韓国で1日の新たな死者数・重症者数が過去最多を記録

 


韓国の新規感染者、再び「4000人台」に上昇…重症患者・死者が「過去最多」

wowkorea.jp 2021/11/27

韓国の新型コロナウイルスによる一日の新規感染者が、3日ぶりに再び4000人台に上昇した。また、重症患者・死者数は過去最多を記録するなど「段階的日常回復(ウィズコロナ)」に赤信号が灯った。

疾病管理庁の中央防疫対策本部は「きょう(27日)の0時基準での一日の新規感染者は4068人発生した」と明らかにした。これは、前日午前発表の3901人より167人多く、1週間前である20日の3205人より863人多い数値であり、2週間前である13日の2324人よりも1744人多い数値である。また今回の数値は、これまでで2番目に多い一日の発生数となった。

重症患者は634人・死者は52人で、両方とも過去最多を記録した。

このような状況の中、来週29日に韓国大統領府で予定されている文在寅大統領主宰の「新型コロナ対応特別防疫点検会議」の結果が注目されている。

韓国大統領府の報道官は昨日、「文大統領が新型コロナの状況と段階的日常回復を点検する次元で、特別防疫点検会議を主宰する」と会見で明らかにした。この会議では、高齢層を中心に大きく増加している重症患者に対するブースター接種(追加接種)の施行と、病床拡充・これまでの4週間の段階的日常回復の施行について評価する予定だ。

米ニューヨーク州が感染拡大とオミクロン株に対して非常事態宣言を発令

 


コロナ再拡大で緊急事態宣言 不要不急の医療制限 – 米NY州

時事 2021/11/27

米東部ニューヨーク州のホークル知事は26日、新型コロナウイルスの感染者が再び増加傾向にあるとして、緊急事態を宣言する知事令を出した。病床や医療従事者を確保するため、不要不急の医療行為を制限できるようになる。

12月3日から適用され、来年1月15日に状況を再評価して延長の有無などを検討する。ホークル知事は声明で、南アフリカなどで新たに確認された変異株(オミクロン株)は「まだニューヨーク州内では確認されていないが、近づいてきている」と指摘。「来る冬に感染が急増する兆候がある。その備えとして本日、病院の収容能力を拡大する緊急措置を発表する」と述べた。

ベルギーで南アフリカ変異株オミクロンの感染が確認される 欧州で初

 


ベルギー、南ア新変異株の感染確認 欧州で初

ロイター 2021/11/26

ベルギーのフランク・ファンデンブルック保健相は26日、南アフリカで感染が広がっている新型コロナウイルスの新たな変異株「B.1.1.529」による感染を国内で確認したと発表した。欧州域内で新たな変異株の感染が確認されたのは初めて。

トルコ経由でエジプトに旅行していた成人女性が帰国から11日後にインフルエンザのような症状を呈したため、今月22日に検査を受けたところ陽性反応が見られ、新たな変異株が検出された。この女性はワクチン未接種者だが、現時点で重症化する兆候はないという。

女性の家族に症状が出た人はいないが、検査を受けているとした。

ベルギーのデクロー首相は感染第4波抑制に向け、27日から3週間にわたりナイトクラブの営業を停止するほか、レストランやバーの営業時間を午後11時までとし、1テーブル当たりの収容人数を最大6人までにすると発表。冠婚葬祭を除き個人的なパーティーや集会も禁止するとした。

[梅毒患者が過去最多]という沖縄タイムズの報道

 

(※) 参考論文

ケニアのマリンディの女性セックスワーカーにおけるヒトヘルペスウイルス8型、ヒト免疫不全ウイルス-1、および梅毒の有病率とリスク要因
Prevalence and Risk Factors of Human Herpes Virus Type 8 (HHV-8), Human Immunodeficiency Virus-1 (HIV-1), and Syphilis among Female Sex Workers in Malindi, Kenya


コロナ禍のさなかに…梅毒患者が過去最多 異性間の感染53%

沖縄タイムス 2021/11/26

沖縄県内で今年確認された梅毒の患者数が21日時点で77人(男性58人、女性19人)となり、感染症法による全数報告が義務付けられた1999年以降で最多を更新したことが分かった。エイズウイルス(HIV)との重複感染も17人いた。県ワクチン接種等戦略課は「早期発見・早期治療が重要。パートナーと一緒に検査を受けて」と呼び掛けている。

