチン接種命令

時事 2021/12/24

カトリック総本山のバチカン(ローマ教皇庁)は23日、新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませたか感染後に回復したことを示す証明を取得するよう、教皇庁職員や従業員に命じた。「健康に関する事態悪化」を受けた措置。

パロリン国務長官の指示文書によると、証明を持たない職員らは職場に立ち入ることができず、その間の給与も支払われない。従来は感染検査の陰性証明があれば、職場に入ることができた。

[ベトナムまた感染者急増]という報道

 


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日本企業に再び供給網混乱の現実味、ベトナムまた感染者急増

ロイター 2021/12/23

生産拠点が集積するベトナムで新型コロナウイルスの感染が再び急拡大し、復旧しつつある日本企業の供給網(サプライチェーン)に影響が出始めた。経済活動が止まった今夏のような厳格なロックダウン(都市封鎖)を避けるよう、日本企業はベトナム側に働きかけてきたが、足元の新規感染者数は過去最多を更新。夏から秋に起きた混乱を脳裏に浮かべながら今後の成り行きを見守っている。

<「もう経済を止めるな」>

ロイターの集計によると、ベトナムの新規感染者数は1日平均1万7993件。他の東南アジア各国がピーク時を大きく下回る水準で抑え込みに成功しているにも関わらず、同国は11月29日に今夏のピークを突破し、12月に入って勢いが増してきた。

地方の出稼ぎ労働者を中心に、十分な仕事がないことや感染を避けるため、いったん都市部から退避する「コロナ疎開」とも言える事態も発生。人手が確保できずに一部で工場が止まり始めた。

現地の日本大使館によると、首都ハノイは市内の複数地域で感染リスク評価を4段階中2番目に高い「レベル3」に引き上げた。最高の「レベル4」となれば、交通制限や隔離といった規制措置が行われる。

進出する日本企業関係者の脳裏には、今夏に起きたサプライチェーンの混乱がよみがえる。ベトナム政府が実施したロックダウンは食料品の買い出しまで制限する世界的にも極めて厳しいもので、国内の経済活動はほぼ全面停止。7─9月期の国内総生産(GDP)は過去最大の落ち込みを記録し、日本企業も調達先の工場が止まるなどして大きな打撃を受けた。

1000社超が加盟するホーチミン日本商工会議所が11月にしたアンケートによると、半数の企業で今夏の操業率が50%を割り込んだ。ある外食チェーンの社長は「経済を止めることだけは、もうやめてほしい」と訴える。

<ロックダウン解除後に第5波>

グローバルサプライチェーンへの参画で経済成長を目指すベトナム政府は、進出する日本企業と定期的に対話の場を設けている。ファム・ミン・チン首相やマイ・ティエン・ズン政府事務所長(官房長官)ら、政府高官も出席して投資環境の向上に向けて耳を傾けており、日本側はこうした場を通じてコロナ規制の緩和を要望してきた。

現地で複数の拠点を展開する日本電産もその1社で、永守重信会長は10月の決算会見の席上、「(従業員数)5000人の工場で、ひとりでも感染者が出たら閉鎖というのはやり過ぎだ。そんなことをしてたら工場が全部出ていきますよ、と(ベトナム側に)再三言った」ことを明らかにした。

景気の冷え込みを危惧したベトナム政府は、9月に厳格なロックダウンを緩和。経済活動が正常化し始めた矢先、再びコロナの波が襲った。12月から挽回生産で日本国内の工場をすべて稼働する予定だったトヨタ自動車は、ベトナムの調達先で従業員の出勤率が低下していることなどを理由に、一部のラインを再び停止する事態に追い込まれた。影響は1月も続くとみている。

<代替できない投資先>

日本企業はここ20年、市場開放を進めたベトナムとの関係を急速に強めてきた。1990年に50位だった日本の対ベトナム貿易取引額は2020年に7位まで浮上し、中国一極集中リスクの分散先として代表的な存在だったタイに肉薄している。

依存度を高めたことによるリスクがコロナで顕在化したものの、政治の安定や高い教育水準などは代替できないとみる日本企業が少なくない。半導体製造装置やロケットなど幅広い分野へバルブを提供するフジキン(大阪府大阪市)の野島新也社長は「地政学的にも経済的にも安全で安心な国。世界のサプライチェーンの中で、重要な役割を果たせる国だと感じる」と話す。

ホーチミン日本商工会議所のアンケートによると、コロナの感染拡大以降にベトナム国外へ移転した企業は、一時退避を含めても10%程度にとどまっている。今回の感染者の急増には「ある程度のロックダウン再開はやむを得ない状況となりつつあるが、前回のような超厳格措置はないようにしてほしいし、ないと信じている」(現地日本企業の幹部)との声が出ていた。

日本貿易振興機構(ジェトロ)の中島丈雄ハノイ事務所長は「今夏のサプライチェーンの混乱で、進出国への支援が重要であることが明らかになった。日本政府もワクチンを多数供与したが、進出を決めたらその国の発展を支援する、相互協力が必要になる」と指摘する。

日本の人口減少が加速度的に進行中。厚生労働省人口動態統計速報(令和3年10月分)より

 


人口動態統計速報(令和3年10月分)

厚生労働省 2021/12/21

人口動態統計は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の各事象について、各種届出書等から人口動態調査票が市区町村で作成され、これを収集し集計したものである。

速報の数値は調査票の作成枚数であり、日本における日本人、日本における外国人、外国における日本人及び前年以前に発生した事象を含むものである。

そのうち、日本における日本人についてまとめたものが人口動態統計月報(概数)であり、この月報(概数)に若干の修正を加えたものが人口動態統計年報(確定数)である。