ロシアが、10月10日の攻撃で執拗にウクライナの電気インフラを攻撃目標にした目的のひとつがこれのようです。
(参考報道) ウクライナにミサイル攻撃をおこなった場所は15地点。主にインフラ施設。そのマップ (2022/10/10)
ウクライナがEUへの電力輸出停止、ロシアによるインフラ攻撃で
ロイター 2022/10/11
ウクライナのエネルギー省は10日、国内のエネルギーインフラがロシアに攻撃されたとして、欧州連合(EU)への電力輸出を停止すると発表した。
同省はウェブサイトに掲載した声明で「本日、火力発電所と変電所がミサイル攻撃を受け、自国のエネルギーシステムを安定させるため、11日以降の電力輸出の停止を余儀なくされた」と明らかにした。
ハルシチェンコ・エネルギー相はテレビに対し、エネルギーシステムへの攻撃は「戦争全般を通じて最大規模」だったとし、供給網全体に対するミサイル攻撃は代替供給をできる限り困難にする意図があったとの見方を示した。
ウクライナは6月、ロシアによる侵攻開始以来最大のエネルギー輸出先となっている欧州連合(EU)に電力を輸出することにより、年内に15億ユーロ(14億5000万ドル)の調達を目指す意向を示していた。