女性の感染者19人もこれまでで最多。特に20代が9人と多く、妊娠中の人は5人いた。例年、男性の感染者の割合が高いが、2015年以降は女性の感染も目立っている。

感染経路は性的接触がほとんどで、異性間が全体の53%、同性間が35%を占めた。

梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌による感染症。性器や肛門、口にしこりができたり、全身に発疹が出たりする。胎盤を通して胎児に感染し、先天性梅毒になることもある。

早期発見すれば薬物治療で完治が可能だが、放置すれば脳や心臓に重大な合併症を引き起こし、最悪のケースでは死に至る。

県内の保健所では無料・匿名で検査を受けられるが、新型コロナウイルスの影響で休止している場合がある。詳細は各保健所のホームページで。

[韓国、感染者の64%「ブレイクスルー感染」]という報道

 


韓国、感染者の64%「ブレイクスルー感染」…「高齢者は速やかに追加接種を」

読売新聞 2021/11/26

韓国の クォン・ドクチョル保健福祉相は26日、最近の韓国の新型コロナウイルス感染者のうち、64%がワクチン接種者が感染した「ブレイクスルー感染」だったと明らかにした。60歳以上の感染者では、比率が85%に上るという。

この日行われた政府の新型コロナ対策会議で、今月7~13日に確認された感染者を分析した結果を明らかにしたものだ。権氏は「重症化リスクが高い高齢者は速やかに追加接種を受けてほしい」と呼びかけた。

保健当局によると、ワクチンの予防効果は接種から4~5か月で低下する。重症者の約84%を60歳以上が占めているという。韓国政府は追加接種時期について、60歳以上は2回目接種の4か月後、50歳代は5か月後に前倒しした。韓国のワクチン接種率は26日の発表で79・4%に達するが、副反応などを恐れ、追加接種に消極的な人もいるという。

[南アフリカで新たな変異ウイルス確認 感染力高い可能性]という報道

 

(※) この変異株は、報道では「B.1.1529」とされていますけれど、スパイクタンパクに以下の 32の変異が見つかっています。このすべてに現行ワクチンは無効と見られます。

これまで見つかったB.1.1529変異株でのスパイク変異
A67V, Δ69-70, T95I, G142D/Δ143-145, Δ211/L212I, ins214EPE, G339D, S371L, S373P, S375F, K417N, N440K, G446S, S477N, T478K, E484A, Q493K, G496S, Q498R, N501Y, Y505H, T547K, D614G, H655Y, N679K, P681H, N764K, D796Y, N856K, Q954H, N969K, L981F, NSP3 – K38R, V1069I, Δ1265/L1266I, A1892T; NSP4 – T492I; NSP5 – P132H; NSP6 – Δ105-107, A189V; NSP12 – P323L; NSP14 – I42V; E – T9I; M – D3G, Q19E, A63T; N – P13L, Delta;31-33, R203K,G204R (thailandmedical.news


南アフリカで新たな変異ウイルス確認 感染力高い可能性

日本経済新聞 2021/11/26

南アフリカの国立伝染病研究所などは25日、同国で新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスが確認されたと発表した。従来の変異ウイルスに比べて複数の変異が生じており、免疫反応をくぐり抜けて高い感染力を持つ恐れがあるという。英国は発表を受け、南アへの渡航を制限する考えを明らかにした。

南アでは首都プレトリアや最大都市ヨハネスブルクなどで、若者を中心に22人の感染が確認されるなど感染例が増えている。隣国のボツワナや香港でも見つかっており、このうち香港のケースは南アからの渡航者だった。

ウイルスの表面にある突起状の物質「スパイクたんぱく質」に30カ所以上の変異が入っているという。人間の免疫は同部位を狙ってウイルスの排除を試みるため、変異によっては免疫反応が起こりにくくなる恐れがある。これまでの変異ウイルスよりも、さらに脅威が高まっているとの見方が出ている。

英政府は25日、南アとの間に渡航制限を設ける考えを明らかにした。南アと周辺の計6カ国から直行便を禁止するほか、英国への渡航者については、近く10日間の隔離期間も行う見通し。イスラエルも南アや周辺国からの渡航を原則禁止したと現地メディアが報じた。

世界保健機関(WHO)は26日にも緊急会合を開き、新たな変異ウイルスの危険性について議論する。

循環器系で世界トップの医学誌に「mRNAワクチン接種後は、死産の割合が29倍に」という論文が掲載

 

(※) そのうち翻訳したいとも思っています。


論文(英語)は以下にあります。

Abstract 10712: Mrna COVID Vaccines Dramatically Increase Endothelial Inflammatory Markers and ACS Risk as Measured by the PULS Cardiac Test: a Warning

紹介していた記事は以下です。

Latest devastating news on the vaccine

死産の増加について医学論文で明確にされたのは、これが初めてのような気がします。

[鯨肉初の機能性表示食品 共同船舶]という報道

(※) いやまあ別にあれなんですが、小学、中学と給食での一番人気が「クジラの竜田揚げ」だったもので、思い出しました。40年くらい前までは、クジラはポピュラーな食材でした。


鯨肉初の機能性表示食品 共同船舶

健康産業新聞 2021/11/25

共同船舶(東京都中央区)は今年10月、『凍温熟成鯨赤肉』『鯨本皮』の2商品が、鯨肉商品初の機能性表示食品として受理された。関与成分は、それぞれイミダゾールジペプチド(バレニン・アンセリン・カルノシン)とDHA。「疲労感・ストレスの軽減」「記憶力の維持」を訴求する。同社は国内最大の捕鯨業者であり、鯨肉に豊富なバレニンの研究、『クジラエキスB8』の原料供給に注力してきた。同社営業課課長代理の三平梢氏に話を聞いた。

── 届出の経緯は

当社では創業以来、民間の捕鯨会社として、調査捕鯨に注力し、美味しい鯨肉の普及に取り組んできました。ただ国内の鯨肉市場は、縮小傾向にあり、19年に日本近海での商業捕鯨再開後は、捕鯨枠が減らされたことで鯨肉の供給量、価格ともに減少しています。

このままでは、日本の鯨肉市場は失われてしまう。当社では鯨の機能性研究、新生産技術の開発を進めることで、鯨肉の評価を高めようと考えました。鯨肉には赤肉にイミダゾールジペプチド(特にバレニン)、本皮にはオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれています。これらの成分を活用した機能性表示食品が実現できないか。約5年間をかけて、研究を進めました。

── 製品の特徴は

これまでに大学との共同研究で、バレニンの抗疲労・自律神経の調整作用をはじめ、認知機能・作業効率・集中力の向上、抗うつ、免疫賦活――などの有効性が明らかとなりました。

また鯨油に含まれるDHAには記憶を維持する効果が確認されています。私たちは、独自に鯨油の摂取により脂質合成酵素FAS遺伝子の発現抑制、血中の脂質を減少させる可能性を明らかとしました。

こうした研究成果を基に、昨春から機能性表示食品の届出準備を開始。本年10月に『凍温熟成鯨赤肉』『鯨本皮』の2商品が無事に受理されました。

── 今後の展開は

当面は、自社のオンラインサイトで販売していきます。私たちの仕事は、事業者向けの卸業がメインとなりますので、2商品の売上・出荷目標などはありません。今回の届出をモデルとして、お客様の届出をサポートすること、鯨のブランディングにより販促支援につながればと、考えております。

現在、バレニンの筋力向上効果、鯨油の脂質代謝改善について臨床を進めており、来年1月には研究報告する予定です。今回受理された疲労感軽減、記憶力維持以外の研究データの活用、缶詰やプロテインなど加工食品分野での届出についても今後、検討していきます。

慶応大の研究で海藻のフコイダンのコロナへの高い阻害活性を確認

(※) 参考記事 1918年のスペインかぜで日本の致死率が著しく低かった理由を探っているうちに突き当たった「抗ウイルス策あるいはサイトカインストーム防御策」。それは海藻とフコイダンに (In Deep)


海藻のぬめり成分が新型コロナに高い阻害活性。「フコイダン」が抗ウイルス薬候補に

ニュースイッチ 2021/11/25

抗ウイルス薬候補・吸着マスク開発期待

慶応義塾大学の高橋大介准教授、戸嶋一敦教授らは海藻のぬめり成分である硫酸化多糖「フコイダン」の新型コロナウイルスへの高い阻害活性を確認した。大阪大学との共同研究。フコイダンの基本となる硫酸化四糖を系統的に有機合成し、新型コロナのスパイクたんぱく質との結合性を評価。同たんぱく質に結合しやすい硫酸化パターンが判明した。抗ウイルス薬の候補物質やウイルス吸着マスクの開発につながる。

天然のフコイダンは新型コロナの阻害活性が報告されているが、さまざまな構造の混合物であるため多糖のどの構造が効いているか分からなかった。そこで硫酸化の部位を精密に制御した四糖を12種類合成してスパイクたんぱく質の阻害活性を評価した。

その結果、九つの水酸基が硫酸化された構造で高い阻害活性が得られた。阻害定数は3マイクロモル濃度(マイクロは100万分の1)。たんぱく質の変異体へは6マイクロ―10マイクロモル濃度。血液凝固因子「FXa」への阻害作用がないことも確認した。

フコイダンには抗がん作用や抗菌作用などが報告されており、これらは副作用になり得る。天然のフコイダンをそのまま薬にすることは難しい。精密合成して分子構造が明らかな硫酸化四糖で抗ウイルス作用の部位を特定できると医薬品の候補物質になり得る。

また、ウイルス吸着マスクなど体内に摂取しない形態の予防策では、結合性や吸着性能を評価する基準が必要だった。硫酸化四糖と比べることでフコイダン材料の活性を定量的に示せる。

詳細は慶大が12月10日にオンラインで開く「第22回慶応科学技術展」(慶応テクノモール2021、日刊工業新聞社後援)で発表する。

フランスでワクチンパスポートにブースター接種必須に

 


仏で規制強化 ワクチンパスにブースター接種必須に

テレ朝news 2021/11/26

新型コロナウイルスの感染が再拡大するフランスで、ブースター接種を受けなければワクチンパスポートが無効になると発表されました。

フランスのベラン保健相は25日、来年1月15日以降はブースター接種を受けていなければ飲食店に入る際などに必要なワクチンパスポートが無効になると発表しました。

接種完了から7カ月以上経つすべての成人が対象です。

また、ブースター接種の対象者も接種完了から5カ月以上経つすべての成人に広げました。

一方、イタリアでは来月から未接種者は陰性証明を持っていてもレストランや映画館などの利用が禁止されるなどヨーロッパで規制強化の動きが加速しています。

大阪府の60代以上感染者、54%が「ブレイクスルー感染」

 


大阪府の60代以上感染者、54%が「ブレイクスルー感染」…ワクチン効果薄まる

読売新聞 2021/11/25

大阪府は25日、今月感染が判明した60歳代以上の98人のうち、ワクチンを2回接種し、14日以上経過した後の「ブレイクスルー感染」が54・1%(53人)を占めたことを明らかにした。接種から時間が経過し、ワクチンの効果が薄まっていることが原因とみられる。

40~50歳代は29・5%、20~30歳代は19%で、接種が早く始まった高齢者の割合が高かった。

府は今後、高齢者の間で感染が広がり、軽症、中等症の入院患者が増加する可能性があるとして、政府が原則「8か月以上」としている3回目のワクチン接種までの間隔を、高齢者施設などに対しては「6か月以上」に短縮するよう政府に要請することを決めた。

母体が「37℃」に体温維持されていることが胎児の神経の成熟に重要であることを日本の研究が突き止める

 

(※) 参考記事 人間の体温は19世紀以来、一貫して「下がり続けている」ことが判明。ついでに「人間の体温を維持しているのは腸内細菌」であることも知る (In Deep)


母体の体温維持が胎児の神経の成熟に重要…阪大・京大等

リセマム 2021/11/25

胎児の神経の成熟には母体の体温が37度で厳密に維持されていることが重要であることが、大阪大学らの研究グループによって明らかになった。神経細胞を形成する仕組みが温度によって精密に制御されていることを発見した。

大阪大学、京都大学、早稲田大学等の共同研究グループは、細胞の形づくりに関わるタンパク質と、温度に応じた力の制御に着目し、神経細胞の成熟に重要な細胞内の仕組みが、温度によって精密に制御されることを発見した。

2021年のノーベル医学・生理学賞では、体内のある特定の種類のタンパク質が、それぞれの温度範囲を担当する温度センサーであることを見出したことが受賞理由の1つとなったが、精製したタンパク質は熱に弱く、機能を失いやすいため、体温付近での性質を調べるのが一般に困難だった。

研究グループでは、赤外レーザーを用いた素早く精密な温度操作技術を顕微鏡による計測技術と組み合わせることで、体温付近での実験に成功。その結果、37度付近でのみ、神経細胞が力を出し、形を変えるときに働くタンパク質に、温度を制御する能力があることを発見した。

この発見により、母体の体温の精密な制御には、タンパク質が出す力を整え、神経系の正常な成熟を支える役割があることが示唆され、母体の体温が37度で厳密に維持されていることが、胎児の神経の成熟に重要であることがわかるという。

同研究成果は、アメリカ化学会(ACS)発行の「Nano Letters」(オンライン)に、2021年11月9日より公開されている。

フランス、ブースターショット対象を全成人に拡大

 

> ワクチン未接種者のPCR検査の有効期間は1日となる。

> レストランやカフェ、映画館、美術館など公共施設への入場に必要な衛生パス発行の条件は徐々にブースター接種を含むこととなるという。


フランス、コロナワクチンのブースター接種対象を全成人に拡大へ

ロイター 2021/11/25

フランスは、新型コロナウイルスの新たな感染拡大の波抑制のため、ワクチンの3回目の追加接種(ブースター接種)対象を全成人とするほか、マスク着用義務の強化や衛生パスチェックの厳格化などの対策を講じるとみられている。

ベラン保健相が25日に記者会見を行なう。

政府は24日、社会的距離規則の強化とブースター接種加速に注力する方針を示す一方、一部欧州諸国で再度行われているロックダウンは避けたい考えを示した。

BFMテレビとフィガロ紙によると、摂取完了からブースター接種までの間は6カ月から5カ月に短縮され、ワクチン未接種者のPCR検査の有効期間は1日となる。

レストランやカフェ、映画館、美術館など公共施設への入場に必要な衛生パス発行の条件は徐々にブースター接種を含むこととなるという。

[豚熱ワクチン空中散布]という報道

 

(※)どんな経口ワクチンだかは知らないですけれど、大気の流れで人にも流れていくと思うのですが。


豚熱ワクチン空中散布 栃木県が日光、那須塩原などで

下野新聞 2021/11/25

豚熱(CSF)対策として、栃木県などは24日、ヘリコプターによる野生イノシシ向け経口ワクチンの空中散布を始めた。30日までの予定。日光市など3市2町の国有林約160平方キロメートルに8千個を散布する。

県内での空中散布は3月以来4度目。前回に続いて県や市町、畜産関係団体による「県CSF感染拡大防止対策協議会」が主体となり、民間のヘリで実施する。散布エリアは他に那須塩原市、大田原市、那須町、那珂川町。

野生イノシシを巡っては県内でこれまで62頭の豚熱感染が確認されている。このうち本年度が53頭と、大部分を占める。直近では今月9日に大田原市で確認された。

24日は、日光市藤原の希望が丘公園を拠点に実施された。作業員らがワクチンを入れた筒状の容器を積み込んだ後、ヘリが散布エリアへ飛び立った。

県畜産振興課の小倉武夫(おぐらたけお)家畜防疫班長は「本年度に入って急激に野生イノシシの感染例が増えており、対策の重要度が増している。できる限りの対策を進めたい」と話した。

[柳家紫文さん死去 63歳 ネフローゼ症候群]という報道

 

(※)参考論文
特発性ネフローゼ症候群の発症時のヘルペスウイルスの有病率
Prevalence of herpesviruses at onset of idiopathic nephrotic syndrome

上の論文に対しての参考記事

数年後の社会 : 双極性障害、大うつ病性障害、統合失調症、アルツハイマー病… ヒトヘルペスウイルス6の再活性化が及ぼす広い影響に戸惑うばかり (In Deep)


柳家紫文さん死去 63歳 ネフローゼ症候群

デイリー 2021/11/25

三味線漫談家の柳家紫文さん(やなぎや・しもん)が19日午前にネフローゼ症候群のため死去した。63歳。25日に落語協会が公表した。葬儀は近親者で執り行った。

群馬県出身。1988年に岸澤式祐の芸名で常磐津三味線方として歌舞伎に出演。1995年に二代目柳家紫朝に入門。「歌舞伎座と寄席の本興業に出演している、歴史上唯一無二の三味線弾き」と銘打って活動。国立花形演芸大賞銀賞などを受賞。

韓国の新型コロナ重症患者が612人となり過去最多に

 


新型コロナ重症患者612人、過去最多=韓国

wowkorea.jp 2021/11/25

韓国で、新型コロナ重症患者が、著しく増加している。

25日、韓国中央防疫対策本部によると、同日0時基準、在院中の重症患者は、前日比26人増加し、612人となった。前日(24日)に、586人の史上最多値を記録してから、一日で記録を更新した。

新規感染者も、韓国内発生3917人、海外流入21人など、3938人と歴代2番目に多い感染者が出た。一日の新規感染者の最多記録は、前日の4115人だ。死亡者数も、段階的日常回復(ウィズコロナ)以後、最多の39人が発生した

EU保健当局が「欧州の全成人にブースターショット」を促す

 


「全成人に追加接種を」 6カ月経過後を推奨 – EU保健当局

時事 2021/11/25

欧州連合(EU)の欧州疾病予防管理センター(ECDC)は24日、新型コロナウイルス感染再拡大を受けて声明を出し、ワクチンを接種完了者に追加投与する「ブースター接種」を全ての成人を対象に実施するよう各国に促した。

EUでは全人口の65%超への接種を完了している。ただ、未接種者だけでなく、時間経過で免疫が低下した接種完了者にも感染が広がる現状を考慮。

特に40歳以上を優先し、接種完了から少なくとも6カ月経過後に追加接種することを推奨した。

[秋サケが記録的な不漁 漁業者も鮮魚店も頭を悩ます 宮城・南三陸町]という報道

 


秋サケが記録的な不漁 漁業者も鮮魚店も頭を悩ます 宮城・南三陸町

KHB 2021/11/24

シーズンを迎えている秋サケについてです。2021年は、記録的な不漁だった前の年を更に大幅に下回る深刻な状況となっています。

宮城県内有数のサケ漁の拠点、南三陸町の志津川港です。この日の水揚げは163キロと、例年の1割ほどに留まりました。

県によりますと、県全体のサケの水揚げ量は、ピークの2008年には約1万トンでしたが、ここ数年は減少傾向で2020年は457トンと平成以降で最低となりました。

更に2021年は、11月10日現在で57トンと、前の年の同じ時期のわずか8分の1と、一層深刻な状況になっています。

竜神丸後藤長弥船頭「初めてじゃないかね、こんなに少ないのは。宮城県、岩手県にしたら幻の魚になっていくんじゃないかなと」

県によりますと、海水温の上昇などが原因とみられますが、詳しいことは分かっていないということです。

この記録的な不漁に、鮮魚店も頭を悩ませています。例年ならこの時期、秋サケを主力商品として、イクラを使った丼物や加工品を提供しています。

山内鮮魚店山内正文社長「価格はもうべらぼうな相場だからね。こんなに少なくなっちゃうと希少価値が高くなっちゃってね」

2021年の浜値は、不漁になる前の3年前と比べサケは3倍以上、イクラは4倍ほど。この価格の高騰に買い物客は。

買い物客「(サケ1尾)1万円超えはちょっと手が出ないです。高級魚になっちゃったね」

山内鮮魚店山内正文社長「水産物が全部だめなんですよね。イカもだめ、サンマもダメそしてサケもダメと、タコも若干高いですからね。水産関係を取り巻く環境は非常に厳しいんですけども、コロナも含めてなんとか乗り切って頑張っていきたいなと思っています」

[全斗煥元大統領の死因はファイザー副反応?「ワクチン接種後、血液がん発症の疑い」]という韓国報道

 


全斗煥元大統領の死因はファイザー副反応?「ワクチン接種後、血液がん発症の疑い」=韓国報道

wowkorea.jp 2021/11/24

23日、チョン・ドゥファン(全斗煥)韓国元大統領が死去した中、全氏の最側近として知られるミン・ジョンギ元大統領府公報秘書官が「新型コロナウイルスファイザー製ワクチン接種後、血液がんを発症していた」と主張した。

23日、ミン氏はJTBCとのインタビューで「その注射(ファイザー製ワクチン)を受けた後、少しして(全元大統領と)会ったのだが、完全に衰弱したようすだった」とし、「どうしたのですか?と聞くと、ファイザー製ワクチンを接種した翌日から10日間ずっと食事がとれなかったと話してくださった」と説明。

また「体重が10キロ以上落ち、その後、診察を受けてみると白血病と診断されたという。しかし、(全元大統領)1人だけそうなのではなく、ほかにも同じような副反応を示した人が相当いると聞いた」と主張した。

これに先立ち、全元大統領は23日午前8時40分ごろソウル市内の自宅で死去した。享年90歳。

全元大統領の死因は現時点では公式発表されていないが、ことし8月セブランス病院に入院し、慢性骨髄腫との診断を受けて治療を受けていた。

[韓国、新型コロナ新規感染 4116人、初の 4000人台…「首都圏に非常計画発動検討する状況」]という報道

 

(※) 韓国は感染数と共に「死者数」も過去最大を更新し続けているのが特徴的です。


ourworldindata.org


韓国、新型コロナ新規感染4116人、初の4000人台…「首都圏に非常計画発動検討する状況」

中央日報 2021/11/24

今月1日に「段階的日常回復」を始めてから増加が続いていた新型コロナウイルスの新規感染者数が24日には4000人台に急増した。新型コロナウイルス流行後初めての4000人台だ。

中央防疫対策本部はこの日午前0時基準で新規感染者が4116人増え、累積42万5065人になったと明らかにした。

前日の2699人より1417人増え、これまでの最多記録だった18日の感染者数3292人を6日で大きく上回った。

1週間前である先週火曜日の3187人より929人多い。

感染者数が急増して重症患者と死亡者数も大きく増えた。

この日集計された重症患者数は586人で前日の549人より37人増え、やはり最多を記録した。

死亡者数も35人で、7月に第4波が始まってから最も多い。累積死亡者数は3363人で、韓国の平均致死率は0.79%だ。

新規感染者の感染経路を見ると、市中感染が4088人、海外流入が28人だった。

金富謙(キム・ブギョム)首相は24日午前の中央災害安全対策本部会議で、「首都圏だけ見ればいつでも非常計画発動を検討しなければならない状況。何より重症患者病床をはじめとする首都圏の医療対応余力を回復させることが急務だ」と話した。

[湘南の23歳ブラジル人MFオリベイラ選手が死去 原因は「心臓発作」と母国クラブが発表]という報道

 

以下のような報道もありました。

世界に衝撃!「心臓の問題」で離脱中のバルサFWアグエロ、現役引退を決断と現地報道!来週の会見で正式発表か

世界中で同じことが起きています。参考記事です。

欧米を中心としたサッカー選手などのアスリートたちに、試合中の「心停止による突然死」が異常なペースで続いていることから考えることは」(In Deep)

FIFA所属のサッカー選手の試合中などの「心臓突然死」が2021年に 500%増加したとイスラエルのメディアが全リスト付きで詳細な数を報じる」 (地球の記録)


湘南の23歳ブラジル人MFオリベイラ選手が死去 原因は「心臓発作」と母国クラブが発表

スポーツ報知 2021/11/24

J1湘南のブラジル人MFオリベイラ選手が急逝したと、元所属先の同国1部アトレチコ・パラナエンセが現地時間23日に発表した。同クラブによると、心臓発作によって亡くなったという。

23歳のオリベイラ選手は、15年からコリチーバ、アトレチコ・パラナエンセ、インテルナシオナルでプレー。ブラジルU―15やU―17代表の主将を務めた経験もある。

19年7月に九州リーグの宮崎に加入。昨年1月に湘南へ完全移籍で加入し、そのままJFLのFC大阪に期限付き移籍。同10月に復湘南へ復帰し、リーグ戦1試合に出場した。力強い対人守備や展開力が武器のボランチで、今季はリーグ戦2試合、ルヴァン杯8試合に出場していた。

人口約3万人のサンパウロ州バストス市出身。元イタリア代表のMFピルロに憧れ、「ブラジルはクラブとしても財政的に厳しい」と来日し、日本で2年半プレーしてきた。明るい性格で親しまれ「少しでも日本に長くいたい。ゴールを決めたり、ファンから愛されるような選手になりたい」と活躍を誓っていたが、23歳という早すぎる死を迎えた。

J1残留へ今季リーグ2試合を残すクラブに、突然の悲報が襲った。